香港の市場調査会社Counterpoint Technology Market Researchは23日(現地時間)、2016年6月期の中国スマートフォン市場において、中国Oppoが有力な競合他社を追い抜きシェア首位を獲得したことを報告しています。
2014年から2016年における6月期の中国市場シェア
最新の調査結果によると、2016年6月期の中国市場におけるOppoのシェアは22.9%に達し、同市場の覇者である中国ファーウェイを追い落とす形で首位に立ったとのことです。なお、前年同期比で見てもOppoの急成長ぶりは顕著である一方で、ファーウェイ、中国Xiaomi、米アップル、韓国サムスンといった強力な企業は、大なり小なり軒並みシェアを落としています。
ただし、中国VivoのみOppoと同じく市場シェアを伸ばすことに成功。また、本年6月期の中国市場において最も高い販売台数を記録したのはOppoの「Oppo R9」となり、そのシェアは全体の5.0%を占めました。
2016年全体で見た時、最終的にどの企業が中国市場の覇者となるか定かではありませんが、少なくともOppoが最右翼の一角に浮上してきたことは間違いなさそうです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
ちなみに、OppoとVivoはBBK(歩歩高)の傘下企業である。
あと、OnePlusも。
その三つを足すと、かなりのシェアを持っていることがわかるはず。
凄いせめぎ合いやな。こうある方がライバルに勝とうとより工夫した端末が出てきていいやろうな。
Find5は好きだったよ
「その他」のメーカーのシェアがどんどん下がってるんですね。
「靴屋が次の日スマホメーカー」というのが中国市場でしたが、
さすがにもうそういう時代じゃなくなりましたか。