9331943女子5000メートル予選で、転倒した2選手が助け合って起き上がり、大きく遅れてゴールした後に救済措置で決勝進出が決まる珍しい出来事があった。



2組のレース中盤、密集した集団の中でハンブリン(ニュージーランド)が転倒。すぐ後ろで巻き込まれたダゴスティノ(米国)がハンブリンに手を貸し、ともに立ち上がって走りだしたが、右膝を痛めたダゴスティノは再び転倒。

今度はハンブリンが手を添えて一緒に走りだした。走り切った16人中15位と16位だったが、避けられない事故だったと判断され、救済された。


ハンブリン(NZ)とダゴスティノ(米国)が手を貸し合う様子


多くのメディアで報道される


レース後、車いすで引き揚げたダゴスティノ。ハンブリンは「彼女は『これは五輪だから、走り切ろう』と言ってくれた。心から感謝している。あの人こそが五輪の精神(の持ち主)だと思う」とたたえた。2人はこの日が初対面だったという。

(source: livedoor ニュース - 女子5000m 転倒から感動の展開に