神奈川県で障害者施設の元職員が、殺傷事件を起こしました。
画像:【事件のあった障害者施設「津久井やまゆり園」】
NNN
26日の午前2時半すぎ、神奈川県相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」から、
「刃物を持った男が施設内に侵入し、暴れている」
と110番通報が寄せられました。
警察が現場に駆けつけると多くの入居者などが血を流して倒れており、19人が心肺停止、
40人以上が重軽傷を負った状態で発見されたとのこと。
(※報道により、負傷者数の情報が錯綜していますが、NHK報道を元にしています)
午後3時すぎ、容疑者とみられる20代の金髪頭の男が相模原市の津久井警察署に出頭。
男は同施設の元職員・植松聖(26才)で
「自分がやりました」
と語ったため、「殺人未遂」と「建造物侵入」の疑いで緊急逮捕されました。
JNN
捜査は続いていますが、男は取調べに対し、
「施設を辞めさせられて恨んでいた。
ハンマーで窓ガラスを割って施設内に侵入した。
職員を縛ってカギを奪い、入居者の部屋に入った。
障害者なんていなくなればいいと思った」
などと供述しています。
「津久井やまゆり園」は知的障害のある人が入居している県立の社会福祉施設で、入居者の
定員は160人とされています。
<追記>
植松容疑者は今年2月、衆議院議長公邸を訪れ、
「障害者を安楽死させられる法案を出せ」
「470人を殺害する」
などと書いた手紙を関係者に渡していたとのこと。
また神奈川県警から相模原市に連絡があり、医師の診断の結果、3月まで措置入院(強制的
な入院)させられていたことも判明。
また違法薬物の大麻を使用した陽性反応もみられたとのことです。
恐ろしい事件です。
続報が待たれます。