「リオ五輪の開幕前なのに…オーストラリアが良いスタートを切ってる!」とても残念な順位表
今週末にいよいよ開幕するリオデジャネイロ五輪。
しかしニュースで目につくのは、治安が悪さや、準備不足といった内容も多く、現段階では期待だけでなく不安も感じるところです。
さて、五輪が始まると各国のメダル数がグラフになりますが、なぜか開幕前なのに
「オーストラリアが良いスタートを切ってる!」と話題になっていました。
Australia is off to a great start in Rio!
上からオーストラリア、アメリカ、中国、イギリスの順位で並べて比較されていますが、もちろん金・銀・銅のメダルはどの国もまだ0個。
ですが……ん?
んんん?
一番右にオーストラリアが12も取っているものが……。
なんと「選手が強盗に遭った数」“ATHLETES ROBBED”。
実は現地入りしたオーストラリア選手が、銃をつきつけられて自転車を奪われたり、その後も選手たちが次々に強盗被害を受けたりと、次々に悪いニュースが報じられているのです。
メダル以前に被害に遭った数で争える現状が、皮肉を込めてグラフにされていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●いったい「病気になった」カテゴリーでは、どの国が勝つのだろうか。
●中国も1件入れておいてくれ。
(「中国選手、酔っ払いのふりをする男に強盗で襲われる」:英語ニュース)
●これは実際の数字なの? 誰か実際にスコアをつけて。
↑選手村で火事があって避難しなくちゃいけなかったんだよ。そこで数人が強盗に遭ってるね。
↑いちおうニュージランドの選手が最初だったよ。
●リオは最悪だ。もう早く終わってほしいと思う。
●オレたちが勝ってる!
↑その精神だ。
●リオ五輪は違法撮影した映画を見ているようなものだ。
●表を拡張して「殺人」「負傷」「病気」も必要だ。
↑「行方不明」を忘れているよ。
●この五輪期間中は、メダルを獲得することより、リオがメダルを用意できることのほうが驚きである。
●もうリオ五輪は、最初のハンガー・ゲーム(区画ごとに選ばれた人々が死ぬまで行う戦い)として知られてもいいのではないか。代表として派遣された選手たちにご加護がありますように。
本当に物騒なオリンピックのようで、メダルどころではない治安の悪さが浮き彫りになっています。
選手だけでなくカメラマンやスタッフなども強盗に遭っているそうですが、大会中は競技に集中できる環境を期待したいところです。