凛「卯月、未央、今日も1日よろしくね」
卯月「はい、おはようございます」
未央「おっはよー! 今日は朝からスケジュールみっちりだから未央ちゃん気合入ってますぞー!」
卯月「午前はラジオの収録ですね」
凛「その後、午後から衣装合わせとレッスン。卯月、未央、今日も1日よろしくね」
未央「よーし、はりきっていこー!」
……
…
未央「――そんなわけで、次のライブでは新しい私達をアピールするから、来てくれるリスナーの皆もそこんとこよろしく!」
卯月「ファンのみなさんと一緒に、笑顔になれるように頑張ります!」
凛「うん、いい感じ」
未央「じゃあ次は新コーナーいっちゃおう!」
卯月「未央ちゃん、新コーナーって?」
凛「私も知らないんだけど……」
凛「え!」
卯月「このメール全部? 凄い量ですねぇ」
未央「みんなも気になるだろうし、『今週のしぶりん』ってコーナー作ったらいいんじゃないかなってさ」
卯月「わぁ、良い考えですね!」
凛「卯月までなに言ってるの!?」
未央「でしょでしょー! じゃあ早速今週のしぶりんは……前にしぶりんと一緒の車で移動中に、カーラジオから自分の曲が流れてきて――」
凛「カット! このコーナー丸ごとカットでお願いします!」
……
…
未央「しぶりーん、機嫌なおしてってばー!」
凛「やだ」
卯月「結局、スタッフさんたちには大うけしてましたからね……」
未央「本人の希望だから勿体ないけど使わないとは言ってたからさ! ね、だから許してよー!」
凛「プリン」
未央「へ?」
凛「さっきコンビニで昼食買ったときに、デザートで買ってた新発売のプリン」
未央「う……わ、わかったよー! どうぞお受け取りくださいませ……」
卯月「未央ちゃんそんなの買ってたんですね」
未央「あはは、美味しそうだったからつい」
凛「これから衣装合わせなんだから、食べ過ぎはよくないよ。私が責任もって食べる……うん、美味し」
未央「むー! 終わったら絶対買って帰る!」
卯月「美味しそう……私もそうしようかな……」
……
…
凛「それが次のライブ衣装だけど、とりあえず着てみてどう?」
卯月「今回もとっても素敵です!」
未央「うんうん、良い感じだねー! サイズもバッチリ!」
凛「2人ともよく似合ってるよ」
卯月「えへへ、ありがとうございます♪」
未央「そう言うしぶりんこそ、その恰好よく似合ってるよねぇ」
卯月「わかります! 凛ちゃんのクールな感じが引き立ちますよね!」
凛「ちょっと待って、普通に恥ずかしいから……」
……
…
トレーナー「――よし、そこまで」
未央「はぁ、はぁ……今回の曲、ダンスきっついよぉ……」
卯月「いつもより、ステージを、広く、使いますからね……ふぅ」
凛「最後の振り、未央が少し早かったかな。卯月は歌に集中すると動きが小さくなってるよ」
トレーナー「ふむ、渋谷の言う通りだ。言われた箇所を意識して、もう一度通しでやるぞ」
未央「しぶりーん! 自分だけケロッとした顔してるからってそりゃないよー!」
卯月「また通しで……が、頑張ります!」
……
…
凛「ただいま戻りました」
未央「はぁー終わったー!」
モバP(以下、P)「おう、おつかれさん」
卯月「おつかれさまです、プロデューサーさん」
未央「なーんか久しぶりに見た気がするね」
P「頑張ってるよ。初々しくて最初の頃のお前たちを見ているようだ」
凛「ふふっ、それ何年前の話?」
未央「あーなんか懐かしいねぇ」
P「3人とも20歳超えたって、月日の流れは速いよなぁ」
P「そうだな……ま、アイドルは可能性のひとつだ。本人が進みたい道を見つけたなら、俺はそれを応援したいかな」
未央「いや~、プロデューサーは担当思いですなぁ」
凛「うん、ほんとに……」
P「よせよ、こんなおじさん褒めてもいいことないぞ」
卯月「おじさんなんて、そんなことないですよ」
P「いや、最近目が覚めると枕から親父の匂いがしてな……」
未央「おっと、意外と本気で気にしてらっしゃいますなぁ……」
卯月「あ、はい。凛ちゃん未央ちゃん、帰りましょうか」
凛「ごめん、私はやることあるからもう少し残るね」
未央「あ、そっか。じゃあしまむー、プリン買って帰ろっか!」
卯月「そういえばそんなこと言ってましたね。ふふ、じゃあ一緒に買っていきましょう」
凛「じゃあまた明日ね。おつかれさま」
卯月「はい、おつかれさまでした」
未央「プロデューサーもね! お先失礼しまーす!」
……
…
凛「はい、コーヒー飲むでしょ?」
P「俺の分まで悪いな、サンキュー」カタカタカタ
凛「ついでだからいいよ。さてと……」
凛「……」カタカタカタ
P「……」カタカタカタ
凛「あれ……?」カタ…カタ……
P「……」カタカタカタ
凛「あの、プロデューサー?」
P「んー? ヘルプが必要か?」カタカタカタ
凛「うん……ここなんだけど、どうしたら上手くまとまるかな? 」
凛「あ、そうか……」
P「あとは、ここにこいつを入れてやれば、もっと見やすくなるかな」カチカチカチ
凛「なるほど……うん、ありがとう」
P「なに、いいってことよ、新米プロデューサーくん」
凛「もう、すぐにそうやって茶化すんだから」
凛「いろいろ迷惑かけたよね」
P「さっきも言ったが、本人が進みたい道を見つけたら応援するさ。アイドルからプロデューサー……業界でも前例はあるしな」
凛「うん。それでもありがとう」
P「それで、プロデュースする側になってみての感想は?」
凛「想像以上に大変だけどやりがいはあるよ。私も、自分で育てたアイドルという花を、ステージいっぱいに咲かせてみたい。それに……」
P「それに?」
凛「プロデューサーと同じ目線に立てたのが、ちょっと嬉しいかな。これからもよろしくね、先輩?」
ここまで読んでくださった方に、名刺だけでも。
元スレ
凛「卯月、未央、今日も1日よろしくね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472816342/
凛「卯月、未央、今日も1日よろしくね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472816342/
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コメント一覧
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- 2016年09月02日 23:49
- アイマスは現実
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- 2016年09月02日 23:54
- ,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ
i/'' ̄ ̄ヾ::::::::::::i
|/_ ,,\, |::::::::| 童貞ども~w
(三);(三)==r─、|
{ (__..:: / ノ′
. ', ==一 ノ
!___/ フッw
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そろそろ関係者席でライブ入りしてもいいと思うんだけどな
現実は非情なんだな