9352944エジプトのイブラヒム・ハマトは、現在開催中のリオデジャネイロ・パラリンピックの卓球に出場し、大会を席巻している。その理由は、ラケットを口にくわえてプレーするからだ。



子ども時代に列車事故で両腕の肘から先を失ったハマトは、口でラケットを振る離れ業に挑戦した唯一の選手として、一線を画した存在となっている。


イブラヒム・ハマト選手 10歳の時に事故で両腕を失う





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初出場を果たした今回のパラリンピックでは、1次リーグで世界ランク4位のデビッド・ウェザリル、ドイツのトーマス・ラウの前に敗退したものの、43歳のハマトは充実感をみなぎらせていた。

ハマトは、「エジプトからパラリンピックに出場し、強豪選手と対戦できて幸せだ。うれしすぎて、今の気持ちは表現できない」と興奮さめやらぬ様子だった。

(source: AFPBB News - 両腕のないエジプトの卓球選手、離れ業でリオ・パラリンピックを席巻

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