スポーツ紙やワイドショーなど、主要メディアからの情報は基本は同じ。
香取慎吾さんを中心に草なぎ剛さん、稲垣吾郎さんが解散を強硬に主張し、中居正広さんがとりなそうとしたものの意思は変わらず、SMAPを続けたかった木村拓哉さんの思いは通じることなく解散に至った…というもの。
ジャニーズ事務所とのしがらみから、事務所発表と大きく外れた報道ができない大手メディアより、今回はネットメディアが流す情報の方がより信頼度が高いような気がするのは気のせいでしょうか。
サイゾー系のネットメディア・リテラが、昨日に引き続きSMAP解散の裏側を報じています。
今回の解散劇、実はジャニーズ事務所側がこうなるように仕向けたのではないかとの憶測が、業界内でひそかにささやかれているらしいのです。→ Geinou Ranking
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そもそも、かねてより噂されていたジャニーズ事務所内部の派閥の存在をメリー喜多川副社長が週刊文春の取材に対して完全否定したうえで、飯島三智元マネジャーに対して、不満があるならSMAPを連れて出ていけ、と言ったことが今回のSMAP解散騒動の発端でした。
※メリー喜多川氏の言い分、その詳細はこちら。
クビ宣告も！メリー喜多川が飯島三智をボロクソに恫喝！ジャニーズ派閥問題のインタビュー詳細
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そんな話が週刊誌上で公になり、事務所にいづらくなった飯島女史が、言われた通りSMAPを連れて独立しようと事務所と協議を重ねていたところ、土壇場になって木村さんがやっぱり事務所に残ると言い出したために独立計画がとん挫。
行き場のなくなった4人を事務所に残すために飯島女史は一人ジャニーズ事務所を退社、残った4人は『SMAP×SMAP』（フジテレビ）で公開処刑…ではなくて公開謝罪をし、木村くんのおかげで残れましたと頭を下げることで事務所に反旗を翻したことを許してもらった…というのが今年1月に起こった騒動です。
その後、表向きはSMAPは今まで通り活動を続けてきました。
しかし、5人そろっての仕事は極端に少なくなり、唯一といっていい5人での仕事である『スマスマ』では5人のあからさまなぎくしゃくっぷりばかりがクローズアップされ、どこかに無理があるのは誰の目にも明らかな状態が続いていました。
この9月にSMAPメンバーは事務所との契約更新を控えており、このタイミングでSMAPを解散して退所するメンバーが出るとの噂は流れ続けていましたが、それも、とりあえず今年は回避されたと、そう報じられた直後、突如として発表されたのがSMAPの解散だったわけです。
この解散、強硬に主張したのが香取さん、それに同調したのが稲垣さん、草なぎさん。
独立騒動の際、先頭に立って飯島さんサイドについたという中居さんは、今回はSMAP存続のため、そんな3人を何とかなだめようとしました。
そして、唯一SMAPを続けたかったのが木村さんですが、ほか4人がついてこないために解散を選択せざるを得なくなってしまったと、これがジャニーズ事務所が書いた筋書きです。
メンバー全員のコメントも発表され、その内容もこの筋書きを裏付ける内容となっています。
大手メディアは、このストーリーから一歩も外れることのない情報を次々と流し続けています。
※詳しくはこちら。
→ SMAP、12月31日で解散！年下3人が解散の意思強く年上2人も覆す気力がなかった…メンバー全員がコメント発表！
しかし、この内容は本当に真実なのか…1月の解散騒動の時も、事務所と木村さんに有利になるように情報操作を行ったジャニーズ事務所が、事実に何の手も加えずにメディアに情報を流すとはとても思えません。
今回の、香取さんを中心に年下3人が強硬に解散を主張した、というのが、そもそも間違っていると報じたのが、ネットメディアのリテラでした。
→ SMAPの解散は木村拓哉リーダー体制に他メンバーが反発したから…解散は香取慎吾のせいというメディアに騙されるな！
確かに、納得できる理由のように思えます。
さらに今回、リテラはSMAPの木村さんを除く4人と、後輩で同じく飯島派に属していたKis-My-Ft2をジャニーズ事務所が干そうとしていた事実を報じています。
（以下引用）
「独立騒動は表向き、あの『SMAP×SMAP』での公開謝罪で決着がついたということになっていましたが、メリー喜多川副社長と藤島ジュリー景子副社長は、一時でも飯島（三智マネージャー）さんと行動を共にしようとしたSMAPの4人を許したわけではなかったということでしょう。
この間の扱いは、4人をやめさせようとしているとしか思えない、まさに飼い殺しと呼ぶにふさわしいものでした」（ジャニーズ関係者）
（以上引用 リテラ）
そうは言っても、中居さん、草なぎさん、香取さんはそれぞれ冠番組も持っていますし、テレビで見かけなくなったということもないように思われます。
特に、草なぎさんは来年1月期、木村さんと同じクールに主演連ドラが内定したとも報じられていました。
→ 草なぎ剛、来年1月期ドラマに主演内定！SMAP独立組の“干され”は終了？
これで干されていると言われても、ちょっと納得しづらい部分があるのですが…。
（以下引用）
さすがに、ジャニーズも今、メンバーが出演しているレギュラー番組をおろすというような露骨なことはしない。
そんなことをしたら、ファンから反発を受けることは必至だからだ。
そうではなく、ジャニーズはこの間、4人に新しい仕事をほとんど入れていなかったらしいのだ。
ドラマがいい例だ。
SMAPメンバーの多くは、1〜2年に1回はドラマに出演しており、実際、木村拓哉については、来年1月からTBSの日曜劇場に主演することが決まっていた。
「医療ドラマで医師役」「タイトルは『Get Ready!!』」などと具体的な情報も流れていた。
ところが、他のメンバーについては、そういう話が聞こえてこないのだ。
草なぎ剛は今年1月期に主演した『スペシャリスト』（テレビ朝日系）が、昨年同枠で放送された木村の『アイムホーム』（テレ朝系）を上回る高視聴率をマークする回もあるなど、俳優として高い評価を受けているにもかかわらず、新しいドラマの話が一向に進んでいない。
「独立騒動が落ち着いた直後に、フジテレビで木村と同じ来年1月期に火曜10時枠でドラマ主演することが内定したという報道もありましたが、その後、まったく情報が出てこない。
どうも、ジャニーズの強い意向で先送りになったようではないかといわれています」（フジテレビ関係者）
（以上引用 リテラ）
そういえば…。
木村さんのドラマの内容はいろいろと漏れてきていますが、草なぎさんのドラマは何の情報もないですね。
中居さんも、この1月クールに連ドラ主演の話があると報じられたこともありましたが、こちらも流れてしまったと報じられていました。
そして、そういわれれば稲垣さんにも映画出演がキャンセルになったとの情報がさらりと漏れてきていましたね。
これは、“香取の乱”を報じた女性セブンで報じられたものです。
（以下引用）
「他の3人はすぐに控室に帰るので一切会話はありません。
稲垣だけが双方の調整役という立ち位置でした。
でも最近は板挟みというか…。
理由は不明ですが、年明けに撮影が始まる新作映画の出演をキャンセルしたそうです。
稲垣さんも木村さんもとてもライブをやろうという意思は見えません」（テレビ関係者）
（以上引用 女性セブン）
※詳しくはこちら。
→ 木村拓哉を上げるために香取慎吾を生け贄に！？“香取のせいで25周年コンサートが中止”報道の裏側！
記事を読んだとき、その情報なんでここで挟んだ？と不思議に思ったのを覚えています。
前後につながりがなさすぎますよね。
しかし、ジャニーズ事務所御用達と言われる女性セブンが書いていることですから、これもジャニーズ事務所から降りてきた情報だったのでしょう。
文脈では稲垣さんが自らキャンセルしたように読めてしまいますが、実際はキャンセル“させた”、もしくはキャンセル“せざるを得ない状況に追い込んだ”、または事務所が“勝手にキャンセルした”という可能性もありますね。
（以下引用）
「ジャニーズ事務所は4人に新しい仕事を入れなかっただけでなく、飯島マネージャーがいた時代に内定していた仕事もそのまま放置したり、キャンセルしていたようです。
積極的に干し上げるというより、ほったらかしにして、動かない。
それで、今あるレギュラー番組しかない状態にして、じわじわと仕事をなくしていくつもりだったんでしょうね。
レギュラーのバラエティにしても、4人の番組については低視聴率の場合、テコ入れよりも打ち切らせるというのがジャニーズの姿勢で、かわりに、ジュリー派のタレントを押し込もうとしていた。
香取慎吾の『おじゃMAP!!』なんかも今回の解散決定前から打ち切り話が出ていたようですし」（テレビ局関係者）
（以上引用 リテラ）
事務所を通さずに勝手に仕事をするわけにはいきませんからね…恐ろしい話です。
しかも、こうした手で追い詰められていたのはSMAPの4人だけではなく、後輩のKis-My-Ft2にも及んでいたというのだからもう…。
（以下引用）
「キスマイは、結成5周年の東京ドームツアー中ですが、そのあとの新しい仕事はほとんど入っていません。
とくに中居がプロデュースして売り出していた舞祭組は、完全に干されていて、中居の番組に細々と出演し続けるしかなくなっています。
中居はキスマイのことをかなり可愛がっていたので、相当こたえてていたようです」（前出・ジャニーズ関係者）
ようするに、4人はかなり前からジャニーズ事務所に完全に追い詰められていたのだ。
TBSの音楽・バラエティ班から重用されている中居はともかく、香取、草なぎ、稲垣はこのままいくと、仕事がゼロになりかねないような厳しい状況にあった。
「しかも、一方では、こういう状態を回避したいなら、キムタクを中心にまとまれ、という条件もジャニー社長から突きつけられていた。
香取、草なぎは完全に進退極まっていたんじゃないでしょうか」（スポーツ紙ジャニーズ担当）
（以上引用 リテラ）
こんな状況で訪れた9月の契約更新。
やはり、ここで契約を更新せずに事務所を辞めるというメンバーもいたそうです。
それを中居さんが引き止め、とりあえず1年は契約更新、SMAPとしての活動は休止ということで話がまとまっていたそうなのですが、事務所による“嫌がらせ”は止まらなかったといいます。
（以下引用）
そのひとつが、SMAPの名前の付いた番組を打ち切る方針が打ち出されたことだ。
現在、各メンバーの出演している番組は、香取慎吾の『おじゃMAP!!』（フジテレビ）『SmaSTATION!!』（テレビ朝日）、草なぎ剛の『『ぷっ』すま』（同）があるが、ジャニーズ事務所は
「活動休止にともなってこれらの番組を次の改変で打ち切りにしてほしい」
と各テレビ局に要求したのだという。
これが実行されたら、香取、草なぎのテレビ、ラジオの仕事はほぼゼロになってしまう。（ちなみに中居の『金スマ』（TBS）はこの事態を見越して『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に改題されていた）。
さらに、これも「週刊女性」が書いていたが、ジャニーズ事務所は、SMAPやキスマイメンバーが飯島マネージャーと連絡をとっていないか、チェックまで行っていた。
「7月の終わりには、中居が27時間テレビで、さんまから『飯島さんはどうしてはんの？ それだけ言うてくれ』と言われて、『いま見てるでしょ』と言ったり、「週刊文春」でその飯島さんが直撃されたりということがありましたが、その前から、ジャニーズ事務所は、飯島さんの動きに非常にナーバスになっていた。
SMAPのメンバーにはさすがに直接、詰問したりはしなかったようですが、キスマイや山Pなどには社員が探りをいれていたようです」（前出・ジャニーズ関係者）
（以上引用 リテラ）
こうした嫌がらせの結果、香取さん、草なぎさんが10日に解散を申し出るという事態になってしまいました。
これはジャニーズ側も待ち望んでいた節があるそうで…。
（以下引用）
「キムタクは10日の話し合いの席に欠席して、ハワイに行っていた。
ジャニーズの息のかかった芸能マスコミは『香取、草なぎにその隙を狙って強引に解散に持ち込んだ』なんて報道をしているが、あの2人にそんな発言力があるはずがない。
だいたい、普通だったら、木村が欠席しているうちに、勝手に解散を決めるなんて、ジャニーズ事務所が認めるはずがないでしょう。
それがすんなり決まって、翌日の役員会で承諾が得られたというのは、明らかに不自然」（前出・スポーツ紙ジャニーズ担当）
これは明らかに、2人が解散を言い出すのをジャニーズ側が歓迎していたということだろう。
それどころか、ジャニーズは最初から香取、草なぎを追い込み、2人に解散を言い出すよう仕向けたという可能性もある。
香取に近いジャニーズ関係者は憤懣やるかたないという様子でこう話す。
「その可能性は十分ある。
ジャニーズとしては今の状態が続くと、どんどん木村のイメージが
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