6500円のジャケットが10万円に!? メルカリ⇒ヤフオクの“サヤ取り転売錬金術”
2016.07.30 マネー
現在、急成長を続けるフリーマケットアプリのメルカリと、言わずと知れた日本最大のオークションサイトであるヤフオク。一見、どちらもユーザー同士の取引をする場である点では同じでは?と思いがちだが、
実は両者はまったく性格が異なる市場なのをご存知だろうか。
以下のような転売屋がこぞって購入する商品の扱われ方を見ていくと、その違いを実感できるはずだ。特にレアな商品の売買は如実に両者で差が出やすい。
Reebokのスニーカー
ヤフオク:在庫なし(楽天47600円)
メルカリ:10000~20000円
例えば、過去の名作スニーカー、「QUESTION」のレアなコラボモデルの場合。こちらは現在NBA No.1の選手レブロン・ジェームズとのコラボだが、ヤフオクではまずお目にかかれないうえ、
楽天でも軒並み完売し、唯一発見できた商品でも、サイズが限られ値段は47,600円。プロモーション用のサンプルのみが流通という激レアモデルだ。
しかし、メルカリではなんとこのスニーカーが1~2万円で出品されている。この手のケースでは、説明文を読み込むと、売り手側が知識を持っておらず、置き場に困り小遣い稼ぎのために処分しているケースが多い。
仮にヤフオクに出品された場合、コレクターやスニーカー販売業者が正当な値段まで釣り上げるため、1万円で買うことはおそらく難しいだろう。
JUDY AND MARYのコラボTシャツ
ヤフオク:8000~10000円
メルカリ:800~2000円
人気バンドのジュディマリと、ファッションのブランドのSUPER LOVERS がコラボしたTシャツでも、同じケースが確認できる。
過去ヤフオクに出品された際には、中古でも8000円~1万円まで値段が上がったことがある。しかし、メルカリでは800円~2000円での出品が相次いでいるのだ。
転売屋は見つけるたびに即買しているというが、市場に流通する商品数が極めて少ないため、お目にかかること自体が至難の業。
商品知識を持たない人が、処分のために出品してくれるのをひたすら待つのだという。
コム・デ・ギャルソンのコラボ商品
ヤフオク:10万円
メルカリ:1万円以下
超人気ブランド、ギャルソンのコラボ商品は値上がりが激しい。英有名バンドのローリンズストーンズとコラボした際の商品も、そのひとつ。しかし、メルカリではふとした瞬間に掘り出し物が見つかる場合もある。
K-POPアイドル、BIG BANのT.O.Pが着用したことで話題にもなった、こちらの総柄ジャケット。ヤフオクでは、そもそもの出品数がほとんど無いうえ、価格も10万円近いものが多い。
状態が悪いものでも、5万円前後がほとんど。しかしメルカリでは…6,500円!
まさかの1万円以下でたびたび出品されている。
さらに、ギャルソン×ビートルズの場合も。
ヤフオク(上)では約2万円前後のシャツが、メルカリでは、まさかの1570円(下)だ。
ヤフオクは「ビジネス」、メルカリは「処分」
これまで見たように、出品する側の性質としてメルカリは「処分」、ヤフオクは「ビジネス」のマインドで出店している場合が多いことがわかる。この価格差を利用して、メルカリで購入した商品を、ヤフオクで転売する転売屋が後を絶たない。
ほかにもメルカリには、ここではまだ明かしていない儲かる商品がいくつも眠っている。さらに宝の山が見つかることも多いだろう。
http://nik kan-sp a.jp/1160419
以下関係ないソース
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6209474