女流騎士の勇壮な姿。青森県十和田市で開催された「桜流鏑馬(さくらやぶさめ)」の光景

桜流鏑馬

「流鏑馬(やぶさめ)」とは走る馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る、平安時代末期から鎌倉時代にかけて武士の間で行われていた日本の伝統的な稽古や儀式のことですね。
青森県八戸市にある櫛引八幡宮の流鏑馬神事、茨城県笠間市の笠間稲荷神社、三重県桑名市の多度大社、東京では新宿区の穴八幡宮など神事として全国各地で開催されています。

青森県十和田市で開かれる流鏑馬は、女性の騎士が参加する日本で唯一の流鏑馬で「桜流鏑馬(さくらやぶさめ)」と呼ばれ、とても人気があり毎年開催されています。出場する女性選手たちの衣装は、選手一人ひとりの要望を聞き入れながら制作され、和の要素と機能性を重視したデザインになっています。

これらの写真はアメリカ、ニュージャージーのフォトグラファーTony Jarry(トニー・ジェリー)さんが撮影した写真で、華やかな衣装を身にまとって馬に跨る姿はとても凛々しく、勇壮。颯爽と矢を放つその姿がとても印象的です。約100mの走路には、3つの的が設置され、それを3箇所連続で騎射を行うそうです。

Tony Jarry
















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