島村卯月の性教育【※武内Pもの】
・アニメ基準
・武内Pもの
カタ、カタカタカタ
武内P「……」
ペラペラ、カタカタカタ
武内P「…………………ハァ」
卯月「どうしたんですかプロデューサーさん?」
武内P「……ッ!? し、島村さん」ビクッ
卯月「私が部屋に入っても気づかないままで……それに今のため息」
武内P「その……すこし仕事が行き詰っていまして」
卯月「その割にキーボードを軽快に叩いていたように見えたんですけど」
武内P「そ、それは……」
卯月「何か悩み事があるんじゃないですか? 私でよければ聞かせてください」
武内P「気持ちはたいへんありがたいのですが……人には話しづらいことでして」
卯月「話しづらい? あ、ひょっとして――」
武内P「……ッ」
卯月「この前みりあちゃんがお休みしたことと関係ありますか?」
武内P「…………そ、そのようなことは」
卯月「もう、バレバレですよプロデューサーさん。フフ」
武内P「申し訳ありません……」
卯月「謝ることなんかじゃありませんよ。私たちみ~んなプロデューサーさんのそういうところ好きですから!」ググッ
武内P「し、島村さん。落ち着いてください」
卯月「はい、落ち着きますね。で、みりあちゃんに何があったのかは私は知ってますから、プロデューサーさんとみりあちゃんとの間に何があったか話しやすいですよね?」
武内P「それでも、男として話しづらいことに変わりないのですが……」
卯月「でもここで私に話して気を楽にした方がいいと思いますよ? 最悪の場合、プロデューサーさんの様子がおかしいことに気づいた凛ちゃんと楓さんに挟み撃ちで問い詰められますから」
武内P「そ、そのような事態が……!?」
卯月「あ、でも最悪なら蘭子ちゃんやアーニャちゃんも加わっての四面楚歌ですね」
武内P「」
※四面楚歌とは
とあるプロデューサーがアイドルに囲まれ、逃げ場がない状態でトリセツ(1曲数時間)を聞かされた事件が由来。
意味は使われる状況によって変わるが、おおむね逃げ場無し、流血不可避、結婚不可避、どうあがいても絶望、強制ハーレムENDなどの意味で使われる。
同義語に前門の四天王、後門の三重士がある。
(島村書房刊『アイドル正妻戦争物語』より)
島村卯月
武内P「へそ?」
卯月「ンンッ! 何でもありません」
卯月「とにかく! 私なんかが相手でも、一度話してしまえば悩みの種が少しは収まるかもしれませんよ」
武内P「……それでは、お言葉に甘えさせてもらいます。三日前のことなのですが――――」
※ ※ ※
みりあ「プロデューサー!」
武内P「おはようございます赤城さん。元気になられたようで何よりです」
みりあ「ごめんね……突然休んじゃったりして」
武内P「いえ、アイドルの体調に気を配るのも私の仕事ですので、謝られなくて結構です。ただこれから様子がおかしいと感じた時には、一言あれば助かります」
みりあ「うん、わかった!」
武内P「今日のスケジュールの方はレッスンとラジオ出演になっています。病み上がりなのでレッスンは軽めに。もし少しでも異常があればすぐに中止としましょう」
みりあ「病み上がり……?」
武内P「はい。みりあさんのように病気が治ったばかりの方のことを、病み上がりと言うのです」
みりあ「あ、だったらみりあ病み上がりじゃないよ。病気じゃなかったから」
武内P「……? では昨日の体調不良の原因は何だったのでしょう?」
みりあ「初潮が来たの」
武内P「」
赤城みりあ
武内P「い、いえ……何でも、ありません。その……お、おめでとう? ございます」
カツーン、カツーン
みりあ「うん! なんだかちょっと大人になっちゃった気分。痛くて気持ち悪かったけど、えへへ」
武内P「は、はい……」
みりあ「そういえばプロデューサーって子どもいないの?」
武内P「はい……子どもは好きなのですが、残念ながらお相手が」
みりあ「プロデューサーの赤ちゃん産んでくれる人いないの?」
武内P「は、恥ずかしながら……」
みりあ「もう、しょうがないなあ。フフ」
武内P「赤城さん?」
みりあ「みりあがもうちょっと大きくなったら産んであげるから♪」
武内P「」
???「」
みりあ「それじゃあレッスンに行ってくるね。バイバーイ」
タッタッタッ
武内P「……………………ハッ!?」
武内P「これは……あまりのことに茫然として見送ってしまった。いったいどうしたもの『ねえ』……ッ!!」グルッ
美嘉「アンタとみりあちゃんがお話してるなーって思って顔出しに来たんだけどさ……今の何?」
城ヶ崎美嘉
美嘉「みりあちゃんがママになる? うん、きっときっといいママになれるよみりあちゃんなら。みりあちゃんがまだ赤ん坊の妹ちゃんを抱いてる写メ見せてもらったけど画面越しから母性あふれ出てたから。あの歳であの包容力に小悪魔っぷり。両立し難い二つの奇跡的なバランスの結晶こそがみりあちゃん。そんなみりあちゃんをママにしたいのはわかる。わかるけどしたらダメ。ダメなのにアンタは――――」パキパk
武内P「落ち着いて、どうかお願いだから落ち着いてください。今城ケ崎さんは思い違いをされています」
美嘉「…………………………まあ途中からだけど話は聞いていたから、どんな流れだったのかある程度わかるけど」
武内P「……フゥ。驚かせないでください」
美嘉「ごめんごめん★ なんだかイライラに加えて妙に興奮しちゃって」
武内P「は、はあ?」
美嘉「みりあちゃんにはアタシから注意しとくから」
武内P「助かりま『ただね』……なんでしょうか?」
美嘉「ただ……その……みりあちゃんに正しく注意するには、何が起きていたのか正確に知る必要が……まあ、あるじゃない?」
武内P「と、言いますと」
美嘉「だから最初から最後まで何があったか教えてね★」
武内P「」
――その日346のロビーで顔が青ざめた大男と、頬を赤く染めたカリスマギャルが顔を付き合わせて話が盛り上がっていたそうな。
合間合間でカリスマギャルが「口リコンは許されない」「どんなに可愛くても手を出しちゃダメ」と大男に言っていたそうだが、聞く者によってはまるで自分自身に言い聞かせているように思えたとかなんとか。
話の内容はあっちに行ったりこっちに行ったりで、何故かカリスマギャルの締めの言葉が「小学生は絶対ダメ。けど16……いや、17歳なら元気な赤ちゃんが産める」という菜々さんへの熱いアシストに見せかけたトドメで終わったそうな。
めでたくなしめでたくなし。
武内P「――――ということがありまして」
卯月「~~~~~ッッッ」ゾクゾクゾクッ
武内P「島村さん?」
卯月「な、なんでもないです! ただその時のプロデューサーさんの心境を考えると……あれ?」
武内P「どうかされましたか?」
卯月「みりあちゃんの件については美嘉ちゃんが注意してくれるんですよね?」
武内P「ええ。男性の前で軽々しくあのようなことは言ってはならないと注意されたそうです」
卯月「だったら……なんであんなに思い悩んでいたんですか?」
武内P「あ」
卯月「プロデューサーさん。さては他にも悩み事を抱えていますね?」
武内P「……ッ」
卯月「たくさん悩みの種を吐いて楽になっちゃいましょう! さもないと四面楚歌ですよ四面楚歌!」
武内P「では……別の話も聞いてもらえますか?」
卯月「はい、よろこんで!」
※ ※ ※
武内P「ふぅ……」
武内P(赤城さんの発言に一時はどうなるものかと思いましたが……城ヶ崎さんに任せれば問題無いでしょう)
武内P(そういえば……赤城さんの学年ではどこまで性教育を習っているのでしょうか? 純粋にアイドルを応援するファンばかりではありません。事故を起こさないために私たちスタッフが目を配るのは当然のことですが、赤城さん自身にもある程度知識が――)
コンコン
武内P「……っと。どうぞ」
ガチャ
小梅「失礼……します」
武内P「白坂さん、どうかされましたか?」
小梅「あのね、あのお話……聞いちゃったの」
武内P「あの話? ……ッ!」
小梅「プロデューサーさん……子ども、欲しいんでしょ?」
武内P(いったい誰から? 赤城さん、それともあの子でしょうか? いや、今はそれよりも目の前の事態です)
小梅「…だから、ね? 私が――」
武内P(まさかとは思いますが、白坂さんまで赤城さんと同じようなことを言い出し――――!?)
小梅「私が……プロデューサーさんの子どもに…なってあげるね?」
武内P「……………………はい?」
白坂小梅
ポフ
武内P「し、白坂さん!?」
小梅「え、えへへ♪ パパのお膝……硬いけど弾力があって……あったかくって好き」
武内P(これは……いったいどういった状況で、どうしたものでしょうか?)
武内P「その……白坂さん?」
小梅「……小梅」
武内P「白坂さん?」
小梅「私の名前……武内小梅。だから、小梅って…呼ばないと。ねえ、パパ?」
武内P「……」
武内P(これはひょっとすると……白坂さんなりに、子どもが欲しいのに妻はおろか彼女すらいない私を気遣ってのものでしょうか?)
武内P(そうだとすれば無下にはできません。ただアイドルとプロデューサーとして問題があるような……)
小梅「……パパ?」
武内P(考えすぎ……でしょうか? 白坂さんはまだ13歳ですし、もし誰かに見られてもスキンシップで済みますか)
武内P「すみません白さ――ではなく小梅さん。パパ、少し考え事をしていまして」
小梅「もう……パパってば。いっつも忙しくて……珍しく私に構ってくれてるのに」
武内P「……いつもすみません、小梅さん」
武内P(もし私に子どもができて……白坂さんのように素直でいい子に育ってくれるのだろうか?)
武内P(いえ、仮に素直ないい子に育ったとしても、反抗期になれば男親には冷たい態度を――)
反抗期小梅『ママ……言ったでしょ。パパと一緒に…洗わないでって』
反抗期小梅『え……パパが先にお風呂入ったの? ……ハァ、入れなおすの…面倒なのに』
反抗期小梅『………………………くさっ』
小梅「ど、どうしたのパパ……? 急に、落ち込んじゃって……」
武内P「いえ、その……はい。本当に何でもないです」
小梅「もしかして……ママのこと、思い出したの?」
武内P(……ん? これは、母親は亡くなりシングルファーザーという設定なのでしょうか。意外と重い――)
小梅「パパを裏切って……他の男と一緒になった奴……さっさと、忘れようよ」
武内P(重すぎる……っ)
小梅「パパは……パパは私のこと、捨てない…よね?」
武内P「……当然です。小梅さんは、私にとって宝物ですから」
小梅「でも私……パパと、血がつながってない――」
武内P(…………………………寮には前川さんが居ましたね。ホラー映画以外で年齢制限がかかる物を持っていないか、チェックをお願いしなければ)
武内P「ち、血がつながっていないことなど、関係ありませんから」
小梅「……関係なら、あるよ。パパを裏切ったあの女に……これだけは感謝できる」クルッ
武内P「……し、白坂さん?」
小梅「小梅…だよ」グイッ
武内P「……」ゴクリ
小梅「パパは……ママも、子どもも偽物だった。けど……私が本物に、してみせる」
小梅「私が……パパと結婚して、子供を産――――」
コンコン、ガチャ
美嘉「ヤッホー★ 約束通りみりあちゃんに話を…………してきた……何、してる
コメント一覧
-
- 2016年08月17日 22:24
- パキパキは不味いですよ!!
-
- 2016年08月17日 22:27
- 卯月の股はどうなってんのコレ
-
- 2016年08月17日 22:30
- 卯月先生!なんだかお尻の穴がムズムズします。
手を入れて掻き毟るとバルサミコ酢の匂いがします。
僕はどうすれば妊婦になれるんでしょうか?ちなオカマでっす!!
-
- 2016年08月17日 22:30
- ※3
しね
-
- 2016年08月17日 22:31
- すまん、みりあちゃんはおれが孕ませるから見逃してくれ
-
- 2016年08月17日 22:34
- グンマーのクソ田舎に軟禁された俺は、ネット環境がクソだから、デレマスをプレイできない!
楓さんを妄想して、オ○ニーすることもできない!
-
- 2016年08月17日 22:35
- 最近ようやく幸子辺りの交遊関係がわかりはじめてきた。
幸子と輝子と小梅は仲がいい。
小梅と蘭子は仲がいい。
蘭子と輝幸は話してるとこあんまり見てないけど多分楽屋裏では三人でキスしまくってると思う。この前蘭子の胸元にキスマーク沢山ついてたし輝子の腹にもあった。
しかし幸子にはなかった。
つまりそういうことだ。
…なんの話だっけ?
-
- 2016年08月17日 22:35
- 武内Pである必要性
-
- 2016年08月17日 22:41
- やっぱりお前か(歓喜)
タイトルですぐ思い浮かんだよ
-
- 2016年08月17日 22:43
- ※8
お前は何も分かっていない
-
- 2016年08月17日 22:47
- ひらめくへそ下という表現にやられました。
-
- 2016年08月17日 22:53
- ムリヤリ凸凹×をこんな所で見るとは思わんかったw
余りの懐かしさに笑ってしまったわ。
-
- 2016年08月17日 23:00
- 何バかなこと言っち帰っら怒るゆ
-
- 2016年08月17日 23:01
- 四天王
三重士
そろそろ ○畜生 辺りがあってもおかしくないw
-
- 2016年08月17日 23:03
- なんでSSの武内Pはすぐ不幸になってしまうん?
-
- 2016年08月17日 23:11
- 西野カナは楚の国の出身だった…?
-
- 2016年08月17日 23:20
- 武内Pのレイ○目に何故かゾクゾクきた
アイドルのレイ○目にはなんとも思わないのに
-
- 2016年08月17日 23:20
- ※8
同人イナゴと同じ注目度アップに繋げる考え
こっちは金儲け目的じゃないのが唯一の相違点
-
- 2016年08月17日 23:31
- 武内君の実年齢とか…5年後に読みたいSSだなこれ…
-
- 2016年08月17日 23:32
- ※6
生け贄か
残り少ない余生、精一杯楽しめよ
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