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http://japanese.engadget.com/2016/09/05/zenfone-3-9-28-zen-asus/


ZenFone 3日本版ついに発表か。9月28日Zenシリーズ新製品発表会の招待状がASUSから到着 - Engadget Japanese


ガジェット業界で「9月の製品発表イベント」と言えばアップルと連想しそうですが、今年の9月は他にも強力な製品が控えています。IT機器の大手メーカーであるASUS(エイスース)が、9月28日午後2時から、東京・品川でPCとSIMフリースマートフォンの新製品発表を行うとの案内が到着しました(ご丁寧に、この時点での記事化OKと書かれています)。タイトルは『Zenvolution ~進化し続けるASUSのZen~』。

ASUSのPCとスマートフォン、なおかつZenシリーズということから、これはほぼ間違いなく9月中の日本発表が予告されていたスマートフォン『ZenFone 3』シリーズ(タイトル写真は台湾版5.2インチモデル)と、薄型モバイルノートPC『ZenBook 3』シリーズの日本版に関するものと思われます。とくにZenFone 3は既に注目しているユーザーも多く、待望の発表となりそうです。

ASUS Androidスマートフォン Zenfone 3

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ZenFone 3

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ZenFone 3シリーズは、5.2インチと5.5インチ、フルHD画面のSIMフリースマートフォン。6月に発表された海外版の特徴は、コストパフォーマンスの高さです。

米国価格は249ドルからながら、SoCにはクアルコムのSnapdragon 625を搭載し、14nm製造プロセスによる低い発熱と最大8コアによる最高処理能力の高さを両立。メインメモリも3GBから4GB、ストレージも32GBか64GBと高い水準です。



さらに、3G通信と4G(LTE)通信のデュアルスタンバイに対応した2基のSIMカードスロットも備えており、フィーチャーフォンでの3G音声契約と格安SIM(MVNO)サービスでのデータ通信、計2回線を1台にまとめて使うことも可能です。

機能面でも認識が高速な指紋認証センサーを背面に搭載。本体デザインも2.5Dガラスを表裏両面に採用するなど、一昔前の高級機並みの充実度となっています。

今回の発表では、価格もさることながら、デュアルSIMカードスロットの仕様がどう変わるのか(あるいは嬉しいことに変わらないのか)、また価格がとくに手頃な5.2インチモデルが発売されるのか否かといった点が注目ポイントでしょう。

詳細に関しては、発表時に掲載した記事と実機レポート、および8月に台湾本社で行ったデザイナーインタビューを参照ください。

ASUSが249ドルからのZenFone 3発表。スナドラ625搭載、RAM3/4GB、5.5インチフルHDのコスパ重視機

ZenFone 3実機レポ。デザインと質感は「本当にZenFone?」と疑うほどの高級路線に:COMPUTEX 2016

ASUSに聞いたZenFone 3のデザインコンセプト。目指したのはガラスと金属が融合した『高級腕時計』



また海外で発表されたZenFone 3シリーズのバリエーションとしては、6月に発表はされているものの、海外でも出荷はまだとなっている上位機『ZenFone 3 Deluxe』(5.7型フルHD有機EL画面でSoCはSnapdragon 820、メインメモリは6GBを搭載、499ドルから)と、6.8インチ画面の大型モデル『ZenFone 3 Ultra』(フルHD液晶、SoCはSnapdragon 652、搭載RAMは4GB、479ドルから)などもあります。

これらのモデル、とくにDeluxeが投入されるか否かも、ヘビーユーザーにとっては注目ポイントとなりそうです。

速報:ASUSが6GB RAM搭載スマホ『ZenFone 3 Deluxe』発表。価格は約5万5000円:COMPUTEX

速報:ASUS、AV機能強化の6.8型ファブレット『ZenFone 3 Ultra』発表。デュアルスピーカー搭載




ノートPCとなるZenBook 3は、12.5インチフルHDの液晶画面を搭載するWindows 10搭載モデル。厚さ11.9mmで重量910gながら、CPUには薄型ノートPCで採用例の多いCore mシリーズではなく、第六世代Core 「i」系を搭載する、12インチ版MacBook対抗を鮮明にした機種です。

厚さ0.3mmの冷却ファンと、0.1mmの極薄ヒートパイプなどを採用する冷却機構や指紋認証センサーを搭載するタッチパッドなど、ハードウェア的にも先端的な技術が投入された意欲的な仕様が特徴。本体サイズは296×191.2×11.9mm(幅×奥行き×厚さ)、重量は上述したように910gです。



今回の注目点はなんといっても価格でしょう。米国版はCore i5-6200U搭載/4GB RAM/256GB SSDのモデルが999ドル、Core i7-6500U/16GB RAM/1TB SSD構成の最上位モデルは1999ドルと、MacBookに対して競争力の高い設定です。これまでASUSのノートPCは比較的「内外価格差」が大きいだけに、個人的な希望込みで、海外価格に近い設定を期待したいところです。

詳細に関しては、発表時の記事と実機レポートを参照ください。

11.9mm、910gでCore i搭載、999ドルから。ASUSが薄型ノートZenBook 3シリーズを発表

ASUS超薄型ノートZenBook 3の実機を見る。外観は想像以上にMacBookなれど打鍵感は大違い、発売は10月以降か

ASUS 薄型ノートPC Zenbook 3(UX390FA)

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ASUSの「ZenBook 3」は想像以上に12型MacBook似だった

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なお、ASUSの発表によれば、当日は台湾本社のJonney Shih(ジョニー・シー)会長が来日し、自らプレゼンテーションを行います。同氏の発表会スタイルはもはや業界でも名物的になっているため、こちらの点でも注目できそうです。

合わせて同社が日本で行う発表会としては珍しく、スペシャルゲストによるミニライブも開催するとのこと。ZenFone 3とZenBookはスピーカーにも力を入れた製品であるため、そうした点をアピールする目的かもしれません。

いずれにせよ、今回の発表は日本でも既に注目されている機種だけに(とくにZenFone 3は高い人気はほぼ間違いなしと呼べるモデルです)、ASUS側も自信を持った発表会となりそう。願わくば価格的にもそれが反映されることを願いつつ、28日を待ちたいものです。
ZenFone 3日本版ついに発表か。9月28日Zenシリーズ新製品発表会の招待状がASUSから到着
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