愛里寿「まさか料理人と小学生と浮浪者がいるチームに負けるとは思わなかった」

アンチョビ「…………」ﾋﾟｸｯ

カチューシャ「…………」ﾋﾟｸｯ

ミカ「…………」ﾋﾟｸｯ

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アンチョビ「まてーい！」

愛里寿「パスタ美味しかった。ありがとう」

アンチョビ「ああ！鉄板ナポリタンはウチの名物……って、ちがーう！」

アンチョビ「誰が料理人だ！誰が！」

愛里寿「違うの？」

アンチョビ「違う！」

愛里寿「とても料理が上手かったから。ごめんなさい」

アンチョビ「い、いや。謝るようなことじゃないさ」

ペパロニ「ねえさん、まんざらでもなさそうっすね」ﾆﾔﾆﾔ

カルパッチョ「ホント。口元ゆるめちゃって」ﾆﾔﾆﾔ

アンチョビ「うるさーい！」

カチューシャ「……チビのくせに」ﾎﾞｿｯ

愛里寿「？」

愛里寿「あなたは私より小さいと思うけど？」

カチューシャ「！？」

カチューシャ「ノ、ノノノノノノノ、ノンナ！」

ノンナ「はい」ｶﾀｸﾞﾙﾏｰ

カチューシャ「ふーんだ！」ｶﾀｸﾞﾙﾏｰ

愛里寿「子どもね」

カチューシャ「！！！！！！」ﾑｯｶｰ

カチューシャ「ノンナ！あいつをシベリアに沈めなさい！！！」

ノンナ「（可愛い）」

カチューシャ「ノンナ！！！」

ノンナ「！」

ノンナ「すみません。なんでしょうか？」

カチューシャ「もう！いいわよ！知らない！！」

愛里寿「（でも、私より年下なのに凄いなあ）」

ミカ「…………」ﾎﾟﾛﾛﾛﾝ

愛里寿「…………」ｽﾀｽﾀ

ミカ「…………」ズッチャッズッチャッズッチャズッチャズッチャズッチャタンタン

愛里寿「……なに？」

ミカ「人を浮浪者呼ばわりは良くないんじゃないかな」

愛里寿「ごめんなさい」ｽﾀｽﾀ

ミカ「謝ればいいってもんじゃない。誠意がなければ意味が無いと思うな」ﾎﾟﾛﾛﾝ

愛里寿「申し訳ありませんでした」ﾀﾞｯｼｭ

ミカ「…………」

アキ「これからはもっとちゃんとお風呂に入ろうか」

ミカ「……だね」ﾎﾟﾛｰﾝ

ネタが切れた……
見切り発車しすぎたようだ

沙織「ちょっと！そんなこと言っちゃダメだよ！？」

沙織「紅茶こぼしてるとか、盗聴してるとか！」

愛里寿「……言ってないけど？」

沙織「あれ……？」ｱﾊﾊ

ダージリン「ちょっといいかしら？」

沙織「えっと、その」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

ダージリン「ローズヒップはまだ未熟なの、だけどきっとすぐにこぼさなくなるわ」

ダージリン「だから今は多めに」
愛里寿「あなたの服から紅茶の香りがするけど？」

ダージリン「…………」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

ダージリン「あら？紅茶の香りが移ってしまったかしら？」

愛里寿「服が濡れてるみたいだけど大丈夫？」

ダージリン「こ　ん　な　格　言　を　知　っ　て　る　か　し　ら　？」

ダージリン「完全主義では、何もできない」

愛里寿「？」

沙織「？」

オレンジペコ「ウィンストン・チャーチルの言葉ですよ」

沙織「へえ～。なんかカッコイイかも」

愛里寿「……服が」
ダージリン「こ　ん　な　格　言　を　知　っ　て　る　？」

ダージリン「成功とは、失敗を重ねてもやる気を失わないでいられる才能である」

オレンジペコ「これもチャーチルですね」

愛里寿「そ、そう」ﾀﾞｯｼｭ

アリサ「ちょっと！適当なこと言いふらさないでよ！」

沙織「でも、ホントのことなんでしょ？」

アリサ「ちょっとタカシの会話を聞いただけよ！」

沙織「うわぁ……」

愛里寿「サンダースでは普通なの？」

ケイ「NO!そんなわけないじゃない。アリサだけよ」

アリサ「！？」

ケイ「これ以上、アリサの闇を見てはいけないわ」

愛里寿「はい」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ

アリサ「ちょっとおおおおお！」

>>12
愛里寿がカチューシャを飛び級小学生と勘違いしてる設定です

まほ「みんなをからかうのはその辺にしといたらどうだ？」

愛里寿「そんなつもりは無いんだけど……」

まほ「それなら余計にたちが悪いな」ﾌｩ

まほ「これから気をつけるんだな」

愛里寿「…………」ﾑｯ

愛里寿「そういえば、あなたが隊長になってから黒森峰は負け続けみたいね。お母様が言ってた」

まほ「……なんだと？」

愛里寿「自覚がないなら、たちが悪いわね」ﾌﾌﾝ

まほ「ヴォイテクを撃てなかった甘ちゃんが」ﾎﾞｿｯ

愛里寿「…………」ﾋﾟｸｯ

愛里寿「妹に戦術を教えてもらえばいいのに」ﾎﾞｿｯ

まほ「…………」ﾋﾟｸｯ

まほ「流石に忍者は言うことが的確だな」ﾎﾞｿｯ

愛里寿「っ！もう、あなたとは話すことは無い。ふんっ」

まほ「こっちもだ！」

愛里寿「なんだか疲れた。もう帰ろう……」

みほ「あの……お姉ちゃんがすいませんでした」ｵｽﾞｵｽﾞ

愛里寿「……気にしてない」

みほ「良かった」ﾎｯ

愛里寿「（人のためにこんなに懸命に……）」

愛里寿「あなたのそういう所、尊敬する」

みほ「えっ？」

愛里寿「な、なんでもない」ｱｾｯ

みほ「？」

みほ「そうだ！今度、一緒にボコミュージアムに行きませんか？」ｷﾗｷﾗ

愛里寿「……喜んで」ﾆｺｯ

西「（私の突撃に触れられなくて良かった）」ﾌｩ

完