日本経済新聞アジア版が、Apple PayのFeliCa対応が2017年になると報じています。同紙はFeliCa開発元のソニーがApple PayのFelica対応のために技術的な協力をしていると伝えており、関係する各業種や金融機関とアップルの交渉がまとまれば、2017年にも段階的にiPhoneによるおサイフケータイ支払いを可能とする見込みだとしています。
さらに独自の情報で実績のあるアップル関連情報サイト Macお宝鑑定団 は、今夜のスペシャルイベントにFaliCa NetworksとJR東日本の関係者が招待されているとしており、Apple Payの日本上陸、FeliCa対応に関連する発表はあるとみて良さそうです。
iPhoneがFeliCa、つまりおサイフケータイに対応すれば、電車やバスなどの公共交通機関の利用からコンビニなど小売店での支払い、コンサートチケットの購入など多くの支払い手続きがiPhoneひとつあれば可能になります。日本で使われているスマートフォンの半数を占めるiPhoneだけに、本格的に導入されれば、日本国内のお金の流れ方を大きく変えることになるかもしれません。
Apple Payは現在、米国や英国、中国など、さらにこの夏にはフランスと香港(香港ドル)でもサービスを開始し、全部で9つの国と地域で利用可能となっています。日本国内でApple Payが開始されれば、10か国目の対応国となります。
ちなみに、GoogleもAndroid端末を使った支払いサービスAndroid Payをこの秋より日本国内で開始すると報じられています。今年後半から来年にかけては、我々の決済方法が大きく変わっていく時期になるのかもしれません。