9328554八回裏に明徳義塾の三塁走者・西村舜外野手が、ランダウンプレーの末に生還し、セーフの判定を受けた場面には審判に対する疑問の声が広がっている。中継映像を見ていた視聴者の目には“アウト”だと映っていたからだ。



場面は1死二、三塁から寺西の遊ゴロで三塁走者が飛び出し、三本間に挟まれた。その間に二塁走者・西浦が三塁ベースへ到達。捕手からボールを受け取った三塁手・渡辺が二塁走者にタッチし、そのあと三塁走者にタッチした。


甲子園7日目 第1試合 明徳義塾 7 - 2 境


問題のシーン


YouTubeの動画コメントによる説明
まず、三塁走者が三本間に挟まれました。二塁走者がその間に三塁へ到達します。しかし三塁走者がそのまま三塁へアウトにならずに帰ってきました。
この場合、三塁上に二人のランナーが存在しているので守備側は両方のランナーにタッチしました。この場合アウトになるのは後ろのランナーなので二塁ランナーです。

まだ三塁ランナーは生きています。そして多分三塁ランナーもこの時に訳が分からずに飛び出してしまいサードにタッチされてアウトのはずなのですが、そこを審判が見ていなくてノータッチの判定になり、三塁走者が生還してしまったということです。


2人の走者が同じ塁上にいる状況でともにタッチされた場合、三塁走者に優先権が発生し、二塁走者がアウトになる。三塁塁審は二塁走者にアウトを宣告したが、三塁走者の西村は自分がアウトになったと勘違いし、ゆっくりとホームへ向かった。中継では、ベースを離れた三塁走者がタッチされているのがわかる。

しかし、三塁走者の西村はそのままホームイン。これが明徳義塾にとって、7点目のダメ押し点へとつながった。

(source: NEWSポストセブン - 明徳義塾vs境、ランダウンプレーでの審判の“不可解な判定”【第98回甲子園・高校野球】

高校野球 明徳義塾 ありえない大誤審で7点目のホームイン