にこ 花陽
1: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:08:21.45 ID:G9HjXfqe.net
7: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:12:05.18 ID:G9HjXfqe.net
花陽(27)
既婚者、パートのためににこにー弁当店に入る
おばちゃんのおにぎりが大好き
にこ(29)
大学卒業後、アイドルの道に進むものの、怪我で挫折
その後弁当屋を始める
唯一独身なのは内緒
おばちゃん(42)
花陽がくるまではただ一人のバイトだった 世話焼きな性格で様々な人から慕われている
既婚者、パートのためににこにー弁当店に入る
おばちゃんのおにぎりが大好き
にこ(29)
大学卒業後、アイドルの道に進むものの、怪我で挫折
その後弁当屋を始める
唯一独身なのは内緒
おばちゃん(42)
花陽がくるまではただ一人のバイトだった 世話焼きな性格で様々な人から慕われている
8: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:15:31.66 ID:G9HjXfqe.net
花陽「いらっしゃいませ! 今日もにこにー弁当屋のご利用、ありがとうございます!」
花陽「唐揚げ弁当ににこぱなセットですね…13時にヨシザキ様…はい」
花陽「ありがとうございます!」
花陽(これが私の今の日常)
花陽(とても充実した日々です でも…)
花陽「忙しすぎるよぉ~!」
花陽「唐揚げ弁当ににこぱなセットですね…13時にヨシザキ様…はい」
花陽「ありがとうございます!」
花陽(これが私の今の日常)
花陽(とても充実した日々です でも…)
花陽「忙しすぎるよぉ~!」
10: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:17:59.31 ID:G9HjXfqe.net
にこ「文句言わずに働きなさい! 後30分で休憩よ!」
おばちゃん「まあまあ にこぱなセットが登場以来、ずっとこの調子ですからね」
にこ「最近じゃ二人の時に回らないものね…」
花陽「うぅ…ダレカタスケテー!」
おばちゃん「まあまあ にこぱなセットが登場以来、ずっとこの調子ですからね」
にこ「最近じゃ二人の時に回らないものね…」
花陽「うぅ…ダレカタスケテー!」
11: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:22:00.24 ID:G9HjXfqe.net
花陽「お疲れ様でした!」
おばちゃん「お疲れ様、今日は鮭おにぎりよ」
花陽「今日も美味しそうです…」
おばちゃん「食べながらでいいから話を聞いてくれる?」
花陽「はい!なんでしょうか」
おばちゃん「最近この忙しさで三人じゃ手が回らなくてね…店長が新しいバイトを探すことにしたのよ」
にこ「誰かさんのおかげのうれしい悲鳴ってところね」
花陽「ありがとうございます…//」
にこ「そこで二人に一つ相談。」
おばちゃん「お疲れ様、今日は鮭おにぎりよ」
花陽「今日も美味しそうです…」
おばちゃん「食べながらでいいから話を聞いてくれる?」
花陽「はい!なんでしょうか」
おばちゃん「最近この忙しさで三人じゃ手が回らなくてね…店長が新しいバイトを探すことにしたのよ」
にこ「誰かさんのおかげのうれしい悲鳴ってところね」
花陽「ありがとうございます…//」
にこ「そこで二人に一つ相談。」
12: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:26:16.72 ID:G9HjXfqe.net
花陽「どんな人材が必要か、ですか…」
にこ「そう、この店の厨房は小さいから調理に関しては3人で十分、だから他の所を補う意味のバイトが欲しいのよ」
にこ「そこでこの3つまでに絞ったわ」
1.接客専門の看板娘
にこ「これに関しては結構な問題だったのよ」
にこ「三人とも調理に動いていて一々洗わなきゃ接客に移れなかったからね」
花陽「なるほど…確かにそうですね」
おばちゃん「私が中心に動いてたけど華がないからねぇ…」
にこ「そう、この店の厨房は小さいから調理に関しては3人で十分、だから他の所を補う意味のバイトが欲しいのよ」
にこ「そこでこの3つまでに絞ったわ」
1.接客専門の看板娘
にこ「これに関しては結構な問題だったのよ」
にこ「三人とも調理に動いていて一々洗わなきゃ接客に移れなかったからね」
花陽「なるほど…確かにそうですね」
おばちゃん「私が中心に動いてたけど華がないからねぇ…」
13: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:29:56.55 ID:G9HjXfqe.net
2.様々な新商品を閃くアイデアマン
おばちゃん「これは何とかなったんじゃないの?」
にこ「そうでもないのよ、にこは定番料理を作るのが得意なの」
にこ「創作、オリジナルに明るい人がいれば、きっとオンリーワンな店になっていくわ」
花陽「新しい食べ物ってワクワクします!」
にこ「だからこそ失敗でもいいからどんどんアイデアを出す人が欲しいのよね」
おばちゃん「これは何とかなったんじゃないの?」
にこ「そうでもないのよ、にこは定番料理を作るのが得意なの」
にこ「創作、オリジナルに明るい人がいれば、きっとオンリーワンな店になっていくわ」
花陽「新しい食べ物ってワクワクします!」
にこ「だからこそ失敗でもいいからどんどんアイデアを出す人が欲しいのよね」
15: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:36:02.10 ID:G9HjXfqe.net
3.店の経済状況を改善する会計役
にこ「見つめ直したらここを直すべきだったかもしれないわね」
にこ「一応店を開くためにある程度勉強したのだけどやっぱりどこかに無駄なコストがあるかもしれない」
おばちゃん「値段で勝負する以上はやっぱりコストは大きな課題ですよね」
花陽「店の経営って大変なんだね…」
にこ「発注の量や相手をうまく見つけられる人なら最高ね」
にこ「これが欲しいと思える人材ね」
おばちゃん「どれもとることはできないの?」
にこ「今は一人分しか余裕がないわね、二人の時給も上げたから」
にこ「見つめ直したらここを直すべきだったかもしれないわね」
にこ「一応店を開くためにある程度勉強したのだけどやっぱりどこかに無駄なコストがあるかもしれない」
おばちゃん「値段で勝負する以上はやっぱりコストは大きな課題ですよね」
花陽「店の経営って大変なんだね…」
にこ「発注の量や相手をうまく見つけられる人なら最高ね」
にこ「これが欲しいと思える人材ね」
おばちゃん「どれもとることはできないの?」
にこ「今は一人分しか余裕がないわね、二人の時給も上げたから」
17: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:38:57.48 ID:G9HjXfqe.net
にこ「さて、アンタはどれが必要だと思うの?」
花陽「私は…」
1.やっぱり看板娘ですっ!
2.アイデアマンが必要です
3.まずは会計役を雇いましょう!
以下5つで多数決
書き溜めはここまで
花陽「私は…」
1.やっぱり看板娘ですっ!
2.アイデアマンが必要です
3.まずは会計役を雇いましょう!
以下5つで多数決
書き溜めはここまで
18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:40:22.91 ID:iVIuHb1B.net
3
19: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:40:29.27 ID:dGHL2jRE.net
2
20: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:41:51.97 ID:2+u0ct62.net
1
21: 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:43:04.00 ID:0AIZ6hve.net
3
22: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:43:09.67 ID:r6Mw3BSA.net
1
24: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:44:15.94 ID:G9HjXfqe.net
3か1かで
>>26
>>26
27: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:49:16.47 ID:G9HjXfqe.net
花陽「会計役を雇いましょう!」
にこ「会計役ね、わかったわ」
おばちゃん「でもそんな数字に強いバリバリの人がバイトなんて探してるのかしら…」
にこ「この不況よ、大量にクビになった人が居たんだから少し時給をあげれば飛びつくはずよ」
花陽(そういえばあなたの会社って…)
花陽(でも新しい仕事見つけちゃったし…)
おばちゃん「新人さんに店の経理を任せるのも心配ねぇ」
にこ「ま、最初はにこが見張ってるわ」
にこ「会計役ね、わかったわ」
おばちゃん「でもそんな数字に強いバリバリの人がバイトなんて探してるのかしら…」
にこ「この不況よ、大量にクビになった人が居たんだから少し時給をあげれば飛びつくはずよ」
花陽(そういえばあなたの会社って…)
花陽(でも新しい仕事見つけちゃったし…)
おばちゃん「新人さんに店の経理を任せるのも心配ねぇ」
にこ「ま、最初はにこが見張ってるわ」
28: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:52:48.78 ID:G9HjXfqe.net
数週間後
にこ「……花陽」
花陽「にこちゃん? どうしたの?」
花陽「明日新しいバイトが来るわ」
おばちゃん「本当かい? あの条件で見つけるなんて…」
にこ「まあ能力に関しては問題ないわ」
にこ「まさかアイツなんて…」
花陽「?」
にこ「会えば分かるわよ」
にこ「……花陽」
花陽「にこちゃん? どうしたの?」
花陽「明日新しいバイトが来るわ」
おばちゃん「本当かい? あの条件で見つけるなんて…」
にこ「まあ能力に関しては問題ないわ」
にこ「まさかアイツなんて…」
花陽「?」
にこ「会えば分かるわよ」
32: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 21:59:15.24 ID:G9HjXfqe.net
翌日
にこ「紹介するわ 新しいバイトの…絢瀬さんよ」
絵里「…………」
花陽「絵里ちゃん⁉ どうして⁉」
おばちゃん「知り合いなのかい?」
絵里「…でよ」
花陽「?」
絵里「何で私が…リストラなのよぉ…」
にこ「ちょっと絵里⁉」
花陽(そういえば同じ会社だったこと、忘れてたよぉ…)
絵里「今まで上手く頑張ったのに…不況とはいえ一度のミスでリストラなんて…」
おばちゃん「訳あり…何だね」
にこ「紹介するわ 新しいバイトの…絢瀬さんよ」
絵里「…………」
花陽「絵里ちゃん⁉ どうして⁉」
おばちゃん「知り合いなのかい?」
絵里「…でよ」
花陽「?」
絵里「何で私が…リストラなのよぉ…」
にこ「ちょっと絵里⁉」
花陽(そういえば同じ会社だったこと、忘れてたよぉ…)
絵里「今まで上手く頑張ったのに…不況とはいえ一度のミスでリストラなんて…」
おばちゃん「訳あり…何だね」
34: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:03:19.66 ID:G9HjXfqe.net
にこ「なるほど、絵里もあの会社だったのね」
絵里「はい…」
にこ「そのミスでいくら損したの?」
絵里「3000万…」
花陽「3000万⁉」
絵里「損失分は貯金で返したけど…」
おばちゃん「職は失い 貯金は消えて…」
にこ「ちょっと不安になってきたわ…」
絵里「が、頑張ります」
絵里「はい…」
にこ「そのミスでいくら損したの?」
絵里「3000万…」
花陽「3000万⁉」
絵里「損失分は貯金で返したけど…」
おばちゃん「職は失い 貯金は消えて…」
にこ「ちょっと不安になってきたわ…」
絵里「が、頑張ります」
35: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:07:35.85 ID:G9HjXfqe.net
花陽「………」
絵里「……花陽? その」
花陽「絵里ちゃんがわざとやったわけじゃないのは分かってるよ」
絵里「…旦那さんには悪いことしたわね」
花陽「全く平気じゃないから…罰を与えるからね」
絵里「どんな罰も受け入れるわ」
花陽「今日から先輩と呼んでもらいます」
絵里「それで許してくれるなら………へ? 花陽?」
花陽「違うよ絵里ちゃん、花陽先輩、ですよっ !」
絵里「……花陽? その」
花陽「絵里ちゃんがわざとやったわけじゃないのは分かってるよ」
絵里「…旦那さんには悪いことしたわね」
花陽「全く平気じゃないから…罰を与えるからね」
絵里「どんな罰も受け入れるわ」
花陽「今日から先輩と呼んでもらいます」
絵里「それで許してくれるなら………へ? 花陽?」
花陽「違うよ絵里ちゃん、花陽先輩、ですよっ !」
36: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:10:29.97 ID:G9HjXfqe.net
にこ「……上手くいったようね」
おばちゃん「あらあら、分かってて雇ったんですね」
にこ「面接の時にね…かなり負い目を感じていたわ」
おばちゃん「ふふ…少し抜けてそうだけどしっかりしてそうじゃない」
にこ「そうね…やっぱり親友のピンチは助けたかったから」
にこ「ま、仕事はきっちりしてもらうけどね」
おばちゃん「あらあら、 手厳しい…」
おばちゃん「あらあら、分かってて雇ったんですね」
にこ「面接の時にね…かなり負い目を感じていたわ」
おばちゃん「ふふ…少し抜けてそうだけどしっかりしてそうじゃない」
にこ「そうね…やっぱり親友のピンチは助けたかったから」
にこ「ま、仕事はきっちりしてもらうけどね」
おばちゃん「あらあら、 手厳しい…」
38: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:17:21.22 ID:G9HjXfqe.net
花陽「いらっしゃいませー!」
絵里「いらっしゃいませ」
花陽「ダメだよ絵里ちゃん、ここはお弁当屋さんなんだから元気良く!」
絵里「わかったわ、花陽」
花陽「……」
絵里「…花陽先輩!」
花陽「そうですよ? これは罰なんですからね?」
にこ「絵里ー! 少し調理に回ってもらえる?」
絵里「了解よ!」
花陽「はい、海苔弁当に鮭弁当…550円になります!」
絵里「いらっしゃいませ」
花陽「ダメだよ絵里ちゃん、ここはお弁当屋さんなんだから元気良く!」
絵里「わかったわ、花陽」
花陽「……」
絵里「…花陽先輩!」
花陽「そうですよ? これは罰なんですからね?」
にこ「絵里ー! 少し調理に回ってもらえる?」
絵里「了解よ!」
花陽「はい、海苔弁当に鮭弁当…550円になります!」
39: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:21:26.08 ID:G9HjXfqe.net
にこ「それでここはまだ安くできるのね?」
絵里「はい、直通ルートを使えば1割は下げられると思います」
にこ「絵里、今はお客はいないんだから何時もの調子でいいわよ」
絵里「でもにこは雇い主で…」
にこ「アンタには会計を任せたんだからもっと自身を持ちなさい」
にこ「アンタが不安そうに喋るとこっちも不安になるわ」
絵里「にこ…」
絵里「じゃあ 遠慮なく言わせてもらうわね」
絵里「はい、直通ルートを使えば1割は下げられると思います」
にこ「絵里、今はお客はいないんだから何時もの調子でいいわよ」
絵里「でもにこは雇い主で…」
にこ「アンタには会計を任せたんだからもっと自身を持ちなさい」
にこ「アンタが不安そうに喋るとこっちも不安になるわ」
絵里「にこ…」
絵里「じゃあ 遠慮なく言わせてもらうわね」
40: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:26:59.96 ID:G9HjXfqe.net
絵里「先ずはここの光熱費、少し高すぎるわね」
にこ「へ? そうなの?」
絵里「きっと一世代古い物を使ってるからランニングコストが高くつくの」
絵里「確かに最新式は高いけど…一年二年考えるとプラスになるわ」
絵里「私のツテにいい製品を売ってるところがあるから紹介するわね」
にこ「なるほど…他には?」
絵里「次はこれ、この食料費よ」
にこ「ここにまだ無駄があるの?」
絵里「もっと安く売ってるところはいくらでもあるわ 例えばこの業務用ムネ肉…」
にこ「デカっ! それでこの値段なの?」
絵里「他にも野菜類だと…」
にこ「へ? そうなの?」
絵里「きっと一世代古い物を使ってるからランニングコストが高くつくの」
絵里「確かに最新式は高いけど…一年二年考えるとプラスになるわ」
絵里「私のツテにいい製品を売ってるところがあるから紹介するわね」
にこ「なるほど…他には?」
絵里「次はこれ、この食料費よ」
にこ「ここにまだ無駄があるの?」
絵里「もっと安く売ってるところはいくらでもあるわ 例えばこの業務用ムネ肉…」
にこ「デカっ! それでこの値段なの?」
絵里「他にも野菜類だと…」
42: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:31:22.87 ID:G9HjXfqe.net
絵里「いらっしゃいませ! ご注文をどうぞ!」
絵里「はい、ハンバーグ弁当に チキン南蛮ですね」
絵里「730円になります」
にこ「あと3つ分で南蛮あがりよ!」
絵里「お釣りの270円です 少々お待ちください」
花陽「絵里ちゃん!」
絵里「花陽…先輩」
花陽「もういいよ、 先輩呼びは」
絵里「え?」
絵里「はい、ハンバーグ弁当に チキン南蛮ですね」
絵里「730円になります」
にこ「あと3つ分で南蛮あがりよ!」
絵里「お釣りの270円です 少々お待ちください」
花陽「絵里ちゃん!」
絵里「花陽…先輩」
花陽「もういいよ、 先輩呼びは」
絵里「え?」
43: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:35:45.81 ID:G9HjXfqe.net
花陽「絵里ちゃん、私に負い目を感じてたでしょ?」
絵里「当たり前よ…私がミスをしたから!」
花陽「そうだよね 絵里ちゃんは責任感が強いからきっとそうだと思ってた」
花陽「でもね、本気で頑張って失敗した人を花陽は恨んだりしないよ?」
花陽「それでも絵里ちゃんはきっと責任を感じるから…罰を与えちゃいました」
絵里「花陽先輩…」
花陽「 27にもなって呼ばれるの、少し恥ずかしかった…けどね」
絵里「当たり前よ…私がミスをしたから!」
花陽「そうだよね 絵里ちゃんは責任感が強いからきっとそうだと思ってた」
花陽「でもね、本気で頑張って失敗した人を花陽は恨んだりしないよ?」
花陽「それでも絵里ちゃんはきっと責任を感じるから…罰を与えちゃいました」
絵里「花陽先輩…」
花陽「 27にもなって呼ばれるの、少し恥ずかしかった…けどね」
44: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:38:55.78 ID:G9HjXfqe.net
絵里「そっか…にこも花陽も私を思って…」
花陽「絵里ちゃん?」
絵里「花陽先輩!」
花陽「絵里ちゃん、もう大丈夫だって…」
絵里「もうすっかり慣れちゃったからこう呼ばせてもらうわ」
絵里「それに散々いじられたんだから…」
絵里「今度は私の番よ♪ 先輩♪」
花陽「絵里ちゃん?」
絵里「花陽先輩!」
花陽「絵里ちゃん、もう大丈夫だって…」
絵里「もうすっかり慣れちゃったからこう呼ばせてもらうわ」
絵里「それに散々いじられたんだから…」
絵里「今度は私の番よ♪ 先輩♪」
46: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:42:37.71 ID:G9HjXfqe.net
にこ「…全く世話の焼ける人ばっかりね」
おばちゃん「そんな人をほっとけない店長も店長ですよ」
にこ「うっさいわね…」
おばちゃん「今日は経理の相談の日でしたっけ?」
にこ「うっ…」
にこ「ち、ちょっと今日は体の調子が…」
絵里「にこ」
にこ「え、絵里…」
絵里「今日もみっちり、会議するわよ」
おばちゃん「そんな人をほっとけない店長も店長ですよ」
にこ「うっさいわね…」
おばちゃん「今日は経理の相談の日でしたっけ?」
にこ「うっ…」
にこ「ち、ちょっと今日は体の調子が…」
絵里「にこ」
にこ「え、絵里…」
絵里「今日もみっちり、会議するわよ」
47: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:47:41.77 ID:G9HjXfqe.net
花陽「今日もにこにー弁当屋は大繁盛!」
花陽「お店の利益も上がって安泰ですっ!」
にこ「にこのハートはボロボロにこぉ…」
絵里「あら、こんなにやり甲斐のある場所はなかなかないわよ?」
にこ「それって元々が雑ってことじゃないの…」
絵里「わかってるじゃない ならない分かるわよね?」
おばちゃん「店長、今日は妹の用事があるんですよね?」
にこ「! そうなの! 大事な用事が…」
絵里「へえ…なら仕方ないわね」
絵里「明日やりましょう?」
にこ「もう許して…」
花陽「お店の利益も上がって安泰ですっ!」
にこ「にこのハートはボロボロにこぉ…」
絵里「あら、こんなにやり甲斐のある場所はなかなかないわよ?」
にこ「それって元々が雑ってことじゃないの…」
絵里「わかってるじゃない ならない分かるわよね?」
おばちゃん「店長、今日は妹の用事があるんですよね?」
にこ「! そうなの! 大事な用事が…」
絵里「へえ…なら仕方ないわね」
絵里「明日やりましょう?」
にこ「もう許して…」
48: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:51:30.40 ID:G9HjXfqe.net
にこ「あ、そういえば一つ報告があるわ」
花陽「?」
にこ「ふふ…聞いて驚きなさい」
にこ「来月に名古屋の物産展に出店するのよ!」
おしまい
花陽「?」
にこ「ふふ…聞いて驚きなさい」
にこ「来月に名古屋の物産展に出店するのよ!」
おしまい
51: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/04/04(月) 22:55:21.33 ID:G9HjXfqe.net
因みにもし1なら…
穂乃果ちゃんがやってくる
人気が出てきたある日、彼女のストーカーが…
2を選んだ場合
海未ちゃんがやってくる
色んな創作料理の実験台にされるかよちんたち
になる予定でした
それではこれにて
穂乃果ちゃんがやってくる
人気が出てきたある日、彼女のストーカーが…
2を選んだ場合
海未ちゃんがやってくる
色んな創作料理の実験台にされるかよちんたち
になる予定でした
それではこれにて