今月の本 ←書評のような記事に飛びます
2016年09月02日
先日見ていた動画で会社名の由来などがまとめられていて、
それがまたなかなか面白かった。
てんで、その中から「これはw」というものを拾ってみました。
単なるダジャレから格言由来のもの、
社名一つとってもなかなか奥深いものでした。
10の100乗を意味する「googol(グーゴル)」という言葉にする予定でしたが、
検索エンジンの名前を考えて、それをドメイン登録した際、
「google.com」と綴りを間違えて命名。
そしてそのまま社名に。
◎Amazon
最初は“Cadabra.com”という会社名だったが、
“cadaver(死体)”と間違えられたため、変更することになった。
その際、目立ちやすい“A” から始まる名前にしようということと、
「エキゾチック、独特」という意味が、会社のイメージにピッタリだったことから
“Amazon”という社名が採用されたとのこと。
◎Yahoo!
“Yet Another Hierarchical Officious Oracle(もっと気の利いた階層構造のデータベース)”を略したもの。
しかし、創設者が主張するところによると、
自らを「ならずもの」と考えており、
「ガリヴァー旅行記」に登場する野獣の名前から選んだとのこと。
◎ガンホー
「GungHo(ガンホー)」は、「熱心、忠誠」という意味があり、
「任務を熱心に遂行する」という、想いを表している。
語源は、中国語の「工和」という工業共同組合運動推進のスローガンで、
中国大使館勤務のアメリカの海兵隊中佐が、自分の部隊で「協力してやろう!」という意味のモットーとして採用し広まり、
現在では、アメリカ国内でも一般的な言葉として浸透している。
◎任天堂
三代目社長・山内溥氏が、「人生一寸先が闇、運は天に任せ、与えられた仕事に全力で取り組む」と定義し、
そこから会社名にされたとのこと。
◎アイフル
“Affection(愛情や優しさ)”“Improvement(努力)”“Faithfulness(信頼)”“Unity(結束)”“Liveliness(活気良い)”の頭文字の組み合わせ。
◎バンダイ
中国の兵法書『六韜』の中の「萬代不易(ばんだいふえき)」という言葉からとったもの。
「萬代不易」とは「永遠に変わらないもの」という意味で、
いつの世でも人々の心を満たす商品を作りつづけたいという想いが込められている。
◎サンガリア
唐代の詩人・杜甫の『春望』内「国破れて山河あり・・・」に由来。
同社のCFでも、この詩が使われている。
◎ライオン
歯磨の商標は象、キリン、虎などの動物の名前が流行しており、
「ライオンなら牙も丈夫だし歯磨の商標としてうってつけではないか」ということで社名に。
◎三省堂書店
『論語』の「吾日三省吾身(われ日に三度わが身をかえりみる)」という言葉に由来する。
社名は1889(明治22)年までは『SANSHODO』と表記していた。
◎モスフードサービス
モスバーガーのMOSは、“Mountain(山)”“ Ocean(海)”“Sun(太陽)”の頭文字を組み合わせたもの。
それぞれ、「山のように気高く堂々と」「海のように深く広い心で」「太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という意味が込められている。
◎スクウェア・エニックス
旧エニックスは、世界初のスーパーコンピュータ「ENIAC」(エニアック)と不死鳥「PHOENIX」(フェニックス)を足したもの。
旧スクウェアは、ゴルフのアドレスやグリップ(構え)で使われる「スクウェア」が由来。
また、ゲームクリエーター達が集まる広場という意味と、
会社設立の地である四国への謝意も込められている。
◎DHC
Daigaku Honnyaku Center(大学翻訳センター)の頭文字。
もともとは、委託翻訳業務から始まった会社。
◎カルビー
カルシウムの「カル」と、ビタミンB1 の「ビー」を組み合わせたもの。
◎ぺんてる
ペインティング(PAINTING)の「ぺん」と、パステル(PASTEL)「てる」を組み合わせた合成語。
◎ダスキン
英語で「ぞうきん」を表す“dustcloth”と雑巾を組み合わせたもの。
◎シャチハタ
本社所在地である名古屋市のシンボル「シャチホコ」に「旗」をあわせたもの。
◎セガ
旧社名の「サービス・ゲームス・ジャパン株式会社」のうち、
“SERVICE”と“GAMES”という単語の各頭文字2文字の「SE」と「GA」をつけた造語。
◎セメダイン
接合材であるセメント(CEMENT)と、力の単位を表すダイン(DYNE)との造成語。
また、イギリス製接着剤である「メンダイン」を市場から「攻め(セメ)」出すという意味で、「攻め(セメ)出せ、メンダイン」という意味もある。
◎ジュンク堂
もともと工藤淳さんがやっていた「大同書房」のあとを継いだ息子さんが、会社名を変えるとき、洒落でつけた。
◎花王
洗顔用石けんの呼称である「顔石けん」の、顔が花王になった。
◎エドウィン
“DENIM"の「D」と「E」を逆転、「NIM」を180度反転させ「WIN」にして“EDWIN”となった。
「江戸(EDO)」が「勝つ(WIN)」というのはあくまで俗説。
◎ドコモ
Docomoは、“Do Communications Over The Mobile Network”の頭文字を組み合わせたもの。
ただし「“どこでも”使える」からきている意味合いのほうが大きいというウワサも。
◎アコム
“Affection(愛情)”“Confidence(信頼)”“Moderation(節度)”の頭文字の組み合わせ。
◎ブリヂストン
創業者である石橋正二郎さんの苗字から、
“Bridge(橋)”と”Stone(石)”を逆さにし会社名にしたもの。
◎マツモトキヨシ
創業者の名前そのまんまです。
◎サントリー
創業者・鳥井信治郎さんが、自分の名前である鳥井(トリイ)と、
「赤玉ポートワイン」という商品の「赤玉」である太陽(サン)をくっつけたもの。
◎三越
時代劇では必ずと言っていいほど出てくる「越後屋」の「越」と、
創業家の「三井」の姓からの「三」を採って命名されたもの。
◎コニカ
創業者・杉浦六三郎さんの「小西屋六兵衛店」という薬種問屋さんのカメラ、という意味から。
途中で、小西六写真工業株式会社に社名変更されている。
◎カシオ
創業者の名前が、樫尾忠雄さん。
“KASHIO”ではなく“CASIO”なのは、世界で親しまれる企業になるという目標があったため。
◎湖池屋
創業者である小池和夫の名前が由来。
小池の “小” の字を “湖” に変えたのは、会社を大きく成長させたいという想いから。
◎ビックカメラ
“bic”とは英語の方言で、「外見だけでなく中身も大きい、偉大な”という意味から。
◎キヤノン
観音様にあやかって、初のカメラ試作機「カンノン」と命名。
そのカンノンに発音が似ている英語の“Canon”は、「規範」「標準」の意味があり、会社名ふさわしいということで命名された。
ちなみに、発音は「キャノン」だが、表記は「ヤ」が正しい。
◎ロッテ
創業者・重光武雄さんが、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』の中で
誰からも愛されるヒロイン「シャルロッテ」は永遠の恋人とされており、
永遠に「お口の恋人」でありたいと「ロッテ」としたとのこと。
◎セブン・イレブン
朝7時から夜11時まで営業していることに由来となっている社名。
ちなみに、ロゴは「ELEVEn」と、nだけが小文字。
これは数字だけでなく、大文字のみや小文字のみで数字を英語表記したものも含め、商標登録ができないため。
◎ニッカウヰスキー
「大日本果汁」の略。
マッサンこと、創業者・竹鶴さんは、寿屋(サントリー)から独立し、小樽にウィスキーの蒸留所をつくった。
しかし、実際に商品ができるまで何年もかかるため、
その間リンゴのジュースをつくって売っていて、その会社が「大日本果汁」。
◎ポッカ
もともとはニッカウヰスキーに果実原料を販売する会社だったが、
社名を変更する際「ニッカ」と言えば「ニッカボッカ」、だから「ボッカ」にしようとした。
しかし語呂が悪いことからポッカ」が採用されたとのこと。
◎アデランス
「接着・くっついている」を意味するフランス語の「adhérence」から。
一度、ユニヘアーに会社名を変更したが、2011年にアデランスに戻っている。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=2Y8nUNf5EDE
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/441564799
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/441564799
この記事へのトラックバック