西住まほ「もすかう」
- 2016年08月07日 21:10
- SS、ガールズ&パンツァー
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ポンコツなまほ姉が好きなんです
まほカチュ流行れ
カチューシャ「入ってるわけないじゃない」
ノンナ「ピロージナエ・カルトーシカです」コトッ
まほ「…………」ポイッ
カチューシャ「?、なに投げたの……」
ノンナ「鷹の爪ですね」
カチューシャ「もう!?何しに来たの? 馬鹿にしに来たなら帰りなさいよ!」
まほ「!」パアッ
カチューシャ「なんで帰れって言われてちょっと嬉しそうなのよ!」
カチューシャ「そうね、さっきまでの奇行は見なかったことにするから早く本題に入ってちょうだい」
まほ「相談があるんだ」
カチューシャ「相談? ウチに来なくてもミホーシャとかエリカが居るじゃない」
まほ「その二人の事なんだ」
カチューシャ「あの二人がどうしたのよ?」
まほ「最近エリカが寄港日に一人でどこかへ行くことが多くなったんだ、それで一回こっそり着いていった」
まほ「いや、見失った」
カチューシャ「なんで?気づかれて撒かれたの?」
まほ「何があったかは定かではないんだが、カレーの匂いがしたと思ったら、いつの間にか小料理屋でカレーを食べていてエリカの姿も消えていたんだ」
ノンナ「お腹が空いたから追跡を断念したんですね」
まほ「いや、不思議な力によって時空をねじ曲げられたんだ」
ノンナ「恥ずかしがらなくっていいんですよ。カチューシャもよくお腹が空いたからという理由で外出を中断して帰ってきますから」
カチューシャ「ノンナ!!余計なこと言わない!」
カチューシャ「誰が最初にボケだしたのよ……」
カチューシャ「話を戻すわよ、エリカを尾行してたけどカレーに釣られて見失ったのね。……ここからどうやってミホーシャの話につながるの?」
まほ「ああ、あの店のカレーは……」
カチューシャ「カレーはいいから相談を前に進めなさいよ」
まほ「Spiegel der Zarenzeit……」
カチューシャ「日・本・語・で!」
「気になって覗いてみたら携帯で電話をしているようだったんだが」
=================
エリカ「…………ええ、み…………………隊長には秘密に……」
「……場所は………………。大洗が…………」
「……頼んだわよ……………もう隊長には………………………」
====================
まほ「という会話が漏れ聞こえてきた……」
まほ「ああ、だが恐らくはこう言うことを言ってたんだと思う」
============
エリカ「ええ、みほと戦車道やった方が楽しいもの、でもこの事は隊長にはは秘密にしてね」
「今度のデートの場所はどこがいいって?大洗がいいわ」
「エスコート頼んだわよ、みほと付き合ったら私もう隊長には戻れないわ」
================
まほ「みたいな会話に違いない」
「エリカまでみほを追って大洗に転校してしまったら……」ガクッ
ノンナ「ほぼ妄言だと思います。尾行の件から、戦車に乗っていないときはちょっとネジが緩いんでしょう」ボソッ
カチューシャ「私達は去年こんなのに勝って喜んでたの……?」
ノンナ「スポーツ選手や芸術家などで天才と言われる人にはままあることです」
まほ「もしかしてエリカだけじゃなく黒森峰の隊員達皆も内心私じゃなくてみほ派なのか......」
カチューシャ「どうするのよ、なんかほっといたら被害妄想拗らせてめんどくさそうよ」
まほ「そうだな、愛想の無い私が隊長じゃあ士気も下がるか、......。その上で二度も優勝を逃したんだ……、こんなざまでなにが西住流そのものだ……」ブツブツ
カチューシャ「はいはい、ネガティブはそこまでにしなさい」
ノンナ「そうです、まほさんは言葉や態度がではなく行動で隊員を引っ張ってきた人じゃないですか」
まほ「……そうか?」
まほ「いや、しかし……」
カチューシャ「いいから、考えるのを止めなさい。ノンナ、ボルシチ!」
ノンナ「こちらに」
まほ「これは…?」
カチューシャ「黙って食べなさい、食べておなか一杯になったら帰って歯を磨いて寝なさい」
まほ「……いただきます」
カチューシャ「はい、じゃあミホーシャとエリカの事は私たちが探っておくから、あなたはもう帰って寝なさい、いいわね!」
まほ「ああ、世話になったな。ボルシチ、美味しかったよ」
ノンナ「カチューシャこそ親身になってたじゃないですか?」
カチューシャ「だって……」
「私のこと嫌ってるのかと思ってたもん。中学のころから同世代のスターで雑誌にも何回も特集されてて……正直憧れの存在だったわ」
「去年初めて対戦できたと思ったらあんな勝ち方して、今年は対戦はなかったけど大学選抜の時も睨まれたし……」
ノンナ「それが、急に弱った姿を見せられて困惑したんですか?」
カチューシャ「そりゃ驚くわよ。あんな西住まほは初めて見たわ」
ノンナ「西住流後継者とか鉄血隊長とか呼ばれてますけど、私たちと同じ女子高生ですから、弱い部分が無いわけないです」
カチューシャ「そうね"ブリザードのノンナ"さん」
ノンナ「まったくです、”地吹雪のカチューシャ”」
~♪
エリカ「電話?誰かしら」
『あ、もしもしエリカ?最近マホーシャに隠し事してない?』
エリカ「その声はカチューシャ? ちょっと、いつから隊長の事そんな呼び方するようになったのよ」
カチューシャ『今日からよ、それよりこっちの質問に答えなさい。マホーシャに何か隠してこっそり電話したり出かけたりしてるでしょ』
カチューシャ「ここで遠回しに聞き出そうとしても埒が明かないわ」
「でどうなの?」
エリカ『別に私にも隊長にわざわざ言わないようなことくらいあるわよ』
カチューシャ「そうなの?ノンナなんか私に秘密にしてることなんか一つも無いわよ? ね、ノンナ」
ノンナ「…………………………はい」
カチューシャ「ノンナ!? 何か隠してるの!? ノンナ??!!」
カチューシャ「待ちなさいよ! いいから何やってるのか教えなさい。マホーシャには上手く言っておいてあげるから」
エリカ『なんでカチューシャに上手く言ってもらわなきゃいけないのよ』
カチューシャ「あら気づかれてることに気づいてないのね? エリカに隠し事されてるって泣きついてきたのよ?」
エリカ『嘘!? 電話も一人の時にしてたし、外出も隊長に尾けられてもいいようにわざわざカレー屋の前を頻繁に通るようにしてたのに……』
エリカ「絶対隊長には内緒よ! 守らなかったら選抜との試合の日のあの事、ノンナさんにばらすから」
カチューシャ『わかってるわよ。まあ頑張りなさい』
ピッ
エリカ「まったく、強硬なんだから」
「あ、みほ達にカチューシャにばれたってこと伝えなきゃ…」ピピピ
ノンナ「そうですね、たぶんそれが一番厄介な任務ですけど」
カチューシャ「カチューシャ様に不可能は無いわ。適当に理由をでっちあげて納得させればいいのよ」
ノンナ「ところでカチューシャ、"あの事"とはなんでしょう?」
カチューシャ「え、……それは……」
ノンナ「ありましたね、不可能」
みほ「お姉ちゃん、私とエリカさんのコンビネーションでボコにしてあげるね」
「「あははははははははははははははっ」」
まほ「!?」ガバッ
「夢か……」
「夢か?」
かっちゃん □ ▽
<エリカに直接聞いてみたけど、
<来年以降を見据えて各校の
二年生と交流するようにしてるんだって。
<なんでマホーシャに秘密にするのか聞いたら、
<早く引退しろ、みたいな嫌味に
聞こえやしないか心配して秘密に
してたんだって
<かわいい後輩じゃない
エリカ「隊長、おはようございます!」
まほ「おお、エリカ」ガバッ
エリカ「隊長? どどっ、どうしたんですか急に抱き着いたりして!??!」
まほ「カチューシ
コメント一覧
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- 2016年08月07日 21:20
- シホーシャが出てない!マイナス20点
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- 2016年08月07日 21:39
- ゴスペル許せへん
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- 2016年08月07日 21:53
- とりあえずスーパーギャラクシーに乗ってくるサンダースをどうにかしよう
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- 2016年08月07日 22:02
- インゲン崇拝
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- 2016年08月07日 22:09
- ⊂二(^ω^)二⊃ブーン
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- 2016年08月07日 22:11
- 夢見るアンディさん?
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- 2016年08月07日 22:13
- オッサンですかシャアですか
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- 2016年08月07日 22:21
- >まほ「(!?……撃たれ……てない…?)」
これはずるいww
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- 2016年08月07日 22:33
- そこはかとない狂気を感じる
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- 2016年08月07日 22:39
- オッホッホッホッホ、HEY!
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- 2016年08月07日 22:40
- もはやスーパーギャラクシーがケイの原チャリ扱いになってる件について
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- 2016年08月07日 23:23
- カール・P・アッチョ「ムスカームスカーとにかくあっかんべ〜ピザ実質3000円!!あっはっはっはっは!!」(Hey!!)
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- 2016年08月07日 23:26
- 便所戦争決戦だ
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- 2016年08月07日 23:46
- 案の定もすかうに占拠されてた、因みにもう10年も前の話なんやで(ニッコリ)
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