こんにちは、私は桜内梨子。Aqoursのメンバーの一人なんだけど…

実は少し悩んでることがあってね。

千歌「今日も千歌の家で作詩をするよー！」

曜「うんうん！たくさーん曲があった方がい
いもんね！」

千歌「梨子ちゃんも来るでしょ？」

梨子「う、うん。もちろん行くよ。」

…………

千歌「あ！しいたけ、ただいまー！」

実はーー

千歌「…梨子ちゃん…？」

…………

千歌「も～、梨子ちゃん！いいかげんしいたけに慣れようよ～」

梨子「うう…」

曜「別にしいたけは噛んだりしないと思うけどなぁ」

どうしてもしいたけちゃんが怖くて…
しかも何だが最近しいたけちゃんに申し訳ないような気持ちにもなってきたんです。

曜「う～ん、これからも千歌ちゃん家で作業することも多くなると思うしせめてしいたけだけでも慣れておいた方がいいと思うな～」

千歌「ほら！こんなに可愛いんだよ、しいたけ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

梨子「あわわわわわわわわわ」

曜「う～ん。しいたけには申し訳ないけどちょっとまだスキンシップは早いかもね」

梨子「うう、ごめんね、しいたけちゃん…。」

千歌「よし！じゃあ、梨子ちゃんがしいたけ(犬)に慣れるように色々やってみよう！」

曜「うん！そうだね！スクールアイドルと動物は切っても切れない関係だしね！」

梨子「…そんなことあるような気もないような気もするけど…。」

でも千歌ちゃんも曜ちゃんも協力してくれるし頑張ろう！

千歌「まずは犬の気持ちになってみよう！ということで曜ちゃんに持ってきて貰いました。」

梨子「うう～、なにこれ～！」

曜「私のコスプレアイテムの中のひとつ、ワンチャンコスチュームだよ！」

千歌「あ、私もついでに着てみました。普通怪獣ちかちーコスチュームです。」

梨子「…で千歌ちゃん。ここからどうするの？」

千歌「そんなの決まってるよ！
梨子ちゃん！いまから梨子ちゃんはわんちゃんだよ！」

梨子「ええ？！どういうことなの、千歌ちゃん」

千歌「ダメだよ！梨子ちゃん、わんちゃんだよ、言葉の終わりはワン！だよ！」

梨子「ワン！？それは別にやらなくても、ていうかこの格好も別にしなくても…」

千歌「違うよ！梨子ちゃん！ワンだよ！ワン！あ、千歌はガォーって言うから。」

千歌「さぁ！梨子ちゃん！わんちゃんに成りきるんだよ！あ、ガォー」

梨子「千歌ちゃんも忘れてるんじゃない…ワン…」

千歌「そうだよ！梨子ちゃん！その調子だガォー！もっと犬に成りきるんだガォー！」

なにがなんだが分からないけどもうヤケよ！

梨子「私は犬だワン！しいたけちゃんとは仲間だワン！」

千歌「そうだよ！仲間なんだよ！梨子ちゃんとしいたけは！ぎゃおぎゃおー！」

曜「あ！しいたけが起きちゃったよ。」

しいたけ「ﾜﾝ!ﾜﾝ!!」

千歌「チャンスだよ、梨子ちゃん、仲良くなるなら今しかない！」

梨子「うう…。しいたけちゃん！今までゴメンね…だワン。これから仲良くして欲しいワン！」

しいたけ「ﾜﾝ!ﾜﾜﾝ!ﾜﾝﾜﾝ!」

もしかしてーー会話できてる？これ

千歌「おお！おしゃべりしてるよ！」

曜「嘘でしょ、そんなことあるの？」

千歌「よし、今ならすきんしっぷができるよ！」

よし！なんだかよく分からないけど今ならしいたけちゃんに触れそうな気がする！

ｻﾜｻﾜ ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

曜「おお！やった！」

千歌「感動的瞬間だよー」

梨子「し、しいたけちゃーん」

ｻﾜｻﾜ ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

しいたけ「♪」

理由は分からないけどこの前よりは抵抗がなくなった気がする…。千歌ちゃんと曜ちゃんのおかげかな？
今度は一緒にお散歩でも行けたらいいな♪

番外編

今はしいたけちゃんとお散歩中です。
千歌ちゃんが

千歌「内浦をしいたけに案内してもらおうよ。大丈夫！しいたけはかしこいから。迷子にはならないと…思う。」

というわけで案内かつしいたけちゃんとの仲を深めている最中です♪

ﾃｸﾃｸ

梨子「内浦はやっぱり海が綺麗だね。」

しいたけ「ﾜｳﾜｳ」

本当に会話できてる？できてないにしても理解してる？かしこい子だなぁ

しいたけ「ﾜｳﾜｳ」

梨子「ふふ、よし！しいたけちゃん！千歌ちゃん家まで競争だよ！」

しいたけ「ﾜﾝﾜﾝ!」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

梨子「ちょっ！ちょっと案外速いかもー、しいたけちゃん！わわわわわわわわ」

………………

千歌「どうしてそんなに疲れてるの？梨子ちゃん」

梨子「あはは、スキンシップよ。」

しいたけ「ﾜﾝﾜﾝ♪」

おわり