忘れられた画家。信じられないほどの臨場感で古代ローマを描いたローレンス・アルマ=タデマの世界

The_Roses_of_Heliogabalus

オランダに生まれイギリスに移住したLawrence Alma-Tadema(ローレンス・アルマ=タデマ)(1836〜1912)という画家をご存知でしょうか。

古代ローマ、ギリシャ、エジプトなどの風俗や神話などを正確かつ緻密に描いた画家として知られています。実際に見て描いたかのような臨場感と匂いがしそうなほど甘美な空気感に当時は人気を博した画家の1人であったと言います。
徹底して古代ローマの研究し、建築物、衣装、生活用品、風景などを再現し、あまりのリアルさにハリウッドの初期歴史映画に大きな影響を与えました。

残念ながら人気の画家ではあったものの、1910年頃から新たな画家の台頭や「悪趣味」と評され作品の評価が落ちてしまいます。近年では再評価の動きが高まりつつあるようです。

ローレンス・アルマ=タデマ wiki






「ヘリオガバルスの薔薇(The Roses of Heliogabalus)」(1888年)

「銀色のお気に入り(Silver Favorites)」(1903年)

「クロービスの子供の教育(The Education of the Children of Clovis)」(1861年)

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「春」(1894年)

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「春」(1894年) 拡大

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The Women of Amphissa (1887年)

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アントニーとクレオパトラ(1883年)

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