9331114SMAPは1月18日、メンバー5人がそろう唯一のレギュラー番組、「SMAP×SMAP」の緊急生放送で解散騒動を謝罪した。事態は収束するかに思えたが、月数回行われたその後の同番組の収録の現場には、険悪な雰囲気が漂っていた。



1月18日、「SMAP×SMAP」の緊急生放送で騒動を生放送で謝罪した直後、本来は温厚で、まとめ役の中居が声を荒らげた。稲垣、草なぎ、香取の3人に向かって「(木村と)口をきくんじゃねーぞ!」と言い放った。謝罪のタイミングや方法に不満を感じ、感情的になってしまった。

自分なりにグループをまとめようとしても、思うようにいかない焦りもあったのか、ある収録日では、木村を裏切り者と表現するような発言をしてしまい、スタッフが編集で慌ててカットしたこともあった。


1月18日 「SMAP×SMAP」 生放送緊急記者会見



木村拓哉、SMAP解散に「だったら4人をクビにして!」


「キムタクは、自分から歩み寄っているのに全く相手にされず、かなり頭にきていた。(スマスマ)担当プロデューサーに、こんなんじゃやってられないという抗議のメールを送っていますからね」(フジテレビ幹部)

騒動以後、グループの“活動休止”も検討された。それが解散に至った理由には、香取慎吾(39)らからの強い解散要求がある。
「それに対し、木村はジュリー副社長に『だったら4人はクビにしてください!』と懇願したそうです」(関係者)


「僕たちは15年前に壊れていた」SMAPメンバーが洩らした解散問題の核心


木村は緊急生放送で話したように、ファンに謝罪できたことで騒動はいったん収束するとみていた。そこに他の4人との温度差が生まれた。努めて明るく振る舞う木村と、納得がいかない様子の4人。溝は深まる一方だった。

SMAPのメンバーであるからこそ、仕事にも恵まれたと感謝している香取や草なぎは、とりわけグループ愛が強かった。2人は、中居と木村の確執を軸に目に見える形でバラバラになっていく状況は耐えられなかった。

収録は月数回程度にもかかわらず、香取は周囲に「(メンバー)みんなと顔を合わせたくない」と漏らすほどだった。トークコーナーの収録で木村が何か話題を持ち出しても他メンバーが黙り込むなど内容が成立しないことも増えた。

(source: 日刊スポーツ - 中居、裏切り木村と「口きくんじゃねーぞ」

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SMAPの連絡係をさせられていた小学5年生の香取慎吾さん