9335366辛坊治郎メールマガジン: 終戦記念日の直前の8月11日、朝日新聞の読者投稿欄である「声」欄を読んでいて、戦慄しました。こんな投稿の掲載が、全国紙、それも日本を代表する日刊紙に許されていいんでしょうか?



投稿者は京都府に住む82歳の男性。

「緑と入日の美しい京都府最北端、京丹後市経ヶ岬に米軍の移動式早期警戒レーダー『Xバンドレーダー』が配備されることが私たちの地元に伝えられて3年半になる。日本国内2基目、近畿で唯一の日米地位協定に基づく基地。2014年からレーダーの本格運用が始まり、米軍関係者らも地元で暮らしている。

(中略)弾道ミサイルを探知するXバンドレーダーは稼働しているが少し前には沖縄県で、元米海兵隊員の米軍属の男による女性殺害・遺棄事件が起きた。私達住民は自分の事として憂慮している。私たちは日常的に、街中でもスーパーでも米軍関係者と出会っている。沖縄の事件の事を思うと怖い。

(中略)地域住民全体が安心して生活する権利を、確保するか否かの瀬戸際である。私も憂慮する市民の一人である。憂うべき現在の問題に、敢然と対処して行かねばならないと切実に思う。」


6月に施工された「ヘイトスピーチ防止法」


Xバンドレーダー



これって明らかに米軍関係者に対するヘイトスピーチでしょう。

アメリカで元軍属が凶悪事件を起こした事を引き合いに出し、軍関係者を「怖い」って言うのは、どう言いつくろっても間違いなく唾棄すべき差別です。
例えば在日外国人が凶悪犯罪を起こしたからと言って、同じ国籍の人に対して「身近にいるのが怖い」というのは間違いなくヘイトスピーチですよね。

だって、アメリカ元軍属の沖縄での凶悪犯罪と米軍の活動との間に直接的な因果関係はなく、「米軍関係者=凶悪な犯罪の恐れのある人々」と、百歩譲って個々の人間が思うのは個人の勝手ですが、その差別意識を新聞の投書欄に掲載するのは間違ってます。

これ程明らかな差別投稿を掲載する朝日新聞って、どうなってるんでしょうか・・

詳細は(source: まぐまぐニュース - 辛坊治郎氏が激怒。米軍への「ヘイト」にしか見えぬ朝日新聞の投書欄

新大久保 俺のヘイトスピーチを聴け! 一人街宣