9358722目を疑う出来事が繰り返された。秋場所3日目の9月13日、序ノ口の2番目に組まれた西29枚目・服部桜(式秀部屋)-西26枚目・錦城(九重部屋)戦。この1敗同士の取組で、服部桜がわざと敗れる行為を3度続けた。なぜ、このようなことが起きてしまったのか。



18歳の服部桜は、昨年秋場所初土俵。不戦敗を含めて22連敗スタートとなり、今年夏場所でようやく初勝利を挙げた。一方の錦城は序ノ口デビューながら、入門前はアームレスリングの全日本ジュニア2位の実績を持つ18歳。

師匠の式秀親方は「細い体(1メートル80、64・4キロ)で相撲経験がない中、1年やってきて首が痛くなった。相手に対して萎縮してしまった」と説明した。


話題となっている 服部桜と錦城の一番



服部桜


服部桜は自らが角界入りを希望し、家族の承諾を得て式秀部屋に入門。相撲教習所では、卒業式の際に皆勤賞をもらっている。

二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は今回の出来事を受けて、14日に式秀親方から事情聴取。きちんと指導するように口頭で注意した。

式秀親方は「相撲を取るのであればプロですから、今後は様子を見て休場というのも考えないといけない。相手に対しても失礼だから」と本人の気持ちをくんだ上で今後について判断するもようだ。

(source: スポニチアネックス - 序ノ口で起きた“あってはならない出来事”について考える

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服部桜のわざと負ける行為 今回が初めてではなかった