882 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 04/08/08 20:23 ID:XNWPCWQf
こっちも最近涼しい@静岡

それはそうとこの前のうちわに続いて今度は扇風機。
カチ・・カチ・・・・カチカチ
「ねぇ、何で動かないんだよ・・・・・お願いだ、返事してくれ。」
キュ・・・・・カカカ・・・・・キュ・・・
「お・・・・ああ、お前か。長いこと、世話になったな・・・・」
「そ、そんなこと言わないでくれよ。お願いだ、動いてくれ。今動かなくちゃ、コミケを乗り越えられるかの状態なんだ。」
「・・・・・ああ、解ってるよ・・・だけど、ごめんな、無理みたいだ。新しいのを・・・」
「嫌だ!!」
「お前・・・・」
「俺は、1年前からずっとお前と一緒に居たんだ。また別のなんて考えたくない!」
「・・・・そうか、もう1年か。月日が経つのは早いな。」
「お願いだよ。平気だって言ってよ。」
「・・・・無理、言うなよ。そうだ、この前下ろした生活費・・・・まだ残ってるよな。」
「・・・・うん。」
「最近は・・・扇風機1台の値段なんて安くなったもんだ。・・・・・早く、新しいのを買って来い。・・・・ほら・・・店、閉まるぞ。」
「でも・・・」
「行くんだ!!」
「・・・・う・・・。」
「いいか、俺たちの代わりなんてどこにでもいる。最近の扇風機なら俺よりも力が強い。大丈夫だ、俺だって直ぐには逝きはしない。」
「・・・・じゃぁ、行くけど・・・・帰ってくるまで・・・・お願いだから。」
「ああ、約束は守らないとな・・・・・・。」
・・・・ガチャ・・・バタン
「もう、1年か・・・・・・早いなぁ。あいつ・・・・また・・・・俺みたいな非力なの買ってきたら・・・・承知・・・・しねぇ・・・・ぞ・・・・・・」
キュキュ・・・・・・・シュゥ・・・・・