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大炎上 | 蛍火の灯る頃に 1巻 山村に置き去りにされた家族たちのサバイバルホラー
 

蛍火の灯る頃に 1巻 山村に置き去りにされた家族たちのサバイバルホラー

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『月刊アクション』連載、「蛍火のる頃に」の1巻です。
うみねこep8で信用を失墜させた(らしい)竜騎士07が原作を担当。
  竜騎士07が信用失くした最大の原因は何だったの?
漫画は「背の眼」「6000ーロクセンー」などホラー作品で定評のある小池ノクトが描いてます。そういや「6000ーロクセンー」は海外で映画化という話を聞いたけどそれっきり何の音沙汰もありません。ポシャたのか?

昔からの しきたりがやたらと多い平坂村で一人暮らしをしていたお婆ちゃんが死んだことから、葬儀に来た月(ゆえ 表紙の女の子ね)たち家族。父親の兄弟と その子供たちも含めて計7名により葬儀は無事に終えることができました。けれど月にとって嫌なのはその後。
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酒に酔った父の弟が月を責めるのですよ。お前とお前の母親が1億を横取りしたのだろうと。実は月は後妻の娘。母親が会社の資金にとお金を借り続け、全資産1億を借りてから失踪したのでした。あ~、横溝正史 作品などで家族間のドロドロとした人間関係が事件を複雑化させる基礎となることがあります。この漫画でもこういうのを先に見せることで暗い印象を出してるわけですね。

月は耐えられず外で泣いていると、慰めるかのようにホタルが飛んでいた。それで幾分か気持ちを整えることができたものの、いま思えば このホタルから全てが始まっていたかもしれない──
夜、ふと目を覚ました月は家の中でもホタルが飛んでいるのを目撃。なぜ家の中に? と追いかけてみたら お婆ちゃんの遺体の周囲で飛んでいる。するとどうだろう!
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死んでるハズのお婆ちゃんの足が動き出したではないか! 布団を出て畳の上、そして廊下へと胴体を引きずる格好で足だけが動いて外に出て行ってしまった。夢なのか現実なのかわからないままその場で気を失う月です。
朝、遺体が無くなっていることに大騒ぎの家族たち。月は昨夜のことを話そうとするも信じてもらえそうもないことから言えないままです。でも問題はこれだけに留まらなかった!

外に出てみれば太陽が二つある! いくら田舎とはいえ虫や鳥の鳴き声が全くしない静寂ぶり。村の人間はペットも含めて全員が行方不明。更には電気・水道・電話(携帯)などのインフラが全く使えなくなっている異常ぶり。まるで月たち7人だけが別次元に飛ばされたかのようだ。

父親たちは脱出を図るも村から出られないことを知る。ハエ?の集団に襲われるも、それはハエではありませんでした。
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また鍬(くわ)の鉄さえ噛み砕く野犬の集団に襲われて絶体絶命のピンチに。そこに現れ助けたのは「ひぐらしのなく頃に」の登場人物を思わせる鷹野という女性でした。
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この鷹野、まるで「妖怪ハンター」の稗田礼二郎のような存在で、事態の全てを知っているかのよう。何をしにここに来たのか不明であり、キーパーソンであることは間違いないだろう。
蛍火の灯る頃に(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
小池 ノクト 竜騎士07
双葉社 (2016-09-12)
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コメント
この記事へのコメント
デビュー作が異例の大ヒットをすると、そのデビュー作が呪縛になってダメになる作家って多い
竜騎士07もそのタイプで、ひぐらしが越えられない壁になって諦めた感じがする
鷹野があの鷹野三四と同一個体だとしたら、うみねこみたいな何でもありの世界になりそう
単なるスターシステムで終わればいいんだけど
2016/09/13(火) 13:45 | URL | 名無し #-[ 編集]
「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」という短編がありまして、
そこでも鷹野三四らしき女が出てるそうですが、時系列に食い違いが出るそうなので結局スターシステムとして観られているそうです
今回のもその可能性はあるかも

しかし竜騎士07はすっかり同人だと見なくなったなぁ
2016/09/13(火) 19:44 | URL | 名無し #0M8gSwyE[ 編集]
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