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アメリカのカリフォルニア州でライブ会場として使われていた元ボウリング場が、大がかりなリノベーションによっておよそ90年ぶりに本来の機能を取り戻し、当時の面影を残しながらもスチームパンクなボウリングバーへと生まれ変わったという。
近代的な技術が施されながらも、元の設備や構造をできる限り生かす形で仕上げられたレトロでクールなこの遊技場は地元でも人気を集めているようだ。
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ロサンゼルス近郊のハイランドパークの町に、このボウリング場がオープンしたのは1927年のことだ。しかし当時のアメリカでは人々を熱狂させていたナインピンボウルがギャンブル性を帯び始め、州法で禁じられる時代に突入していた。その後流行のピークが過ぎた80年代から90年代になると、ここはロサンゼルスを代表するライブ会場に改装されていた。
こうした経緯をたどっていた元ボウリング場が、このほどロサンゼルスで地域密着型のリノベーション・バーを展開する会社に改装され、スチームパンクな雰囲気をまとったボウリングバーとして再利用されることになった。
改装の過程ではレーンの背後に1930年代に描かれた巨大な森林の壁画を発見した。この画は周辺の風景を描くよう、有名な壁画家に依頼したものだった。
かつてのハイランドパークの町は、アーツ&クラフツ運動を主導する地域でもあった。それは1800年代後半から1900年代初頭にヨーロッパや北米で起きた装飾美術の国際運動で、安価である一方、粗悪な品も生み出す近代産業の大量生産に対抗し、かつての手作業や伝統工芸を見直そうという動きだった。
こうした努力によって、元の外観や内装が姿をあらわした。リノベーションの過程では、かつての構造を極力保つような努力がなされ、設備のリサイクルをふくめた作業が行われた。
あまりに古すぎる機械はヴィンテージ品に置き換えたが、味のあるレトロな販売機などはそのまま展示した。また、かつてのピンマシンはシャンデリアやバーの棚に生まれ変わり、古いピンの一部はバーの照明に作り替えるなど、当時の設備を新たな形で有効利用する工夫が凝らされた。
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現在のハイランドパークボウルのピンマシン
Mildly interesting There's nothing covering the pinsetters at this bowling alley
こうして生まれ変わったハイランドパークボウルは、当時の面影を残したレトロで粋なボーリングバーとして再びオープンしている。詳細は公式サイトで見ることができる。
translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
フォールアウトだな
2. 匿名処理班
かっこいい・・・
こんな渋くてオシャレなボーリング場始めてみた
行きたい
3.
4.
5. 匿名処理班
かっこいい が
ボウリング自体はルールとかレーンの仕組み変えないかぎり、競技人口は減る一方だと思う
悲しいね
6. 匿名処理班
都会で作ったら
日本でも受けそう
7. 匿名処理班
暗すぎて日本じゃ許可無理だろ
バーじゃないんだから
8. 匿名処理班
設計屋視点から見ると、パチ屋とボーリング場のリフォームって独特な配電や仕掛けが建設の段階からしてあり、なかなか他店舗として改装するのは難しいのですが、これは逆転の発想で良いですね。
ボーリングのレーンの木材は堅く締まった木材を使用するので非常に高価なんですが、特殊なワックスが染み込んでおり、床材としても壁材としても再利用出来ない厄介な物なんだけど、なるほど、「ボーリング場のレーンには使えます」からね。ボーリング場として、では無くカフェの付加価値として利用する、ってなかなか斬新ですね。
9. 匿名処理班
元ボウリング場に居抜で出店したうどん屋があったような・・・。
設備なんかはそのままで、出来たうどんをレーンから投げて出すとか。
ぶっかけうどんが名物。
たしか、かめいどの方だったかな?
「オーダー とびきりのアレをシルブプレ〜♪」
10. 匿名処理班
まわりのシックな感じに比べて、ピンマシンだけなんか浮いてるような。ブルーのライトのせいかな