桐乃「うっひょーい!生小鳩ちゃんだぁ!」小鳩「や!」
- 2016年08月17日 23:10
- SS、俺の妹がこんなに可愛いわけがない
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小鳩「やっ!!兄ちゃん助けて!?」
京介「すみません…うちの桐乃が」
小鷹「いやいや…星奈で慣れてますんで大丈夫っすよ。小鳩~!仲良くな~!」
小鳩「兄ちゃんの薄情者ぉ!?」
桐乃「うひひ~待て待て~」
小鷹「見覚えあるな~とは思ったんすけどね。まさか、俺妹の京介さん本人とは」
京介「こっちこそびっくりしましたよ。はがないの小鷹さんに会うなんて思いもよらなかったもので」
小鷹「いやいや、俺なんて全然っすよ」
京介「何言ってんですか!原作の売り上げ、大差つけて圧勝してるくせに!」
京介「うちも似たようなもんですよ」
小鷹「俺妹は京介くんも人気あるじゃないっすか」
京介「巷では実妹に手を出したやばい奴って扱いですけどね」
小鷹「そんなことないっすよ!妹モノの作品で、妹以外のエンディングはありないじゃないすか!」
小鷹「ほんと、京介はマシですよ。俺なんて…結局良いとこ無しだから…」
京介「そんなことないですって!小鷹くんも最終的には1人に絞ったんだから…まぁ、結果はどうあれ、胸張って下さいよ!」
小鷹「俺、なんで理科に振られたんだろう…」
小鷹「黒猫さん可愛かったっすよね。うちの幸村も、ほんと可愛かったなぁ」グスン
京介「もうやめにしよう。後からグジグジ言っても始まらない。小鷹くんは、あの後どうしたんですか?」
小鷹「あの後というと、高校卒業後?」
京介「そうそう」
京介「あれは驚いたな。でも、もし再婚したらマリアが妹に追加されるわけだから、大団円じゃないか?」
小鷹「そう考えれば悪くないっすね。ただ、やっぱり複雑っていうか…」
京介「それはそうと、大学は星奈さんと一緒なんだっけ?」
小鷹「そうなんすよ。逃がしてくれそうになくて」
小鷹「はぁ…まぁ、そうなりますね。おまけに夜空も付いてくるとは思いますけど」
京介「星奈さんの家の家令見習いしてるんだっけ?なんか柏崎家を影から支配するとかなんとか…」
小鷹「星奈とくっついても平穏な生活は厳しいっすね」
京介「ペガサスさんも付いてくるしな。あはは」
小鷹「笑いごとじゃないっすよ!!毎晩背中流させるつもりっすよあのオッサン!」
小鷹「そう言えば京介くんは、大学卒業後どうするか決めてるんすか?」
京介「将来について作中で唯一触れられてるのは、マネージャー適正あるってことくらいだからなぁ。案外、加奈子のマネージャーになるかも知れん」
小鷹「いいじゃないすか!加奈子ちゃんも可愛かったですよね~。低身長キャラというと、うちなら葵が同じ系統かな?」
小鷹「毒舌なのが魅力的っすよ!中の人、田村ゆかりさんだし!!」
京介「あれは正直反則だと思った」
小鷹「俺妹の声優陣、豪華ですからねぇ」
小鷹「俺妹はなんてったって、妹が竹達彩奈さんだから。それに、えるたそ~の中の人が幼馴染とか凄すぎっすよ」
京介「個人的には田井中律ちゃんの中の人って言って貰えた方が嬉しいな。腹パンには絶句したけど」
小鷹「あれね」
京介「あれな」
京介「あの人万能過ぎるよな」
小鷹「小鳩の可愛さ3割増し」
京介「黒猫はあの声無しには考えられん」
小鳩「ほんと、凄い人ですね」
小鳩「悪いですけど、世界一可愛いと思ってますから」
京介「いやいや、うちの桐乃もなかなか…」
小鳩「え?なんだって?」
小鷹「すみません。ちょっと自分が小鳩なのか小鷹なのか忘れるくらい取り乱してしまって…」
京介「可愛いのは確かに認めるけど、小鷹くん自身は妹萌えじゃないだろ?」
小鷹「そうっすね。妹は妹ですから」
小鷹「京介くんさぁ…妹に手を出したから叩かれたんだよね。わかってる?」
京介「すみません」
小鷹「え?なんだって?」
小鷹「ごめん。俺のせいで…」
京介「妹の話題は俺達の中ではかなりデリケートな問題だということが改めて浮き彫りになったな」
小鷹「お互いの妹が可愛い過ぎますからね」
京介「じゃあ、他のラノベの妹の話をしよう」
京介「やっと敬語抜けたみたいだな。仲良くなれたみたいで嬉しいよ」
小鷹「いや、タメ語で話すとビビらせてしまうかと思って。それに、男友達なんて、久しぶりで…」
京介「小鷹くんは苦労してるんだな。それより、どの作品の妹について話そうか」
小鷹「じゃあ、物語シリーズの妹なら、どっちが好み?」
小鷹「断然、月火ちゃん」
京介「あー…中の人、マリアちゃんだしな」
小鷹「マリアとはまた違う魅力がある。言うなれば、とあるシリーズの名前が出て来ないあのヒロインのような…」
京介「確かに、月火ちゃん可愛いな」
京介「いや、ここはあえて可憐ちゃんと言っておこう」
小鷹「その心は?」
京介「巨乳の妹も悪くない」
京介「むしろ、俺が刃更まである」
小鷹「え?なんだって?」
京介「なんでもないっての!」
京介「大丈夫。俺はあやせで慣れてるから」
小鷹「ブッフォ!そういや、京介くんアニメで随分飛んでたよな」
京介「ご褒美だから、平気」
京介「小鷹くんはあんな子好きそうだよな」
小鷹「もう少しオーラを抑えてくれたら、まさに野に咲く一輪の花なんだけどなぁ」
京介「やっぱり理科ちゃんを引きずってると」
小鷹「そんなんじゃねぇよ…」
京介「え?なんだって?」
京介「話をはぐらかすの下手すぎね?」
小鷹「なにぶん友達が少ないもんでね。それより、小町ちゃんはどう?」
京介「可愛いよ。あれはリアル寄りの完璧な妹」
小鷹「それな。リアルであんな妹いたら本当に天使」
京介「つまり…」
小鷹「本当の妹は世知辛い」
小鷹「どの口で言うんだどの口で」
京介「いや、一般論としてさ。俺が八幡くんだったら、絶対に他のヒロインによそ見なんてしない」
小鷹「京介くんの言葉は信ぴょう性なさ過ぎ。途中から若干阿良々木さん混ざった感があるよね」
京介「あやせにちょっかいかけてた頃だろ?本当にどうかしてた」
小鷹「黒歴史?」
京介「そういうと、黒猫と付き合ってた頃思い出すからやめて」
そこそこの注目度で留まっていたらあんなふうにはならなかったと思うとちょい残念