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夢の遠隔出社も間近?「分身ロボット」OriHimeのリモートワーク向けモデルがレンタル開始。一時離席機能などを新搭載 - Engadget Japanese


オリィ研究所は、インターネット経由で遠隔操作できる「分身ロボット」OriHimeのビジネス向けモデル『OriHimeBiz』を正式リリースし、レンタルを開始しました。

2016年7月より一部企業で先行導入されており、在宅でのリモートワークや、出張先からのリモート会議参加などに利用可能。月額レンタル料金は要見積りとなっています。

OriHimeは、カメラやマイク、スピーカーを搭載しており、スマートフォンやタブレットからインターネット経由で声や動きを遠隔操作できる分身ロボットです。距離や身体的問題によって行きたいところに行けない場合、その場所にロボットを置くことで、あたかも自分がそこにいるように周囲の人と会話をすることができる、というのがコンセプトの製品です。



開発当初、OriHimeは入院患者や難病患者が家族との団欒を楽しむなどの用途で利用されていましたが、最近ではリモートワークや出張中のツールなど、ビジネスシーンで利用されることが増えてきたといいます。

そこで同社では、ビジネス向けの機能として要望が多かったスケジューリング機能・一時ミュート機能・一時離席機能を搭載したスマートフォン・タブレット向けアプリを開発。『OriHimeBiz』としてのロボットのレンタルを開始しました。



『OriHimeBiz』をオフィスに置くことで、周囲の人から操作者の姿は見えないものの、声と動きによって存在感が伝わるコミュニケーションが可能。また、一般的にリモートワークで利用されるビデオ会議システムのように、自宅の様子が映ってしまうなどの心配がなく、社員のプライバシーを守れることも特徴とします。

今後、同社では、リモートワークや本社・支社間のコミュニケーションのほか、地方の観光案内所など、人手の足りない窓口の業務にも『OriHimeBiz』の利用を拡大させたいとしています。
夢の遠隔出社も間近?「分身ロボット」OriHimeのリモートワーク向けモデルがレンタル開始。一時離席機能などを新搭載
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