9310138妖怪ウォッチブームは長く続かなかった。業界関係者たちもブームの終焉は折り込み済みで、翌年は反動減を恐れていた。ふたを開けてみれば15年の売上は前年度比で見れば99パーセントと下がったものの、玩具業界全体の市場規模は8000億円の大台をキープした。



妖怪ウォッチやアナ雪のブームが去っても、玩具業界の売上が激減しなかった理由はどこにあるのだろうか。

業界関係者 「トレーディングカードゲーム人気に加え、玩具業界の売上を牽引したのは「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」「シルバニアファミリー」といった20年以上も昔から子供たちに親しまれている玩具です。


大きなブームとなった「妖怪ウォッチ」



「東京おもちゃショー」でバンダイは、放送開始50周年を迎える「ウルトラマン」の巨大像をブース正面に展示。シニア層を取り込もうという戦略が透けて見えるが、ウルトラマンよりも力を入れているのは「たまごっち」だ。

バンダイ関係者 「今年で販売開始20周年を迎えるたまごっちは、30代の男女なら一度はプレイした経験を持つ。遊んだことがある経験は、子供にオモチャを買い与えるときに大きなアドバンテージになる」


たまごっち 新商品が発売



こうしたレガシーを生かした販売戦略を打ち出しているのは、バンダイばかりではない。タカラトミー、エポック社も同様だ。

業界関係者 「親は自分が遊び慣れた玩具を買い与える傾向にあります。そのため老舗メーカーの玩具は強い。そうした老舗の定番商品が、結果として業界全体の売上を伸ばしているのです」・・

詳細は(source: インフォシーク - 妖怪ウォッチは即ブーム終了、リカちゃん・たまごっちは20年以上も売れ続けている謎

東京おもちゃショー2016に行ってきました。タカラトミー編