チラシの裏でゲーム鈍報:『初音ミク -Project DIVA- X HD』VR版でスカートの下から覗こうとしても黒くなって規制される

『初音ミク -Project DIVA- X HD』VR版でスカートの下から覗こうとしても黒くなって規制される

2016年08月21日　20:00

下記リンクより
電撃 - ミクさんとVRの親和性は高い！『Project DIVA X HD』と『VRフューチャーライブ』のこだわりを開発者が解説

――『初音ミク -Project DIVA- X HD』の概要をご説明いただけますか？

林：我々は“ホンキ（H）のDIVA（D）”と言っているのですが、タイトルに『HD』と付いています。3月にPS Vitaで発売された『DIVA X』と基本的な内容は同じですが、フルハイビジョンで60fpsを実現。つまり、美しい映像をヌルヌルと描画しているため、大画面でもリズムゲームをストレスなく遊べるということです。

　画面の構成はPS Vita版とほぼ同じですが、キャラの表現はPS4にあわせてシェーダーを新たに設計しています。光や影などの陰影がついていますし、質感が増したこともありディテールが増しています。

　さらに、『X HD』に合わせてlivetuneさんの『Hand in Hand』とBIGHEADさんの『Sharing The World』の2曲をダウンロードコンテンツで配信します。『Hand in Hand』は“マジカルミライ2015”のテーマ曲で、『Sharing The World』は海外で行われた“HATSUNE MIKU EXPO2014”のテーマ曲ということで、ライブで人気の楽曲です。

また、発売と同時にこれまでの雪ミクをあわせたセット“雪ミク 2010～2015パック”を提供させていただきます。こちらは、北海道を応援するキャラクター・雪ミクの2010年バージョンから2015年バージョンまでのモジュールをパックにしたもので、PS4、PS Vitaともに9月25日まで無料でダウンロード可能です。

クロスセーブに対応しているため、PS Vitaでプレイして人は、PS4ですぐに最新のセーブ状況で遊べます。

――ライブエディットのライブ鑑賞がPlayStation VRに対応しているのは、大きなポイントだと思うのですがいかがですか？

林：PS4版のもう1つの特徴が、10月13日に発売されるPS VRに対応していることです。ライブエディットは、収録されている曲とDLCの全32曲を、好きなモジュールやステージに変えたり、エフェクトをつけたり、カメラを変更したりして、自由に見ることができる要素。ここまではPS Vita版でもできるのですが、PS4版は観賞時にVRで見ることができます。

大坪：ライブエディットは、エディットデータを作らないと観賞できないのですが、ゲーム内にサンプルデータがあるのでそれを選択することでも簡単に視聴できます。VR鑑賞機能はPS VR発売時期にアプリケーションのアップデートで対応予定です。

　通常のライブエディットは決められたカメラから設定するのですが、VR観賞では視点の位置、高さを変えたり、体を動かすことで、カメラの向きを変更したりできます。ミクさんの目の前に来たり、ステージの後ろから見たりもでき、決められたカメラでは見えないようなところまで楽しめます。

ライブエディットは一時停止が可能。止めて近づいたり、好きなカメラ位置にしたりもできるので、ベストな場所を探せます。停止してもらうと、グラフィックがパワーアップしているのがよりわかりやすいかと。

林：ライブエディットの仕組みなので、モジュールや背景は好きな組み合わせで楽しめます。ただ、下から覗きこもうとすると、キャラが黒く表示されます。節度を持って楽しんでほしいですね（笑）。

大坪：実際のライブで使われている楽曲も収録していますので、ステージ上の特等席で見るような感覚を味わえます。ニュートラルの6曲はサンプルデータが入っているのですが、特に演出にこだわらないのであれば、新規作成でセーブデータを作るだけで、手軽にVR鑑賞ができます。