劇場版名探偵コナン 聖夜の約束(スウェアー)
マッカナオハナノ~テレテレテッテッテ~♪
新一「ハァハァ・・・悪い蘭!遅れちまって・・・」
蘭「新一!ううん、私も今来たところだから・・・大丈夫?顔真っ赤よ!?」
新一「ああ、走ってきたからな・・・ハァハァ・・・ん?もう何か買ったのか??」
蘭「うん、お父さんとお母さんに!ペアのマグカップよ」
新一「相変わらずそういうの好きだなー、おめぇ」
蘭「良いでしょ、可愛かったんだからー、あ!もうこんな時間!」
新一「ん?何かあるのか?」
蘭「クリスマスツリーが点灯するのよ!見に行こう!」
新一「ああ、あのでっけーやつか・・・確かこの甘木リゾートが開業した時からのシンボルマークで…」
蘭「もー新一、置いてっちゃうよー!」
新一「あ、おい待てよ蘭!」
蘭「早くー!・・・ん?わあ、雪だ!」
新一「本当だ、初雪だな!」
蘭「綺麗・・・」
リンリンリン~♪
ドゥルルルルンドゥルルルルンジャンジャン テレレッテテテテテ
テーレーテーテレー テーレーテーテレー テーレーテーテレレ テレレレー
テレレーレー テレレーレーレレー♪
―劇場版名探偵コナン 聖夜の約束(スウェアー)―
取り引きを見るのに夢中になっていた俺は、背後から近付いて来るもう一人の仲間に気付かなかった。俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・
体が縮んでしまっていた!
工藤新一が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われまわりの人間にも危害が及ぶ。
阿笠博士の助言で正体を隠すことにした俺は、蘭に名前を聞かれてとっさに江戸川コナンと名のり、奴らの情報をつかむために父親が探偵をやっている蘭の家に転がり込んだ。
ところがとんだヘボ探偵で、俺は時計型麻酔銃でおっちゃんを眠らせ、蝶ネクタイ型変声機を使って、おっちゃんの声でかわりに事件を解いている。
この二つのメカは、阿笠博士の発明品だ!博士は他にも・・・ターボエンジン付きスケー ドボードや、犯人追跡メガネ、キック力増強シューズなど次々とユニークなメカを作り出してくれた!
俺の正体を知っているのは、博士のほかにもいる。俺の父さんと母さん、西の高校生探偵、服部平次、それに同級生の灰原哀・・・。
彼女は黒ずくめの男の仲間だったが、組織から逃げ出す際、俺が飲まされたのと同じ薬を飲んで体が縮んでしまった。
黒の組織の正体は、依然として謎のまま・・・。
小さくなっても頭脳は同じ!迷宮なしの名探偵!真実はいつもひとつ!
蘭(tel)「え、甘木シティリゾートのクリスマスパーティー!?」
園子(tel)「そう!開業10周年の記念パーティーで、鈴木財閥も招待されたんだけどパパとママ行けなくてね・・・どう?あの2人も連れてさ!」
蘭(tel)「うん、行く!お父さんたちにも伝えとくね!」
小五郎「クリスマスパーティーだぁ!?お前たちだけで行って来い!俺はそんなに暇じゃないんだよ!」
蘭「えー、せっかく甘木リゾートのホテルに入れるのにー!コナン君は行くよね?」
コナン「うん!(甘木リゾートっていえば前に蘭と・・・)」
小五郎「あ、甘木リゾートっておい・・・都内最大級のホテルじゃねーか!行くに決まってんだろ!豪華なバイキングに、きっと会長からのクリスマスプレゼントも・・・ムフフ」
コナン(ハハ・・・なわけねーだろ)
園子「お待たせー蘭!」
蘭「園子!」
園子「お!おじさまとガキンチョも一緒ね」
小五郎「たりめーだろ!甘木リゾートホテルなんか滅多に来れねーからな!」
甘木会長「これはこれは鈴木財閥のお嬢様、ようこそお出で下さいました。そちらの方は?」
園子「パパとママのかわりに来てもらった、名探偵の毛利小五郎さんよ!」
甘木会長「へぇー!あの有名な!はじめまして、私甘木シティリゾートの会長をしております甘木総一郎(あまぎそういちろう)と申します」
小五郎「どうも、名探偵の毛利小五郎です。こっちが、娘の蘭と居候のコナンです」
コナン(居候はやめろ・・・)
蘭「はじめまして!今日はご招待いただきありがとうございます!」
甘木会長「いえいえ。松崎君、ご案内を」
松崎「はい。私、甘木の秘書をしております、松崎京子(まつざききょうこ)と申します」
小五郎「うっひょー!お綺麗ですなー」
松崎「い、いえ・・・」
蘭「お父さん!」
松崎「クリスマスパーティーは、夜の19時からとなっております。それまでは各お部屋か、併設されておりますショッピングモール内でおくつろぎ下さい」
園子「ねぇ蘭!荷物置いて買い物しに行こうよ!」
蘭「うん!」
松崎「こちらがお部屋の鍵になります。外出の際はロビーにご返却下さい」
松崎「ああ、彼女は会長の一人娘で甘木リゾートの社長を務めております、甘木楓(あまぎかえで)さんです」
コナン「近くにいる人たちもみんな甘木リゾートの社員の人?」
松崎「いいえ、向かいの2人がこのホテルのレストランのシェフをやっておられる沖田大和(おきたひろかず)さんとデザイナーの神崎真(かんざきまこと)さんよ、コナン君」
コナン「へえー。会長さんの奥さんは?」
松崎「奥さんも甘木リゾートにずっと携わっていたんだけど去年事故で亡くなっちゃってね・・・」
蘭「そうなんですか・・・」
松崎「沖田さんには今晩の料理を、神崎さんにはクリスマスツリーやイルミネーションのデザインをして頂いています。今日も17時からイルミネーションが点灯されますので是非ご覧になって下さい」
小五郎「ほー、そりゃあ楽しみですなぁ」
歩美「いいなーコナン君、クリスマスパーティーかぁ」
元太「あいつばっかりずりーよな!」
光彦「本当ですよ!甘木リゾートといえば超高級ホテルですよ!」
博士「まあまあ、園子君のご両親のかわりなんじゃから仕方ないじゃろ」
歩美「歩美もイルミネーション、見たかったなぁ」
灰原「あら、ショッピングモールなら私たちも自由に入れるみたいよ」
歩美・元太・光彦「本当(かよ)(ですか)!?」
歩美「博士!歩美たちも連れてって!」
博士「そうじゃなー、よし!クイズに正解したら、連れてってやらんこともないぞ!」
元太「またダジャレじゃねーだろうなぁ」
歩美「うーん・・・わかった!1番の寝不足だったからよ!」
博士「なんでかな?」
歩美「プレゼントを用意してたら夜更かししちゃったんだわ!」
博士「ぶっぶー」
元太「じゃあ2番のねん挫したからか?おっちょこちょいで煙突から落ちちまったんだよ」
博士「それもハズレじゃ」
光彦「あ!わかりました!3番の胃が痛かったからですよ!」
博士「お!なんでじゃ?」
光彦「大変な思いということは苦労したってこと!イブに苦労・・・イブ、苦労で胃袋!」
博士「正解じゃ!よくわかったのぉ」
歩美「すっごーい光彦君!」
光彦「いやぁ///」
元太「ってまたダジャレかよ」
歩美「でも、これでコナン君に会えるー!」
博士「仕方ないのぉ」
灰原「フフッ」
蘭「それじゃあ、私たち、ショッピングモールの方に行ってくるから」
小五郎「おう、俺は部屋でのんびりしてるかな」
会長「あ、毛利さん!」
小五郎「ん?」
会長「紹介します。私の娘の楓です」
楓「はじめまして。甘木リゾートの社長を務めております、甘木楓です」
小五郎「毛利です。いやぁお美しいですなー」
楓「いえ、それほどでも」
会長「こちら、デザイナーの神崎君と、ホテルのレストランでシェフをやっておられる沖田君です。2人とも開業当初からの付き合いなんですよ」
神崎「よろしく」
沖田「どーも沖田です。まさかこんなところで名探偵の毛利小五郎さんに出会えるとは」
小五郎「どーも」
会長「我々、これからレストラン横のカフェに向かうんですが、良かったら毛利さんもご一緒しませんか?」
小五郎「良いっすねぇ!」
神崎「あ、僕はツリーとイルミネーションの最終チェックがあるんで」
小五郎「じゃあお前ら、パーティーに遅れんじゃねーぞ」
コナン・蘭・園子「はーい!」
ジンゴッベージンゴッベーテーレッテーテレ~♪
園子「わぁ、見て蘭!屋台がたくさんある!」
蘭「本当だ!ホットワインにスープにお菓子、雑貨もたくさんあるね!」
コナン「ヨーロッパのクリスマスマーケットをモチーフにしてるんだよ。ドイツやオーストリアの都市の広場で行われるイベントで、ドイツ語ではWeihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)って言うんだけど日本では親しみやすい英語でクリスマスマーケットって呼ばれてるんだ。」
園子「へぇー」
蘭「でもコナン君、どこでそんなことを?」
コナン「あ、こ、この間テレビでやってたんだよ・・・」
蘭「ふーん」
コナン(あっぶねー)
蘭「うん、一度だけね。前のクリスマスに」
―蘭 回想―
蘭「早くー!・・・ん?わあ、雪だ!」
新一「本当だ、初雪だな!」
蘭「綺麗・・・ねぇ新一」
新一「あん?どした?」
蘭「また来年も来ようね!このツリー見に!」
新一「しょうがねーなぁ、来てやるよ!///」
蘭「うん!///」
蘭(一緒に見れそうにないね・・・新一・・・)
コナン(蘭・・・)
コナン「お、お前ら!どうしてここに!?」
光彦「博士に連れてきてもらったんです!」
元太「ずりーぞコナン!お前だけホテルのバイキング食えてよー!」
園子「あら、あなたたちも来れば?」
歩美・元太・光彦「いい(の)(のかよ)(んですか)!?」
園子「甘木会長には、私の方から言っておくわ」
博士「でもいいのかのぉ、こんなにたくさん」
園子「大丈夫よ、開業当時からうちがずっと援助してるし」
歩美・元太・光彦「やったー!」
コナン(ハハ・・・さっすが鈴木財閥)
博士「新一君、これ新発明したハサミ付きメガネじゃ!柄の部分を外せば簡易ハサミになるぞ!」
コナン「サ、サンキューな!(使えんのか?これ・・・)」
コメント一覧
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- 2016年09月05日 20:41
- マジキチじゃなかった
-
- 2016年09月05日 21:51
- わりとちゃんと作ってあった
劇場版ってほどの内容じゃない気もするが
つーかハサミ付きメガネって危なすぎねーかとマジレス
-
- 2016年09月05日 22:34
- マジキチかと思って読んでいたが、違ったようだ。
でも、面白かったよ^^
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