Phone Arenaは13日(現地時間)、米クアルコムが、「Snapdragon 652」の第2世代モデルを開発している可能性を示唆する情報が、新たにZaubaのデータベース上に確認されたことを伝えています。
Zauba上に登録されていた「MSM8976SG」のデータ
インドの輸出入情報を閲覧できるWebサイトZauba上に今回、「MSM8976SG」という型番のオクタコアSoCの存在が確認されました。「MSM8976」は、クアルコムのハイエンドSoC「Snapdragon 652」の型番であり、末尾に付く「SG」は、おそらく “Second Generation(第二世代)” を省略した表記であると推察されます。
データによると、MSM8976SGはSnapdragon 652と同じく「big.LITTLE」方式のオクタコアSoCとなる一方で、最大周波数は1.8GHzから2.0GHzへと引き上げられているほか、GPUの動作周波数も550MHzから621MHzにまで向上。最大8GBまでのRAMとWQHD(2560×1440)までのディスプレイ解像度をサポートしているとのことです。
これまでにもSnapdragonシリーズは、周波数をわずかに上昇させた改良版モデルを数多く発表してきており、Snapdragon 652にも同様の存在が用意されていたとしてもおかしくはありません。
なお、過去の慣習に倣うならば、MSM8976SGには「Snapdragon 653」や「Snapdragon 654」などの名称が宛がわれることになりそうですが、残念ながら今回、その名称に関する手掛かりは確認されませんでした。
[Zauba via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。