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花陽
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穂乃果
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1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:30:58.95 ID:iBZmTSxY.net
   
穂乃果「なんと開店記念でポイント2倍デー!」


花陽「これは行くしかありませんね」


穂乃果「よぉし、今日は花陽ちゃんとご飯デートだよ!」ニッコリ


花陽「穂乃果ちゃんとデートなんて嬉しいけど恥ずかしいよぉ……///」テレテレ


穂乃果「全然恥ずかしくなんかないよ、花陽ちゃん♪」


穂乃果「私は花陽ちゃんのごはんを食べてるときの笑顔が大好きなんだ!」


穂乃果「花陽ちゃんの食べてる姿を見るとね、見てる穂乃果まで幸せになるんだよ?」


花陽「……なんだか照れちゃいます///」


穂乃果「だからね、花陽ちゃん、穂乃果を幸せにして!」ナデナデ


花陽「はいっ、花陽は穂乃果ちゃんを幸せにします!」


穂乃果「あっ、もちろん食べてない時の花陽ちゃんも大好きだよ」


花陽「は、花陽も穂乃果ちゃんのこと大好きです……」


穂乃果「//////」キュン


花陽「あれ?穂乃果ちゃん、どうしたの?」


穂乃果「いや、花陽ちゃんが大好きって言うからなんだかドキドキしちゃってさ///」テレテレ


花陽「穂乃果ちゃんが照れると私まで恥ずかしくなっちゃうよぉ///」モジモジ

4: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:33:03.38 ID:iBZmTSxY.net
   
穂乃果「……それでね、ことりちゃんったら海未ちゃんの頭に洗面器を乗せて何て言ったと思う?」


花陽「あっ、そろそろ2号店が見えてきたよ!すごい行列だよぉ……」


穂乃果「うわぁ、これは結構時間かかりそうだねぇ」


花陽「でも穂乃果ちゃんのお話って面白いから時間が過ぎるのもあっという間だよ」


穂乃果「あははは、花陽ちゃんが聞くのが上手だからだよ」ニッコリ


花陽「そうかなぁ……」


穂乃果「それに花陽ちゃんの寝ぼけ凛ちゃんシリーズだってすっごく面白いよ」


花陽「幼馴染の面白エピソードなら穂乃果ちゃんにだって負けません!」


穂乃果「ふっふっふ、穂乃果のことうみ黒歴史はまだ108つもあるんだよ!」ドヤァ
   

花陽「流石、穂乃果ちゃ…」ぐぅ~


穂乃果「あっ、花陽ちゃんのお腹の音かわいい♪」


花陽「うぅ、恥ずかしいです//////」


穂乃果「穂乃果もお腹ペコペコだよぉー」ぐぅー


花陽「そうだね、今日の練習は特にきつかったからね」


穂乃果「あのね、花陽ちゃん……」


花陽「穂乃果ちゃん、何?」


穂乃果「驚かないで聞いて欲しいんだけど……」キリッ


花陽「うん」ドキドキ

9: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:36:43.20 ID:iBZmTSxY.net
  
穂乃果「陸上部の友達から聞いたんだけどね、穂乃果と花陽ちゃんは陸上部より走ってるんだって」


花陽「穂乃果ちゃん、嘘だよね……」ガーン


穂乃果「本当だよ、穂乃果もびっくりしたんだから」


花陽「確かに花陽も凛ちゃんに飛びつかれてもふらふらしなくなったけど……」


穂乃果「海未ちゃん、厳しすぎなんだよ!穂乃果たちはスクールアイドルで長距離走の選手じゃないんだよ!」


花陽「でも海未ちゃんは私達のために心を鬼にして……」


穂乃果「海未ちゃん、鬼そのものだもん!あれは鬼ちゃんだね、きっと」


花陽「あはははっ」


穂乃果「鬼ちゃんの真似いくよ、オニアローシュートォッッ!」


花陽「あはははは……」ビクッ


穂乃果「花陽ちゃん?」




海未「いらっしゃいませー」ニコニコ




穂乃果「………………」ガクガク


花陽「………………」ブルブル

11: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:40:40.38 ID:iBZmTSxY.net
  
穂乃果「どうしよう、花陽ちゃん……」


花陽「穂乃果ちゃん、どうしよう……」


穂乃果「今すぐ逃げたいけどお店に入った以上何か食べていくしかないよね」


花陽「でも海未ちゃんいつもより怒ってるけど何かあったのかな?」


穂乃果「実は今日ね、海未ちゃんとことりちゃんにダイエット宣言をしたんだ……」


花陽「えぇっ、ダイエット宣言当日に寄り道しちゃったのぉ!?」


穂乃果「あのね、穂乃果は今日は思いっきり食べて明日から頑張るつもりだったんだよ!

    ほら、当日はどちらかというとセーフって感じがするでしょ?」


花陽「うん、花陽もその気持ちは分かるよ……」


穂乃果「やっぱり花陽ちゃんだけだよ、穂乃果のことを分かってくれるのは……///」


花陽「……穂乃果ちゃん///」


海未「はい、2人ともお茶ですよ」ガスッ


穂乃果「ありがとう……って熱いよ!」


花陽「うぅ、お茶が沸騰してます……」


穂乃果「海未ちゃん、こんなぐつぐつ煮えてるの熱くて飲めないよ!」


海未「熱い?今の煮えくりかえっている私のはらわたに比べればこんなのお冷みたいなものですよ?」ニコニコ


花陽「ひぃ~」


海未「営業スマイルって疲れると思いませんか、穂乃果?」


穂乃果「ダレカタスケテー」


花陽「穂乃果ちゃん、それは私の台詞だよぉ……」

15: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:43:45.41 ID:iBZmTSxY.net
   
花陽「あ、あの海未ちゃん」


海未「どうしました、花陽?」


花陽「海未ちゃんはどうしてアルバイトを始めたの?」


穂乃果(花陽ちゃん、ナイス!これで海未ちゃんの気を反らせるよ!)


海未「どうしても欲しいものがありまして……」


穂乃果「へぇ~、海未ちゃんの欲しいものって何?」


海未「…………ベルトですよ」


花陽「ベルトかぁ……」


穂乃果「いいね~、海未ちゃんにきっと似合うよ!」


海未「よくテレビでやっているじゃないですか

   巻くだけで腹筋が鍛えられるベルト、あれが2つほど欲しくて」


穂乃果「ごめんなさい………」


花陽「すいませんでした………」


海未「別に謝らなくていいんですよ、2人がちゃんと痩せてくれるならば」ギロッ


穂乃果「………………」ガクガク


花陽「………………」ブルブル

19: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:46:58.37 ID:iBZmTSxY.net
    
海未「ご注文は決まりましたか?」


穂乃果「じゃあ、私はいつものスペシャルスタミナ定食ガッツリ盛りと……」


海未「穂乃果、これが最後の食事にならないようにしてくださいね?」ゴゴゴゴ


穂乃果「海未ちゃんが怖い……」グスッ


花陽「あ、あのオススメは…な、何ですか?」


海未「個人的には2人には長時間の有酸素運動をオススメしたいんですが、お店的にはこれとこれですね」


花陽「じゃあ、こっちの定食にします……」


穂乃果「わ、私はこのセットでお願いします」


海未「……………わかりました、少々お待ちください」


花陽「ふぅ、注文するだけなのにすごい疲れたよぉ」


穂乃果「うん、花陽ちゃんのおかげで助かったよ~」


花陽「私のおかげ?」


穂乃果「花陽ちゃん、怖い怖い海未ちゃんに積極的に話しかけてたよね?

    穂乃果だけだったらきっとお茶飲んで帰るしかなかったよ」


花陽「そんなに怖かったんだ……」


穂乃果「うん、正直にいうとちょっと心が折れかかったよ……」グッタリ


花陽「それでさっきは敬語だったんだね……。穂乃果ちゃん、元気出して」ナデナデ


穂乃果「花陽ちゃん、もっと撫でて~///」エヘヘヘ

22: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:49:52.08 ID:iBZmTSxY.net
   
穂乃果「なかなかお料理こないね、花陽ちゃん」ソワソワ


花陽「そうだね、GOHAN-YAは注文してからすぐご飯が出てくるのも良いところなのに……」ソワソワ


穂乃果「花陽ちゃんが頼んだのはこの定食だっけ?」


花陽「うん、このおかずが美味しそうだったから定食にしたんだ♪」


穂乃果「花陽ちゃん、穂乃果のおかずと交換しようよ!」


花陽「いつもみたいに食べさせ合いっこしようね」


穂乃果「穂乃果はね、花陽ちゃんにあーんしてもらうの大好きなんだよ!」


花陽「花陽も穂乃果ちゃんにあーんしてもらうの大好きだよ……」


穂乃果「あと花陽ちゃんにあーんするのも大好きだし食べてる姿を見るのも大好きだし」


花陽「うん、花陽も穂乃果ちゃんとご飯食べるの大好きだよ!」


穂乃果「早く食べさせ合いっこしたいなぁ~」ニコニコ


花陽「穂乃果ちゃん、楽しみだねぇ~」ニコニコ

24: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:53:39.78 ID:iBZmTSxY.net
   
海未「お料理、お持ちしましたー」


穂乃果「やっと穂乃果たちのご飯が……!?」


花陽「海未ちゃん、何これ?」


海未「あつあつのこんにゃくですが?」ニヤリ


穂乃果「なんでこんにゃくが出てくるの?」


海未「穂乃果、GOHAN-YAではおでんも売っているんですよ」


穂乃果「それは知ってるけど……」


海未「なんとおでんの具は単品から頼めるんです」


花陽「どうして花陽たちが頼んだものがこんにゃくになってるの?」


海未「花陽、こんにゃくはカロリーが0なんです!」キリッ


穂乃果「海未ちゃん、あつあつのこんにゃくで花陽ちゃんと食べさせ合いっこしろっていうの?

    穂乃果たちはスクールアイドルでお笑い芸人じゃないんだよ!」


海未「今の穂乃果がアイドル?……そのお腹で踊るとか芸人そのものじゃないですか」


穂乃果「うぐっ、海未ちゃんのばかぁ……」グスッ


海未「2人ともこんにゃくならまだまだありますからどんどん頼んでいいですよ♪」


花陽「ごはんがない…………」バタン


穂乃果「花陽ちゃーん!!」

27: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 22:58:01.68 ID:iBZmTSxY.net
   
花陽「結局こんにゃくしか出てきませんでした……」


穂乃果「きっと海未ちゃんがいる限りこんにゃくしか出てこないんだよ」


花陽「はぁ、せっかくGOHAN-YAに来たのにご飯を食べられないなんて……」


穂乃果「とりあえずお会計しよう」





海未「……お釣りの874円です。本日はポイント2倍になっていますので6ポイントになります」


穂乃果「あれ、ポイントカードが2つあるよ?」


花陽「あっ、花陽も2つあります」


海未「それは鬼ちゃんカードですよ、穂乃果、花陽」


花陽(もうこの時点で嫌な予感しかしません……)ブルブル


海未「なんとポイント1つ毎に練習で走る距離が1km追加になるんです


   オニアローシュート期間ですから穂乃果には特別に鬼ちゃんポイント2倍あげましょう!」ニコニコ


穂乃果「ひぃ~」


海未「穂乃果、良かったですね?」


穂乃果「花陽ちゃん、海未ちゃんが怖いよぉ~」メソメソ


花陽「穂乃果ちゃん、よしよーし」ナデナデ

29: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 23:04:07.64 ID:iBZmTSxY.net
 
~別の日~

穂乃果「花陽ちゃん、この前は酷い目にあったね」


花陽「うん、あれから花陽と穂乃果ちゃんは走る距離がさらに増えたもんね」ハァ


穂乃果「練習後のランニングの他に早朝のランニングも追加されたんだよ……」


花陽「花陽は長距離走なら凛ちゃんにも負けない自信があります」


穂乃果「でも今日は練習が休みだから、花陽ちゃんとカラオケだよ!

    ふっふっふ、2人でいっぱい歌って食べてストレス発散するんだよ!」


花陽「はい、今日は穂乃果ちゃんとカラオケ日和です!」


穂乃果「今日は花陽ちゃんだけのための穂乃果ライブなんだよ♪」キリッ


花陽「それなら私だって穂乃果ちゃんのために歌います!」


穂乃果「花陽ちゃんの歌楽しみだなぁ」ワーイ


花陽「穂乃果ちゃん、料理の注文も終わったしさっそく歌おっか?」


穂乃果「その前に……」ニヤリ


花陽「?」

35: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 23:09:10.93 ID:iBZmTSxY.net
   
穂乃果「花陽ちゃーん!」ダキッ


花陽「ぴゃあ!………急に抱きつくなんてびっくりするよぉ」


穂乃果「ごめん、ごめん」


花陽「穂乃果ちゃんはなんで花陽に抱きついてるの?」


穂乃果「せっかく花陽ちゃんと2人きりなんだから花陽ちゃんを思う存分独り占めしちゃうよ!」ギュッ


花陽「花陽、独占されちゃうのぉ!?」ピャア


穂乃果「花陽ちゃん、やわらかくてすべすべして抱っこしてると気持ちいいよ~」スリスリ


花陽「穂乃果ちゃんだってすごいあったかくて気持ちいいです……」スリスリ


穂乃果「穂乃果、花陽ちゃんとずっとこうしてたいな///」


花陽「花陽も穂乃果ちゃんともっとこうしていたいよ……///」


穂乃果「花陽ちゃん……///」


花陽「穂乃果ちゃん……///」


穂乃果(つらいランニングも花陽ちゃんが一緒だから耐えられるんだよ

    穂乃果はこれからも花陽ちゃんずっとずっと一緒にいたい///)


花陽(なんだか穂乃果ちゃんと2人きりって意識したらドキドキしてきちゃったよぉ///)


ほのぱな「「あ、あの……」」


穂乃果「は、花陽ちゃんから先にいいよ///」アタフタ


花陽「いえ、ほ、穂乃果ちゃんから……///」アセアセ


穂乃果「えっと、花陽ちゃんのことが……///」


花陽「//////」ゴクリ

38: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/05(木) 23:13:02.18 ID:iBZmTSxY.net
   
海未「ご注文のジュースとお料理をお持ちしましたー」ガラッ


穂乃果「う、海未ちゃん!」ビクッ


花陽「ぴゃあああ~!」ガタッ


海未「2人には練習がない日用の特別メニューを渡したはずですが、一体ここで何をしているんですか?」ギロッ


穂乃果「だって、穂乃果たちだってたまには息抜きも必要っていうか

    毎日、土日もなく朝も昼も夜も走るのは流石に飽きてくるんだよ~」


海未「そうですね、確かに毎日ランニングというのもかわいそうでしたね」ニコニコ


花陽「じゃあ、今日ぐらいは走らなくてもいいよね、海未ちゃん?」


海未「はい、今日は沢山歌ってしっかりカロリーを消費してください」


穂乃果「海未ちゃん、それはあんまりだよ」グスッ


花陽「あぁ、久々にお腹いっぱいに食べれると思ったのに……」


海未「そうそう、注文したお料理はスタッフが責任をもって処理しますので安心してください」モグモグ


穂乃果「あぁ、穂乃果のからあげやポテトが………」


花陽「うぅ、花陽のおにぎりたちが………」

42: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/06(金) 00:05:24.73 ID:fBvtSvrc.net
穂乃果「花陽ちゃん、カラオケは酷い目にあったね」


花陽「うん、まさか海未ちゃんがいるなんて思いもしなかったよ……」


穂乃果「穂乃果ね、もう走りたくないんだ……」ハァ


花陽「どうしたの、穂乃果ちゃん?」


穂乃果「この前、陸上部の3年生の部長と顧問の先生が直々に穂乃果をスカウトに来たんだよ……」


花陽「花陽はアイドルグッズを買う回数よりランニングシューズを買い換える回数の方が多くなりました……」


穂乃果「花陽ちゃん!」ダキッ


花陽「穂乃果ちゃん!」ギュッ


穂乃果「花陽ちゃん、次に練習が休みの日は温水プールに行こうよ!

    たまには地上でのことなんか忘れて水の中でゆっくりぷかぷかしよう」


花陽「うん、穂乃果ちゃんとぷかぷかーおです!」


穂乃果「さすがにプールには海未ちゃんもいないはずだよ」


花陽「穂乃果ちゃんとプールなんてすごい楽しそう♪」


穂乃果(ふっふっふ、水着の花陽ちゃんとイチャイチャしちゃうよ///)


花陽(皆で海にいった時、穂乃果ちゃんの水着姿かわいかったなぁ……///)

43: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/05/06(金) 00:09:21.06 ID:fBvtSvrc.net
   

穂乃果「花陽ちゃーん♪///」


花陽「穂乃果ちゃん♪///」


ほのぱな < キャッキャッウフフ


海未(……はぁ、穂乃果は声が大きいんですよ)


海未(花陽と話すのが嬉しいんでしょうけど全部筒抜けです!)


海未(プール監視員の募集……ありましたね 

   せっかくのプールですし2人には沢山泳いでもらいましょう)ニヤリ



おわり