9316980南米・ペルーとブラジルの国境周辺の密林に、いまだ西洋文明社会との交流を持たない先住民族がいる。現地では、「隔絶された人々」という意味の「イゾラド」と呼ばれているという。イゾラドが「文明側」に姿を現すようになったのは、ここ最近のことだという。いったいなぜなのか?



イゾラドはもともと、アマゾンの奥地に住んでいた狩猟民族のこと。西洋文明との接触を持たず、独自の文化や精霊信仰を持つ人たちだ。

だが、近年はブラジルの土地開発を受け、ブラジル側に住んでいたイゾラドの人々がペルー側に移動。そこで、現地のペルー人、つまり文明側の住民との“衝突”が起きた。死者も出ているという。


「NHKスペシャル」で放送予定


イゾラドの人々


現地では基本的に、海外メディアによるイゾラドへの取材は許されていない。そのため、NHK取材班はペルー政府と交渉を重ね、取材許可を取得。複数の最前線基地にテレビ局として初めて滞在し、約1カ月にわたり取材を行った。


ブラジルのテレビ局が撮影したアマゾン先住民の映像


世界一上陸が困難島「センチネル島」



イゾラドと実際に交流した菅井禎亮カメラマンは、「彼らはカメラの存在を知らないので、カメラを彼らに向けずに撮影した。怖がらせないよう、とにかく『モノレ』(友達、兄弟の意味)と叫び続け、敵じゃないことを伝えた」と振り返った。

詳細は(source: 産経ニュース - アマゾンで暮らす謎の先住民族とNHK取材班が接触 密林の住人はなぜ文明社会に突然姿を現したのか

ヤノマミ ~奥アマゾン・原初の森に生きる~