9331160陸上男子400mハードル。4組目に出場した野澤啓佑選手は、前半から積極的なレースでリードを奪い、最終10台目のハードルを越えた時点では、2位以下に大きな大差。最後は余力を残しながら悠々とトップでフィニッシュ。文句なしで準決勝進出を決めた。



ゴールタイム48秒62のタイムは5月に出した48秒67を0秒05更新する自己新(日本歴代6位)だった。予選のタイム順では野澤は6番目。ただし、トップタイムは48秒37で、野澤とそこまでの大差ではない。


男子400mハードル予選で野澤啓佑選手が組のトップ 6位のタイムで準決勝進出


リオ五輪 400mハードル日本代表 野澤 啓佑選手



さらに、昨年の北京世界選手権金・銅のN.ベット(ケニア)・J.ギブソン(バハマ)、2013年世界選手権金・銀のJ.ゴードン(トリニダードトバゴ)・M.ティンズリー(アメリカ)など実力者が予選敗退となったことも野澤にとっては追い風となる。

準決勝突破はもちろんのこと、決勝でのメダル争いに現実味を帯びてきた。


オリンピックで逃げ切る日本選手 初めて見た!男子400mハードル予選