花丸「ポケモンGO?」ルビィ「一緒にやろ!」
- 2016年07月25日 21:40
- SS、ラブライブ!サンシャイン!!
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ルビィ「うん、あれのスマホアプリが出たの!」
花丸「ふぅん、どういうの? パズルとか?」
ルビィ「現実世界にポケモンが現れるの!」
ルビィ「実際にスマホをもって歩くとポケモンに会えるんだよ」
花丸「現実世界に!?」ズラッ
ルビィ「ルビィはね、ほら。ヒトカゲゲットしたんだよ」ジャーン
花丸「おおっ!」
花丸「マルもやってみたいずら!」
花丸「インストール終わったずら」
花丸「おおっ! ここらへんの地図にポケモンがいる!」
ルビィ「じゃあまず3匹から1匹を選んでゲットするの」
花丸「んー……? 近づけばいいのかな?」テクテク
ルビィ「あっ、えっとね、そうじゃなくて――」
花丸「あー! 逃げるなー!」ダダダッ
ルビィ「話を聞いて! マルちゃん!」
花丸「なーんだ、道理で逃げるはずだよ」
花丸「ってあれ? 4匹いるよ?」
ルビィ「ぴぎっ!? でも最初はヒトカゲとゼニガメとフシギダネで――」
ルビィ「ピカチュウがいる!?」
花丸「じゃあマルはピカチュウ!」
ルビィ「そんな裏技があったんだ……」
ルビィ「ね? 本当にピカチュウがいるみたいでしょ?」
花丸「あっ! これ持っててルビィちゃん」
ルビィ「へ?」
花丸「この辺? この辺かな?」
花丸「ピカチュウとツーショットずらー」ニヘラッ
ルビィ「……」スクショ
ルビィ「あとでルビィのスマホにも送っておかないと……」ブツブツ
花丸「あっ! でもこれマルが見れない!」ガーン
ルビィ「スクリーンショット撮っておいたよ」
花丸「流石ルビィちゃん!」
ルビィ「ポケモンに向かってモンスターボールを投げるの」
花丸「ふむふむ、えいっ!」スッ
花丸「おおっピカチュウがボールに入った」
花丸「ボールが揺れて……」ゴクリ
ルビィ「……」ゴクリ
花丸「捕まった!」
ルビィ「おめでとう!」
花丸「ありがとう!」
ルビィ「それはポケストップって言って色々アイテムがもらえる場所なんだ」
ルビィ「運が良ければタマゴとかもらえるんだって」
花丸「おお! 早速行ってみるずら!」
ルビィ「うん!」
スマホ「」ブブッ
花丸「!? 震えた!?」
ルビィ「ルビィも!」
ルビィ「ポッポだ!」
花丸「つかまえるずら!」
ルビィ「うん!」
花丸「えいっ」スッ
ルビィ「えいっ! あぁっボールがはじかれたっ」
花丸「マルは捕まえたよ!」フフン
ルビィ「マルちゃんすごい!」
花丸「ルビィちゃんも頑張って!」
花丸「ルビィちゃん……!」
ルビィ「えいっ……!」
花丸「当たった!」
花丸「あとは飛び出なければ……」
ルビィ「っ! ……捕まった!」
花丸「やったああああああああ!」
ルビィ「この子大切にするね……」ウルウル
ルビィ「おおーっ!」
花丸「ポケストップは、こっちだね!」テクテク
ルビィ「うんっ!」
「ぐえっ」ゴツン
花丸「ん? なんか電柱にぶつかってる人が――」
ルビィ「外国とかでも結構事故起こってるみたいだし気を付けないとね、ってあれ?」
ルビィ「善子ちゃんだよね?」
花丸「本当だ!」
善子「さっきからコラッタしか出ないし電柱にぶつかるし!」
花丸「うわ、ほんとにここら辺コラッタだらけだね」ヒョコッ
善子「っ! ずら丸にルビィ!?」
ルビィ「善子ちゃんもポケモン?」
善子「そうよ、リトルデーモンを増やしてるんだから」
善子「あっ、ちょっと勝手に見ないで!」
花丸「うわぁ、コラッタだらけずらぁ……」
善子「だ、だってコラッタしか出ないし!」
ルビィ「! フシギダネ!」ブブッ
花丸「え? あっ! ほんとずら!」
善子「うそっ!?」
花丸「お! niceが出たずら!」
ルビィ「捕まったよ、マルちゃん! 善子ちゃん!」
花丸「マルも! 善子ちゃんは?」
善子「うー……」クルクルクルクル
花丸「!? モンスターボールを回してる……?」
善子「はっ!」スッ
花丸「ボールが曲がった!?」ズラッ
ルビィ「excellent!?」ピギッ
善子「あぁ、普通よ普通。ヨハネゲームは得意な方だから」
善子「さっきのはカーブボールっていう投げ方で、つかまえたときに経験値がアップするの」
善子「ヨハネの運だとexcellent取らないと逃げられるし」
花丸「カーブボールってどう投げるの!? かっこいいずら!」
ルビィ「excellentってどう出すの!?」
善子「一度に一気に聞かないでよ!」
ルビィ「丸が小さくなったら……。えいっ、あぁ円の中に当たらなかったよぉ……」
善子「最初はそんなものよ。やってればそのうちうまくなるわ」
千歌「いっちにっいっちにっ」タッタッ
花丸「あっ、千歌ちゃんだ。おーい!」
千歌「花丸ちゃんにルビィちゃんに善子ちゃん!」
ルビィ「スマホを大事そうに抱えて走ってどうしたの?」
千歌「タマゴをあたためてるの!」
善子「は?」
花丸「これがポケストップで時々もらえるっていう……」フムフム
千歌「孵化装置っていうアイテムに入れてスマホを温めながら決められた距離を移動するんだよ!」ドヤァ
善子「……別にスマホを温める意味はないけど」
千歌「ないの!?」
善子「孵化装置に入れて歩くだけでいいに決まってるじゃない」
千歌「うぅ、みと姉に騙されたぁ……」
善子「騙される方も騙される方よ」
ルビィ「あはは……」
善子「リリーがすごい勢いで走ってくる」
花丸「ここら辺善子ちゃんのリトルデーモン(コラッタ)しかいないのに」
梨子「そこだ!」カシャッ
千歌「へ? 千歌のスカートの中?」
ルビィ「なんかシャッター音が聞こえたんだけど」
梨子「あっ、そっちにも!」カシャッ
善子「ヨハネのスカートの中にいるの!?」
梨子「こっちにも、こっちにも!」カシャカシャッ
ルビィ「ピギィ!?」
花丸「ずらっ!?」
善子「何だったのあれ」
花丸「さあ?」
ダイヤ「お待ちなさーい!」ダダダダッ
ルビィ「お姉ちゃん!?」
ダイヤ「こっちに梨子さんが来ませんでした?」
花丸「さっきあっちに走って行ったずら」
ダイヤ「ポケモンをやってるふりして人のスカートの中を盗撮して、許しませんわ!」
千歌「盗撮!?」
花丸「盗撮してたんだね、あれ」
善子「……同性を盗撮して何が楽しいのかしら」
千歌「うーん、ばれるかばれないかのスリルとか?」
ルビィ「ぴぎぃ……。盗撮されたぁ……」ウルウル
千歌「あっ、千歌もタマゴ温めなきゃいけないからいくね!」
千歌「またねっ!」ダッ
花丸「あっ、うんまたねー」
果南「もう、待ってよ曜ー……」
曜「ばっかもーん! ポケモンは待ってはくれないぞ!」
曜「ってうわっ、コラッタだらけ!」
果南「うわ、ほんとだ、何これ」
ルビィ「曜ちゃんに果南ちゃん!」
果南「ん? あぁ、1年生が勢ぞろいだね」
花丸「これは善子ちゃんのリトルデーモンずら」
善子「ヨハネに魅了された罪深き小鼠達よ」
果南「へ、へえ……」
曜「うん、2人で協力してここら辺一帯のジムを占拠しようと思って」
花丸「ジム?」
善子「3つのチームに分かれてジムを奪い合うのよ」
ルビィ「え? でもルビィチームに入ってないよ?」
果南「トレーナーレベル5から追加される要素だからね。まだレベルが足りないのかな?」
花丸「確かにマル達まだ始めたばっかりだから」
善子「ヨハネは赤ね、煉獄の炎の色よ」
曜「そっかー……。もし同じチームだったら協力しようと思ったのに」
曜「うん! 私たちは青!」
果南「ま、どっちのイメージカラーも青系だしね」
ルビィ「ええっと、曜ちゃんがライトブルーで、果南ちゃんが
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俺も昔はカブトムシやトンボを捕ったりしたもんさ…
あの子達も数年したらシザリガーを求めるんだろうか…