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http://japanese.engadget.com/2016/08/19/led-hdd/


買い換え時期をLED表示する外付けHDDがバッファローから。ドライブ稼働率や時間で警告、ファンの故障も告知 - Engadget Japanese
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「HDDは消耗品」という概念は、歴戦のPCユーザーであれば種々の体験から身に染みていると思われますが、業務でPCを使うだけの方々にはなかなか浸透していないもの。HDD交換という発想がないまま使い続けてしまい、寿命によるトラブルでデータを消失といった例は今でも多くあります。

バッファローが9月上旬に発売する法人向けのUSB 3.0外付けHDD『HD-SHU3』シリーズは、ここに目を付けた製品。HDDの稼働状況を監視し「買い替え推奨時期」を表示する機能を搭載します。2TBモデル『HD-SH2TU3』と4TBモデル『HD-SH4TU3』を用意し、価格はそれぞれ2万4300円、3万6600円(いずれも税別)。

HD-SHU3

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8 枚


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『HD-SHU3』シリーズは、USB 3.0端子を1つ備えた外付けHDD。法人向け製品だけあり、長時間稼働を想定して設計された耐久性の高いHDDとファン、ACアダプターを登載。内蔵されるHDD(ベアドライブ)は24時間連続稼働対応の製品とすることなどで、高い耐久性をアピールします。

また、製品保証は一般的な製品より長い3年。期間内であれば無償修理となり、同社は「大切なデータのバックアップに最適」と謳います。

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その上で搭載されているのが、冒頭でも紹介した「買い替え推奨通知」機能。これはHDDのデータの読込・書込量と稼働時間を監視しており、規定値を超えるとLEDが黄色く点灯するとともにブザー音を鳴らし、買い替えの時期であることを知らせるという機能。

また、HDD故障時にはLEDが赤く点灯、冷却ファンが故障した時はLEDが赤く点滅して教えてくれます。なおこの機能は特許出願済とのこと。

加えて、より詳細な監視が可能になるWindows/Mac OS X用ツール「DriveStation Check Tool」にも対応。HDDの読み書きデータ量の表示をじめ、本体での通知に比べて、よりわかりやすい表示で状態異常が判別できます。

バックアップ時のデータ転送を高速化する「Backup Utility」、HDDを簡単にフォーマットを行う「Disk Formatter2」にも対応。同社Webサイトからダウンロードして利用できます。

本体の大きさは45×126×202mm、質量は約1.3kg。背面にはワイヤーロックなどのセキュリティーグッズを取り付けられるスロットも備えています。

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こうしたHDD(ベアドライブ)の状態表示は、比較的高級なネットワークHDDなどでは用意されていますが、一転して本機のような外付けUSB HDDで搭載するものはあまりありません。さらにファンの異常検知までも加わっているのは、かなりユニークかつ便利な趣向です。

法人向け製品ゆえに高価ですが、価格が許せば、「実家の家族からパソコンの容量が足りなくなったと相談があった際、購入して使ってもらうHDD」としても、かなり有力な選択肢ともなりそうです。
買い換え時期をLED表示する外付けHDDがバッファローから。ドライブ稼働率や時間で警告、ファンの故障も告知
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