台湾HTCは1日(現地時間)、新型ミッドレンジスマートフォン「HTC One A9s」を発表しました。
HTC One A9sはその名が示す通り、既存のHTC製ミッドレンジスマートフォン「HTC One A9」のマイナーチェンジモデルとなります。
背面部のメインカメラの配置などの一部を除き、HTC One A9の意匠を継承していますが、正面部からは同社ロゴが削除されるなどの変更も加えられました。
以下は、HTC One A9sの主なスペック。
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720)液晶ディスプレイ |
SoC | MediaTek 64-bit オクタコア Helio P10 |
RAM | 2 / 3GB |
ストレージ | 16 / 32GB |
メインカメラ | 約1,300万画素 裏面照射式センサー |
フロントカメラ | 約500万画素 裏面照射式センサー |
バッテリー | 2,300mAh |
その他 | microSDカードスロット(最大2TB) |
外形寸法 | 146.49(W) × 71.5(D) × 7.99(H) mm |
本体重量 | 149.8g |
ディスプレイは、先代モデルと同様に5.0インチディスプレイを採用しているものの、その解像度はHD(1280×720)へとスペックダウンされているほか、SoCについても「Snapdragon 617」と同等かやや劣る性能を持つ「Helio P10」へと変更されています。
一方で、フロントカメラは500万画素へと解像度が向上しましたが、HTC One A9には2㎛という広い画素ピッチを売りにした400万画素の「Ultra Pixel」センサーが採用されており、これを改良と呼ぶかどうかは人によって分かれることとなりそうです。
なお、HTCによると、HTC One A9sは499ドル(約5万2000円)で発売された先代モデルよりも、さらに安価な端末として市場に投入されるされるとのことですが、具体的な価格については明らかにされませんでした。
顕著な進化が見られず残念ではありますが、HTC One A9とほぼ同等の性能を備えた端末をより安価に入手できると考えれば、選択肢としては面白いのかもしれません。
しかしながら、発売から1年近くが経過して既にHTC One A9は大きく値下げされているだけに、HTCの価格設定には大きな注目が集まります。
[HTC via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
微妙というか、別に欲しくない
すごく既視感のあるデザインですねぇ