1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 17:49:00.46 ID:CAP_USER9.net
投手だけでなく打者・大谷翔平(日本ハム)が、いよいよすごいことになってきた。「二刀流」の宿命で規定打席こそ到達していないが、ホームランはパ・リーグ5位タイの18本。
打率も.346とハイアベレージを記録している(成績はすべて8月17日現在)。
はたしてパ・リーグの投手たちは、“打者・大谷”をどう見ているのか。以下、2つの質問を用意し、他球団の投手たちに聞いて回った。
Q1.打者・大谷翔平の印象を聞かせてください。
Q2.自分が登板する試合で、相手にするのが「打者・大谷」と「投手・大谷」なら、どちらがチームの勝利に近づく確率が高いと思うか。
●石川歩(ロッテ)
今シーズンは「打者・大谷」に対して2打数0安打に抑えている。ここまで石川は、勝利数、防御率ともにリーグトップの成績を残している。
A1.昨年はインコースとアウトコースを使えば抑えられたので、そこまで気にするほどの打者ではなかったのですが、今年はインコースも強く振ってくるようになっています。
外の変化球もうまく打ちますし、インコースのボールも強い打球が打てる。しっかり投げきらないと危ない打者になっています。
A2.「投手・大谷」の方がいいです。大谷くんと投げ合ったときはなぜか負けてないですし……。
もちろん厄介な打者ではあるんですが、僕としては“投手”に打たれるのがそもそも好きじゃないんです(笑)。
●則本昂大(楽天)
今季もここまでリーグトップの奪三振数を誇っており、球界を代表するパワーピッチャー。今シーズンは「打者・大谷」に対して6打数2安打。
A1.単純にすばらしいバッターですよね。見ていてもすごいと思いますし、どの球種もしっかりと振ってくる。そこは厄介なところですね。
A2.難しいところですね。そのときの大谷くん自身の状態もありますから……。投手としてもすばらしいですし、打者であればクリーンアップを打つ能力がある。
どっちも嫌ですね(笑)。大谷という名前がスコアボードにあるだけで、プレッシャーがかかりますから。
●古谷拓哉(ロッテ)
35歳のベテラン左腕は、「打者・大谷」との対戦は今シーズンが初めて。結果は3打数1安打。
A1.きれいな振りをしていて、そこがいちばん印象に残りました。小細工ありきでスイングするのではなく、自分のスイングをしっかりするなかで、ボールに対応している。
たとえば、同じ日本ハムの中島(卓也)選手であれば、まずボールに当てることに重きをおいてスイングしているように見えます。
それが良い悪いではなく、タイプがまったく違うということです。
大谷くんは自分のスイングをした上で当ててくるんですよ。タイプ的には西武のおかわりくん(中村剛也)で、まずは自分のスイングをする。そんな感じがしますね」
A2.難しいところですが、僕は「打者・大谷」の方がいいです。「投手・大谷」ですと、点を取るのが難しい。
その点、「打者・大谷」は9分の1です。
勝負していい場面は勝負できるし、逃げるというわけじゃないですけど、無理に勝負にいかなくてもいいときもありますから。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00010005-sportiva-base
webスポルティーバ 8月19日(金)14時30分配信
2: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/08/19(金) 17:49:37.38 ID:CAP_USER9.net
●山崎福也(オリックス)
プロ2年目のドラフト1位左腕は、今季ここまで大谷と3度対戦し、通算4打数1安打。
A1.スイングスピードが半端じゃなく速かったですね。真っすぐを投げたら持っていかれる雰囲気がありました。
対戦では、変化球でごまかして、真っすぐを見せることしかできなかったです。
あれだけ騒がれている選手なので、対決したい気持ちがありましたし、楽しみでしたし、実際に対決できて嬉しかったです。
A2.難しいですね。自分の調子もありますけど、投手として出てくれば……それはちょっと答えるのが難しいです(笑)。
●釜田佳直(楽天)
5月29日に登板した試合で、大谷は「6番・投手」として出場。釜田は大谷を2打数0安打に抑えたが、4回途中7失点でKO。
チームも「投手・大谷」に7回を1点に抑えられ、今季3勝目を献上した。
A1.打席でも威圧感がものすごくありました。ホームベースからかなり離れて立っているのに、外のボールに届きそうな感じがします。
だからといってインコースが打てないわけではなく、しっかりと打ってくる。裏をかかないと抑えるのは難しいですね。それもコースへしっかり投げ切らないといけない。
中途半端だとホームランにされてしまいます。加えて、小技もうまいといいますか、ボールを拾うのもうまいんですよね。
A2.「二刀流・大谷」と対戦しましたが、僕の感覚としては、「投手・大谷」と試合をする方がいいですね。やはり、あのバッティングは脅威です。
ただでさえ厄介な打者が多い日本ハム打線のなかに、大谷くんがポンと打線に入ってくると、さらに気を遣います。
「投手・大谷」なら、あまり意識せずに自分のピッチングに集中できますから。
●和田毅(ソフトバンク)
今季5年ぶりに日本球界に復帰したサウスポーは、「二刀流」大谷と初遭遇。ここまで11打数6安打2本塁打とやられている。
A1.まず逆方向に飛ばせるところがすごいですよね。自分としては、相性が悪いということもあるんでしょうけど、右投手も左投手も苦にしない。
逆に左投手の方が打っているんじゃないかなと思うほど。本当に手ごわいバッターというイメージしかないですね。
厳しいコースに投げて詰まらせてもヒットにされたり、甘いところにいけばホームランのイメージがありますし……。
実際に高い打率も残しているのでアベレージヒッターとも言えます。本当にすごいというイメージしかないですね。
A2.難しいですね。どっちも嫌ですね。はい、どっちも嫌です(笑)。
●岸孝之(西武)
「打者・大谷」に対して、2013年は11打数4安打、15年は3打数1安打、そして今シーズンはここまで11打数6安打。通算で25打数11安打(打率.440)と打ち込まれている。
A1.僕は結構打たれているんで……。ボールが甘くなったら、もうすごい打球が飛んでいきます。
打ち損じを願うんじゃないけど……きっちり投げないとやられてしまう。
そういう雰囲気しかないですよね。昨年との違いを僕に聞くのは間違いですよ。
僕は常に打たれているから。印象は昨年と一緒ですよ。
A2.ピッチャーとして投げ合うのは楽しい部分がありますけど、そのことについては僕が言うことじゃないと思います。
「打者・大谷」と対戦するのであれば、彼の前にランナーをためないことですね。大谷くんが打つと、試合の流れや雰囲気が変わるので、全力で抑えないといけない。
また、投げ合うのであれば、彼よりも失点を少なくしないといけない。何だろう……わかんないです(笑)。
今年の試合見取ったらそんなこと言えるわけないやろ