春香・響「がなはるトーク!」??「にゃあ」
我那覇響「この番組は毎回ゲストを招き、ゲストとともにあるテーマに沿ってトークする番組だぞ……」
春香「あれ? 元気ないね響ちゃん」
響「実はな、昨日遂に奴が出たんだよ……」
春香「奴?」
響「ほら、夏になるとよく出てくる黒い悪魔」
春香「ああ、エーリヒ・ハルトマンだね」
響「一個人が出没してたまるか! ゴキブリだぞ」
春香「この時期になるとしょうがないよ」
響「自分あいつ大嫌いなんだ。何であんな生物が地球上に生まれてきたんだ?」
春香「でも、沖縄のゴキブリってこっちより数倍大きいんでしょ? それなのに響ちゃんゴキブリ苦手なの?」
響「春香は自分が何のために沖縄から出てきたと思ってるんだ?」
春香「アイドルになるためじゃないの!?」
春香「えーと……あっ、響ちゃんネコ飼ってたじゃん」
響「ああ、ネコ吉な」
春香「ネコ吉はゴキブリ食べないの?」
響「昔は食べてたんだけどな……こっちのゴキブリには興味が無いらしいんだ」
春香「そうなんだ。やっぱり小さいからかな?」
響「いや、何か味が好みじゃないらしい」
春香「味とかあるの!?」
響「そりゃご当地ごとにあるだろ」
春香「そんなストラップみたいに!」
春香「覚悟を決めて帰るしかないんじゃない?」
響「そうだ! 春香の家に泊まればいいんだ!」
春香「いや、そんな急に言われても……」
響「春香、泊めてくれないか……? 今日はちょっと……家に帰りたくないんだ」ウルウル
春香「ひ、響ちゃん! わたしも家に帰りたくない!」
響「そうなったら意味が分かんないだろ」
響「そうか……そうだよな……」
春香「まぁ、落ち込むのはそれくらいにしてさ。ゲスト呼ぼうよ」
響「そうだな。それじゃあゲストの方どうぞー」
前川みく「今日はよろしくにゃあ」
響「みくってゴキブリ食べれるよな?」
みく「出て一言目がそれって酷くない?」
響「でも、みくってネコミミつけてるよな?」
みく「つけてるにゃ」
響「ネコしっぽもあるよな?」
みく「あるにゃ」
響「語尾に『にゃ』ってついてるよな」
みく「そうだにゃ」
響「じゃあゴキブリ食べれるぞ」
みく「何故!?」
みく「みくはネコじゃないの! あくまでキャラであって本物じゃないにゃ!」
響「いや、みくはネコだ。その証拠にかわいい」
みく「何で話聞いてくれないの? 耳にサーターアンダギーでも詰まってるの?」
みく「ちょっとどころじゃないと思うにゃ……」
響「ゴキブリが出ておかしくならない人はいないだろ」
春香「はいはい、今度休みの日でも駆除しに行ってあげるから」
響「春香……!」
春香「相方のピンチは助けないとね」ニコッ
響「……ごめん、みく。やっぱり春香じゃないとダメみたいだ」
みく「えっ、何でみくが振られたみたいになってるの?」
響「やっぱり春香しかいないと思ってた」
春香「ふふ、そうでしょ? やっぱり響ちゃんの運命の人はわたしなんだよ」
響「ああ、まさか春香がゴキブリ食べれるなんてな」
春香「何で頑なに食べさせようとするの? そういう性癖なの?」
みく「ちょっと待つにゃ」
響「ん? どうした?」
みく「ゴキブリに話を持ってかれすぎて肝心のみくの紹介がまだにゃ」
響「いらないだろ」
みく「いらないっておかしいにゃ! この際だから言わせてもらうけどみんなみくの扱いが――」
響「だってみくの事知らない人なんていないだろ」
みく「お、おぉ……急に褒めるのはやめるにゃ……どんな反応していいのか分かんないにゃ……」
春香「そうだね。今日のゲストは前川みくちゃんです!」
みく「改めてよろしくにゃあ」
春香「みくちゃんは『にゃん・にゃん・にゃん』というユニットを組んでます」
みく「そうだにゃ」
春香「それでそのユニットのにゃんを担当してるんだよね」
みく「どのにゃん!?」
響「それと『アスタリスク』というユニットの――」
みく「リスクは担当してないにゃ!」
みく「だてにアイドルやってないにゃ」
春香「アイドルって何だっけ?」
響「でも甘いなみく。みくが担当してるのはタリスクだろ?」
みく「タリスクって何!?」
響「それで相方の李衣菜ちゃんが『アスタリスク』のアス(明日)を担ってるんだよな」
みく「そういう感じ!? みくも担ってるからね!」
みく「不満しか残ってないけどまぁいいにゃ。えーと……それっ!」
春香「それじゃあ今日のテーマをみくちゃんどうぞ!」
みく「了解にゃ! 今日のテーマは『この三人で休日を過ごすとしたら』にゃ」
春香「休日か……どこに行く?」
響「別にどこでもいいぞ」
みく「それじゃネコカフェに行きたいにゃ」
響「ネコカフェか。自分行ったことないなー」
春香「ちょっと心配だよね」
みく「大丈夫にゃ。みくは何度も足を運んでるからちゃんとエスコートできるにゃ」
春香「いや、ネコ料理が口に合うかなって」
みく「食べないにゃ、ネコ」
みく「当たり前にゃ! 春香ちゃんはネコカフェを何だと思ってるの?」
春香「ネコを食べるところ」
みく「もしそうだったらみくはネコちゃんの格好して趣味はネコカフェ巡りですって言えるわけないにゃ! そんな奴ただの頭のおかしい女にゃ!」
春香「だよねー。あはは」
みく「まったく春香ちゃんは冗談が――」
春香「だからずっと頭のおかしい女だと思ってたよ。みくちゃんのこと」
みく「うがー! 頭おかしいのは春香ちゃんにゃ!」
みく「思わないにゃ! そう思うのは世界中で春香ちゃんだけにゃ!」
響「そうだぞ春香。春香は本当に馬鹿なんだから」
みく「そうだにゃ! 言ってやってよ響ちゃん!」
響「カフェなんだからネココーヒーが出るに決まってるだろ」
みく「そうじゃないんだよにゃー」
みく「当たり前でしょ! みくを何だと思ってるのにゃ!」
響「あっ、そうかみくはイスラム教か」
みく「どういうこと!? 何で宗教の話に!?」
みく「知らないというか話についていけないにゃ!」
響「ジャコウネコっていう動物の糞から作るコピ・ルアクってコーヒーがあるんだ。結構な高級品だけどこれがまた美味しいんだ」
みく「そんなのがあるのかにゃ!?」
響「だからネコカフェではそのコーヒーを出すのかなって」
みく「へぇー初めて知ったにゃ」
春香「あれれー? みくちゃんそんなことも知らないでネコキャラを演じてたの? まだまだ甘いね!」
響「ちなみにネコってついてるけどジャコウネコはネコ科じゃないぞ。ジャコウネコ科っていうまた別の種類だ」
春香「……ごめんなさい」
響「春香はそんなことも知らないで頭にリボン乗せてるのか?」
春香「それは関係なくない?」
みく「へぇー」
響「だからみくはイスラム教かなって思ったんだよ」
みく「響ちゃんは物知りだね」
響「まぁ、動物のことは大体分かるからな」
春香「さすが珍獣ハンターだよね!」
響「それ違う人」
響「そうか?」
みく「うん。ネコのことよく知ってそうだし、それにネコにめちゃくちゃなつかれそうにゃ」
響「まぁ、自分は優しいからな。動物に好かれるのには納得だな」
春香「人類には厳しいのにね」
響「違う。春香だけ特別だ」
春香「ねぇ、みくちゃん。これって愛の告白だと受け取ってもいいかな?」
みく「知らない」
春香「わたしはショッピングに行きたいかな」
みく「いいと思うにゃ」
春香「それじゃ二人は何が見たい?」
響「春香の醜態」
みく「春香ちゃんの痴態」
春香「敵しかいない
コメント一覧
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- 2016年07月25日 23:36
- 相変わらずひでぇなw
しかし…『あれ』…いや『あのあれ』を食べたネコ吉にペロペロされるみくにゃん…
失望しました
前川さんとみくにゃんのファンになります(ガチャガチャ
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- 2016年07月25日 23:41
- アスタリスクのass担当とか言うと思ってました
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そして安易にア○ルリスクネタに走らなかった事は評価しよう