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セイコー、準天頂衛星初号機「みちびき」をインスパイアした「セイコー アストロン」限定モデルを発売 - Engadget Japanese
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セイコーウオッチは11月11日、GPS ソーラーウオッチ「セイコー アストロン」の、準天頂衛星初号機「みちびき」からインスパイアされた限定モデルを発売します。限定2000本で販売し、価格は26万円(税別)。

<セイコー アストロン> 8Xシリーズ デュアルタイム 「みちびき」スペシャルエディション

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5 枚


「みちびき」は、2010年9月11日に日本から打ち上げられた準天頂衛星システム。準天頂衛星システムとは、複数の人工衛星で日本を含むアジア・オセアニア地域をカバーする地域的衛星測位システムのこと。

日本のほぼ真上、準天頂に長時間留まるよう設計された準天頂衛星初号機「みちびき」を利用すると、GPS信号が届きにくい見通しの悪い場所でも測位が可能に。さらに補強信号を利用し、測位精度を数cmまで高められるという。「みちびき」を含め、2018年度には4機体制、将来的に7機体制を目指して開発を進めています。現在は1機のみの運用で、東京付近では1日のうち仰角70度以上には8時間、仰角50度以上には12時間、仰角20度以上では16時間留まります。

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一方「セイコー アストロン」は、2012年に誕生した世界初のGPS ソーラーウオッチです。地球上のどこにいても緯度・経度・高度を特定し、すばやく現在地の正確な時刻を表示します。2014年に発売した8Xシリーズからは準天頂衛星システムを採用し、「みちびき」初号機に対応(2号機以降には非対応)。どんな姿勢でも受信しやすいセイコー独自の高感度アンテナである「リングアンテナ」、ダイヤルに太陽光が当たると5秒以内に自動で受信する時刻修正機能「スマートセンサー」との組み合わせで、高い受信性能を発揮します。

限定モデルの本製品では、それら機能を搭載しているのはもちろん、ボディにはオリジナルのデザインを施しています。文字盤の2時・10時の位置に「みちびき」のソーラーパネルに見立てたメタリックブルーの金属パーツを、6時位置には地球を表現したマザーオブパール(白蝶貝)のサブダイヤルを配置。宇宙空間をイメージしたオールブラックのケース・バンドとともに、時計全体で「宇宙空間に存在する地球とみちびき」を表現しているという。

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裏蓋には「みちびき」のロゴマーク、シリアルナンバーが印されています。

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ガラス部はサファイアガラス、ベゼルはセラミックスを素材に使用。ケースとバンドはチタンと一部セラミックスを素材としており、独自の新表面加工技術「スーパー ブラックダイヤシールド」を施しています。同社独自の表面加工技術「ダイヤシールド」と比べ約1.2倍の実用硬度(処理膜と素地を含めた硬度)を備え、傷が付きにくい作りとなっています。また、剥脱にも強く、色むらも抑えられているとしています。

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10気圧防水の防水性能、JIS耐磁時計1種の耐磁性能も備えています。ケースの外径は45.0mm、厚さは13.3mm。

画像提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA) SBXB103
セイコー、準天頂衛星初号機「みちびき」をインスパイアした「セイコー アストロン」限定モデルを発売
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