GeekWireは5日(現地時間)、米シアトルに本拠を構えるAI(人工知能)および機械学習のスタートアップ企業であるTuriを、米アップルがおよそ2億ドル(約203億円)で買収したと報じています。
アップルがAI関連企業を買収するのは今回が初めてのことではなく、既に昨年には機械学習のスタートアップである米Perceptioと、音声対話システムのスタートアップである英VocallQが同社傘下に収められました。
また、現時点ではTuriの保有する技術がどのような形でアップルの製品やサービスに還元されていくのかについては判明していませんが、同社の誇るバーチャルアシスタントシステム「Siri」のほか、「Apple Music」やApp Storeといった一部のサービスなどを、より快適で高機能なものへと改善するために利用されるものと推察されます。
なお、アップルCEOのティム・クック氏は先日、iPhoneシリーズの売上げ減少に伴う戦略の変更について語る中で、今後はより積極的にM&A(企業の合併買収)を仕掛けていく予定であることを明言しており、アップルに吸収される新興企業や中小企業の数はこの先さらに増えていくこととなりそうです。
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2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
買収することでしか技術もてないもんな
今時、特に大企業では自社で一から開発なんてなかなかやらないよ。
膨大な時間とコストがかかるからね。
だったら先行している企業を買収したほうが速いし安い。
グーグルや、日本の大企業もそうしている。
尻の次は釣りですか・・・