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http://japanese.engadget.com/2016/08/19/surface-hub-84-280-54-110-windows-10/


Surface Hubは84インチ280万円、54インチ110万円で国内出荷。Windows 10搭載の「コラボレーションデバイス」 - Engadget Japanese


マイクロソフトの特大Surfaceこと Surface Hub が8月22日からようやく国内出荷を開始します。

Surface Hub は84型4Kまたは54型フルHDの大画面と広角デュアルカメラ、4素子マイクアレイなどを搭載したオールインワンWindows 10デバイス。Office や Skype を内蔵し、共同作業向けの多機能デジタルホワイトボードとして機能します。

税抜き参考価格は価格は84インチ4Kモデルが本体258万8800円、54インチ フルHDモデルは103万8800円。各種マウントやスタンド、設置費用は別途必要です。


Surface Hub の初公開は2015年1月。Windows 10の詳細発表イベントで、従来型のPCだけでなく大小さまざまな機器で動くWindows 10を象徴する製品のひとつとして発表されました。

マイクロソフト、84インチ4K画面のSurface Hub発表。Windows 10搭載の会議向けオールインワン



ハードウェアとしては大画面テレビとWindows 10 PCが一体化したオールインワンですが、通常のデスクトップとしてではなく、「会議通話」「ホワイトボード」「接続」など使い方に応じたシンプルなUIで起動します。「接続」は外部PCやモバイルからのワイヤレスディスプレイ接続。



84インチで250万円超という迫力のある価格ですが、デュアルカメラとマイクアレイを使った Skype for Business会議通話で企業用カンファレンスコールシステムを、2人同時に書けるペンとOneNote でホワイトボードを、Windows PCやモバイルなど各種機器とつながるワイヤレスディスプレイ機能でプロジェクターを置き換えることができ、内蔵のOffice とOffice 365クラウドでそれぞれの機能をシームレスに連携できる点を売りとしています。

マイクロソフトの表現では「Surface Hub は、人、アイデア、情報、各種端末のハブとなり、新たな働き方を実現する次世代のコラボレーション デバイスです。最新の Windows 10、Skype for Business、Office、OneNote、Windows ユニバーサル アプリのパワーを活用し、チームの力を最大化する新しいタイプのプロダクティビティ体験を提供します。」



日本市場では内田洋行、大塚商会、ソフトバンクの三社が「認定 Surface Hub リセラー」として、企業への販売・導入を支援します。


名称の Surface Hub は、さまざまな情報や機器のハブとなり、コラボレーションの中心となることから。

マイクロソフトのSurface といえばノートにもなる2in1タブレットを連想しますが、もともとはマイクロソフトが2007年に発表した、テーブル型のマルチタッチ対応オールインワンPCの名称でした。

2012年にタブレット型サーフェスの初代が発表されると同時に、テーブル型は「PixelSenseプラットフォーム」に改名。テーブル型はテーブルの表面(Surface)に置いた物体を光学的に認識できる技術が売りだったため、PixelSenseはストレートに技術を説明した名前です。

芸名を有望新人に取られたような格好ですが、大画面オールインワンの Surface Hub は旧Surfaceの復活といえるかもしれません。

余談の余談ながら、「Surface Hub」という名称についても、もともとはSurfaceタブレット用の設定アプリの名称でした。

マイクロソフトがSurface用設定ツールSurface Hubを更新、ホームボタンの無効化が可能に(2014年12月)

こちらの名称は、大画面コラボデバイス Surface Hub の発売にともない単なる「Surface」へ。Surfaceタブレットにプリインストールで提供されています。


(こちらは旧Surface / 現 PixelSense で動くカタンの開拓者デモ from 2010)
Surface Hubは84インチ280万円、54インチ110万円で国内出荷。Windows 10搭載の「コラボレーションデバイス」
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