9346806「印西花火大会」が開始時間後に急きょ中止した問題で、花火業者「印旛火工」が取材に応じた。「打ち上げ場所が最悪な状況だった。場所をきちんと整備しようとする姿勢が市に欠けていた」とし、中止理由を一方的に業者の作業遅延のせいと主張する市に反論した。



同社によると、設置場所の足場の悪さが予想されたため、同社は前日の26日朝から花火の設置作業を開始。ぬかるみに車輪がはまって近くまで行けず、スタッフは各車両から50~100メートルを歩き、花火を運んだ。

花火の重さは最大25キロほど。スタッフは二つを両手で抱え、足場の悪い中を何度も往復。全部で約千個を設置する計画だったが、夜10時まで作業をしても約3割しか設置できなかった。


話題となっている 「印西花火大会」が突然中止になった騒動




当日は早朝5時から作業開始しスタッフも増員。だが午後6時15分ごろ、同社は市に「定刻に打ち上げるのは不可能」と報告。しかし市は定刻を譲らなかった。

開始時間の7時半の20分後の50分ごろ設置が整い、配線などの最終点検に入った。だが8時10分に市から突然中止を告げられた。相談はなかった。

「あと数分で上げられる状況だった。8時半まであったから、残り15分間だけでもダイナミックな花火を上げられたのに」。同社の担当者は不満を隠さない。

(source: 千葉日報オンライン - 印西花火中止、市の説明に業者反論 「打ち上げ場所の状況最悪」「点火装置異常なし」

関連リンク: 千葉県印西市の花火大会が当日突然中止に! 現在も説明行われず市民に動揺広がる

花火大会 開始後のドタキャン