春香・響「がなはるトーク!」??「世界の平和はアタシが守る!」
我那覇響「この番組は毎回ゲストを招き、ゲストとともにあるテーマに沿ってトークする番組だぞ」
春香「いやー、夏だねー」
響「そうだな。春香の季節だ」
春香「太陽みたいに笑顔が眩しいわたしにピッタリだもんね」
響「そういう意味じゃないぞ」
春香「じゃあ海のように広い心をもつわたしにピッタリだから?」
響「それも違うぞ」
春香「じゃあ何でわたしの季節なの?」
響「夏は人を狂わせるからな」
春香「ああ、元から狂ってるわたしが唯一まともに見える良い季節だねー」
響「別にいいけど何で水場ばかりなんだ?」
春香「ヒント:水着」
響「ヒント:パーカー」
春香「ヒント:生足」
響「ヒント:ラッシュガード」
春香「ヒント:響ちゃん」
響「じゃあもう水場じゃなくてもいいだろ!」
響「山なら秋のほうがいいんじゃないか?」
春香「そう?」
響「ああ。景色もキレイだろうし、落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩くのも楽しそうだ」
春香「でも、夏は夜に一緒に星空を見るっていうイベントもあるよ?」
響「確かにそれはマロンチックだけども」
春香「響ちゃん、気持ちが秋に行きすぎ行きすぎ」
春香「でしょ? 一緒に地面に寝転がって響ちゃんがわたしに夏の星を教えてくれるんだよ」
響「春香、あの星はな――」
春香「うんうん」
響「死兆星だ」
春香「わぁーせいきまつー」
響「そんなこと言われても夏の星なんて知らないしな」
春香「有名な夏の大三角形があるじゃん」
響「デブ・アホガイル・バカだったっけ?」
春香「夏の大三角形に恨みでもあるの?」
響「七夕の願いが叶わなかったんだ……」シュン
春香「やだなにこのかわいいいきもの」
響「何だと思う?」
春香「うーん……『春香と付き合いたい』かな?」
響「残念だな。その真逆だ」
春香「『ゴキブリ以下のゴミクズ野郎と付き合いたい』? 変な願い事だね」
響「春香の自己評価ってどんだけ高いの?」
響「春香と一度コンビを解散したいなーって願ったんだよ」
春香「えぇっ!? わたしの何がいけなかったの!?」
響「別にいけないことなんて何もないぞ」
春香「じゃあ何故?」
響「解散ライブってものを一度してみたいなーって思っただけだぞ」
春香「解散ライブ?」
響「ああ。アスタリスクの二人が毎回やってるのを見て興味を持ったんだ。もちろんその後は再結成ライブもするぞ」
春香「なーんだ、早く言ってよ響ちゃん。響ちゃんに嫌われたかと思ってショックで穿きそうだったよ」
響「ノーパンなのか!?」
響「いや……さっきの春香の発言の方が余程心臓に悪いぞ……」
春香「さて、それじゃそろそろゲストの方をお呼びしましょうか!」
響「だな。ゲストの方どうぞー!」
南条光「アタシ、参上!」
春香「今日のゲストはこの方、ヒーロー系アイドル南条光ちゃんです!」
光「やっぱり夏の劇場版だな。特撮の」
響「光はヒーローが好きだもんな」
光「ああ! それと徳島県出身として譲れないのが阿波踊りだな」
響「あのヤットサーヤットヤットってやつか」
光「そうだ! 毎年見に行ってるうちにあれなしじゃ夏は物足りなくなったよ」
響「阿波踊りっていえば春香だよな」
春香「ああ、阿呆だからでしょ?」
春香「そういう意味ね」
光「ズルイよなー。アタシがその役貰いたかった」
春香「ごめんね。でも、ホント何でわたしなんだろ?」
響「あれだろ? 盗難対策だろ? 人気の無い春香をポスターにする捨て身の作戦」
春香「あれ毎年盗まれてるもんね」
光「だけど、その結果実らず今年も盗まれてるんだ……」
響「マジか。春香最低だな」
春香「わたしが何をしたの?」
春香「そうだね。それじゃ光ちゃんトークテーマをどうぞ!」
光「任せろ! よ~しっ――――これだっ! 今日のテーマは『最近の悩み』だ!」
光「実はある重大な悩みがあるんだ……」
春香「重大な悩み?」
光「そうだ。この前の国語の時間に『英雄色を好む』って諺を習ったんだ」
響「なるほど。それで光は悩んでるんだな」
光「うん……」
春香「なるほどね……これは確かに重大な問題だよ……」
響「おっ、春香もそう思うか?」
春香「当たり前だよ! 大切な光ちゃんの大ピンチだよこれは! 早急になんとかしないと!」
光「は、春香さん……! そんなにもアタシのことを……!」
春香「で、『英雄色を好む』って何?」
響・光「」ドンガラガッシャーン
春香「日本語って難しいよね。でも、なんとなくニュアンスで分かるよ。ずばり、光ちゃんは自分が戦隊物でいうとどの色を担当すべきなのか悩んでるってことだよね!」
響「はぁ…………すみませんスタッフさん。国語辞典を持ってきてほしいぞ」
光「そうだな。ちゃんと勉強はしないと」
響「いや、違う違う。そのために持ってきてもらうんじゃないんだ」
光「じゃあ何のために?」
響「ツッコミのためだ」
光「殴るのか!?」
響「ありがとうスタッフさ――――」
光「させない!」バシッ
響「な、何をするんだ光!」
光「暴力はダメだ! そんなのはヒーローのすることじゃない!」
春香「そうそう。さ、光ちゃん。その国語辞典を早くこちらに渡して」
響「落ち着け光。春香は悪の組織の一員だ。義は自分にある」
光「そんなことはない! こんなに優しそうな春香さんが悪いことをするなんて考えられない! アタシは騙されないぞ!」
春香「ソウダヨー。ハルカサンコワクナイヨー。トテモヤサシイヨー」
響「だがな光。この言葉を聞いてもまだ春香を守れるかな?」
光「何だ? ちょっとやそっとの言葉ではアタシの正義の心を動かすことはできないぞ!」
響「実はな、春香はこの前――――自分のことをチビって言ったんだ」
光「よし! 成敗!」
春香「あ痛っ!!」ポコン
春香「えー、そんなこと言ったっけ?」
響「言ったぞ。この前収録した番組で『響ちゃんは小さくてかわいいんですよー』って」
春香「えっ、褒めてない?」
光「春香さんは小さい者の気持ちが分からないんだ! 家族でレンタルビデオ店に行ったとき、店員さんに『今キッズキャンペーン中なんですよ~。はい、どうぞ~』って飴を渡された人の気持ちを考えたことがあるか? あれは凄い屈辱だった…………ッ!」
響「むしろ春香は貰おうとしてたよな」
光「何だとッ!?」
春香「いやあれは事務所の皆で行ったからであって……仲間内でのジョークですよ! ジョーク!」
響「最終的に千早が『すみません、この子まだ精神が熟し切ってないので……』って言ったらくれたよな」
春香「イチゴ味だった。美味しかった」
光「うわぁ…………」
春香「あぁ……あのときの店員さんもそんな顔だったなぁ……」
――――――――
――――
ペラペラ パタン
春香「ふぅ~、なるほど」
響「春香、『英雄色を好む』の意味は分かったか?」
春香「うん。簡単に言うと、英雄は性欲が強いってこと?」
響「まぁ、そんな感じじゃないか?」
春香「それで、光ちゃんはヒーローになるためには性欲が強い者――つまり変態になる必要があるかもしれないことに悩んでるわけだね」
光「そうなんだ……ヒーローにはなりたい! だけど、変態にはなりたくない! 今、アタシはモーレツに葛藤しているんだッ!」
春香「うーん、でもそんなに深く考えなくていいんじゃない? 別に変態だからヒーローってわけじゃないんだし」
響「だな。春香を見てみろよ。ヒーローに見えるか?」
光「ああ。春香さんは皆に夢を与える立派なヒーローだ!」
響「決まりだな。光、変態になれ」
光「何故だッ!?」
響「ホントか? 買収とかされてない?」
光「されてない!」
春香「そうそう。わたしがそんなことするはずないよ」
光「春香さんはこの前の番組でアタシに手作りクッキーを持って来てくれたとっても良い人だ!」
春香「うん、ね? このタイミングで言うのは逆効果だよね?」
響「それはな、財布をスるためだぞ」
光「泣いてた子どもに歌を歌ってあやしていたぞ!」
響「それはな、安心させて誘拐するためだぞ」
光「電車でお年寄りに席を
コメント一覧
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- 2016年08月04日 22:05
- ウサミン「びえっくしょい!」
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- 2016年08月04日 22:13
- まぁ厳密には光の目指すヒーロー(正義の味方)と英雄(それまでの体制を覆す指導者)は違うから、安心してベッドの上でピョンピョンすればいいよ(下で構えながら)
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- 2016年08月04日 22:15
- この光ちゃんに、そのままズバリなヒーロー『変態仮面』を見せたらどんな反応するんだろう。ウマイこといけば周りのアイドルにパンティを被らせてくれと要求する光ちゃんが見られるのだろうか。
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- 2016年08月04日 23:15
- 悪が栄えた試しはない。なら正義は栄えるってことで
ジョセフが浮気したから第4部があるんだし、英雄色好んで結構
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- 2016年08月04日 23:18
- 変態のメソッドは+チック姉さんを読むことで学べると、そういうわけだな。
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- 2016年08月04日 23:28
- ミミミン…ミミミン…
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難しい質問ですね.....
ね?ナナさん?