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ジャンプ新連載『ラブラッシュ!』が期待大な件
コメント(27)
2016年08月24日
『ラブラッシュ!』(山本亮平)
不条理な社会を生きていると癒しを求めてしまうのは人の常。
長い間、毎週月曜日に『ニセコイ』の小野寺さんの可愛さで生きる気力を補充していた諸兄も多いことだろう。ついに『ニセコイ』が終わってしまって、世界はいま未曾有の大パニックになってます。
『ニセコイ』が終わったということは、小野寺小咲を生きる栄養源にしていた人類から太陽が昇らなくなった事とイコールなのです。世界中から小野寺さんの流通が消えたのだ。小野寺さんの流通が消える、「可愛い」の供給逼迫となっている。オイルショックならぬオノデラショックである。世は石油危機をも超える可愛い危機に直面しているのだ。
世界一の大天使と称された小野寺さんのいない暗黒時代をホモサピエンスは切り抜けるのだろうか?この世界大恐慌時代において、ジャンプが新たなラブコメを投入してきました。その名も『ラブラッシュ!』(山本亮平)。簡単に説明すると、冴えない男が異人種含めてモテてモテてモテまくる漫画です。
そのモテてモテまくる理由がスゴイ!
モテまくる理由
主人公は特殊な遺伝子の持ち主だったのです。
「男の中の男遺伝子」と呼ばれるそれは、通常では考えられない「子孫を残すために女性を惹きつける」力が強いという特異体質。この遺伝子を持つ主人公は、世の女性(人間に限らず)から空前絶後のイケメンに見えてしまうという。
なんてことでしょうか。
この手のハーレムラブコメというものは、ハーレム的な基盤を作るのに、キャプテン翼の日向くん並に強引なドリブルを仕掛けます。無理を通し、不自然な感じや違和感といったものを勢いだけで突き進むのが通常です。しかし、この『ラブラッシュ!』の主人公は特殊な遺伝子の持ち主なので、モテてモテまくるのは自然なことであるという設定を入れることで開き直って…もとい、不自然な違和感を消し去ってしまいます。
モテてモテてモテまくる
すごいですね。
先人達はハーレムランドを建国するのに四苦八苦していただろうに、この漫画はモテる遺伝子だから…という設定を組み込むことで、ごく自然に(そうか?)ハーレム展開を1話で成し遂げてしまった。
モテる特異体質のおかげで種族を超えてモテるのです。
そこに疑問を挟むことなどナンセンス。モテる遺伝子なんだから仕方ないね!
というわけで、1話では人間ではないキューピット族の王女に求婚されるのです。
仕方ないので。モテる遺伝子を持っているんだから。そこに「なんだそりゃ?」とか「どういうことだってばよ?」などと突っ込むことすらヤボなのだ。モテちゃうのは自然現象なんです!
でだ、メインヒロインの天使…とても可愛かった。
メインヒロイン
ココロ=ロコ=ココロ。
最初は主人公の遺伝子で求婚を迫っていたものの、翼を綺麗にしてもらって「かっこいいだけじゃなく…優しい!」とさらにホレてしまうのでした。チョロイ…だがそれがいい、それでいいのだ!
ハーレムラブコメなんてお手軽のカップラーメンのようなものなのです。
そこに、なんで恋したかなど細かく描いたって意味など無い(断言)!「早い」「お手軽」「可愛い」の3つがあればそれでいいのだ!
そういう意味では、ココロ…なかなかどうして。
フェロモンで惚れて、優しくてもっと好きになった。これでいい。
とはいえ、主人公には心に決めた人がいるのだ。
それが幼馴染の一宮シズクである。
一宮シズク
…おかしい。
そう思った読者は多いことだろう。
もはや種族すら超えて異性にモテまくる主人公のフェロモン。なのに、どういうわけか思い人である幼なじみのシズクにはちっとも効いてません。まったく男として意識されてない。ラブコメ的な好意が微塵も無い。
世界中の可愛い女の子にモテてるのに大好きな幼なじみからは惚れられない。ただ単に、そういう恋だの愛だのを知らないだけかもしれませんが…。
この設定で思い出す漫画がある。世界で一番女の尻を描くことに定評のある桂正和先生の『D・N・A2』(緊張するとおならする女の子で新たな扉を議らいてくれました)です。この主人公は「メガプレのDNA」というキラキラバージョンになるとモテてモテてモテまくりました。しかし、幼馴染の栗本亜美だけはキラキラDNAが効かなかったのである。何故か?愛だからである。
栗本亜美
この幼なじみヒロインは「メガプレのDNA」のキラキラになってモテまくる主人公を気味が悪いと否定して、まったく陥落ちませんでした。しかし、実は等身大の主人公が好きで、謎のDNAが効かなかったというのであった。
つまりそういうことではないだろうか。
『ラブラッシュ!』の幼なじみヒロイン・一宮シズクもモテまくる遺伝子など抜きに等身大の素の主人公に…とことでしょう。
深い信頼と愛情がある
オーケー!
全種族ハーレムという開き直って突っ走るも良し、ココロ&シズクを本筋にした三角関係にしても良し。オノデラショックで可愛い不足の我々に、頬をニヤニヤと緩ませてくれるラブコメと可愛いを期待したい。まる。
世界一の大天使と称された小野寺さんのいない暗黒時代をホモサピエンスは切り抜けるのだろうか?この世界大恐慌時代において、ジャンプが新たなラブコメを投入してきました。その名も『ラブラッシュ!』(山本亮平)。簡単に説明すると、冴えない男が異人種含めてモテてモテてモテまくる漫画です。
そのモテてモテまくる理由がスゴイ!
モテまくる理由
主人公は特殊な遺伝子の持ち主だったのです。
「男の中の男遺伝子」と呼ばれるそれは、通常では考えられない「子孫を残すために女性を惹きつける」力が強いという特異体質。この遺伝子を持つ主人公は、世の女性(人間に限らず)から空前絶後のイケメンに見えてしまうという。
なんてことでしょうか。
この手のハーレムラブコメというものは、ハーレム的な基盤を作るのに、キャプテン翼の日向くん並に強引なドリブルを仕掛けます。無理を通し、不自然な感じや違和感といったものを勢いだけで突き進むのが通常です。しかし、この『ラブラッシュ!』の主人公は特殊な遺伝子の持ち主なので、モテてモテまくるのは自然なことであるという設定を入れることで開き直って…もとい、不自然な違和感を消し去ってしまいます。
モテてモテてモテまくる
すごいですね。
先人達はハーレムランドを建国するのに四苦八苦していただろうに、この漫画はモテる遺伝子だから…という設定を組み込むことで、ごく自然に(そうか?)ハーレム展開を1話で成し遂げてしまった。
モテる特異体質のおかげで種族を超えてモテるのです。
そこに疑問を挟むことなどナンセンス。モテる遺伝子なんだから仕方ないね!
というわけで、1話では人間ではないキューピット族の王女に求婚されるのです。
仕方ないので。モテる遺伝子を持っているんだから。そこに「なんだそりゃ?」とか「どういうことだってばよ?」などと突っ込むことすらヤボなのだ。モテちゃうのは自然現象なんです!
でだ、メインヒロインの天使…とても可愛かった。
メインヒロイン
ココロ=ロコ=ココロ。
最初は主人公の遺伝子で求婚を迫っていたものの、翼を綺麗にしてもらって「かっこいいだけじゃなく…優しい!」とさらにホレてしまうのでした。チョロイ…だがそれがいい、それでいいのだ!
ハーレムラブコメなんてお手軽のカップラーメンのようなものなのです。
そこに、なんで恋したかなど細かく描いたって意味など無い(断言)!「早い」「お手軽」「可愛い」の3つがあればそれでいいのだ!
そういう意味では、ココロ…なかなかどうして。
フェロモンで惚れて、優しくてもっと好きになった。これでいい。
とはいえ、主人公には心に決めた人がいるのだ。
それが幼馴染の一宮シズクである。
一宮シズク
…おかしい。
そう思った読者は多いことだろう。
もはや種族すら超えて異性にモテまくる主人公のフェロモン。なのに、どういうわけか思い人である幼なじみのシズクにはちっとも効いてません。まったく男として意識されてない。ラブコメ的な好意が微塵も無い。
世界中の可愛い女の子にモテてるのに大好きな幼なじみからは惚れられない。ただ単に、そういう恋だの愛だのを知らないだけかもしれませんが…。
この設定で思い出す漫画がある。世界で一番女の尻を描くことに定評のある桂正和先生の『D・N・A2』(緊張するとおならする女の子で新たな扉を議らいてくれました)です。この主人公は「メガプレのDNA」というキラキラバージョンになるとモテてモテてモテまくりました。しかし、幼馴染の栗本亜美だけはキラキラDNAが効かなかったのである。何故か?愛だからである。
栗本亜美
この幼なじみヒロインは「メガプレのDNA」のキラキラになってモテまくる主人公を気味が悪いと否定して、まったく陥落ちませんでした。しかし、実は等身大の主人公が好きで、謎のDNAが効かなかったというのであった。
つまりそういうことではないだろうか。
『ラブラッシュ!』の幼なじみヒロイン・一宮シズクもモテまくる遺伝子など抜きに等身大の素の主人公に…とことでしょう。
深い信頼と愛情がある
オーケー!
全種族ハーレムという開き直って突っ走るも良し、ココロ&シズクを本筋にした三角関係にしても良し。オノデラショックで可愛い不足の我々に、頬をニヤニヤと緩ませてくれるラブコメと可愛いを期待したい。まる。