ダリが描いた「不思議の国のアリス」は想像以上に摩訶不思議

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サルバドール・ダリは、スペイン出身の画家でシュルレアリスムの代表的なアーティストとして知られていますね。当サイトでも以前に、ダリが制作した多くの作品を紹介してきました。


独特のフォルム。シュルレアリスムの天才画家「サルバドール・ダリ」がデザインしたカトラリーセット

【珍】独創的。最愛の妻に捧げられたダリの奇想天外な料理本「ガラの晩餐」

天才画家サルバドール・ダリの描いた十二星座

メージが崩壊し再構築されいく・・・ダリが描いた「ドン・キホーテ」が衝撃的

ダリは、1969年にあのルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の挿絵を手がけています。限定2500部で出版されており、かなり希少な作品ではありますが、「不思議の国のアリス」誕生150年を記念して2015年にプリンストン大学出版局によって再版されています。

ダリの特有のモチーフであるお馴染みの時計や地平線などが登場しますが、なぜか、主人公のアリスはなぜか常に縄跳びをしているというかなりおかしな光景を描いています。

アリス自体にはあまり興味がなかったのか、黒の線描で端的に表現されており、あまり、というか全然、描きこみはされていません。しかも、画面の隅の方に申し訳程度に描かれているという、消極的とも言える構成です。普段の絵画作品ではなく、挿絵ということもあり、ダリなりの解釈があったのだと思われます。






芋虫からの助言(Advice From a Caterpillar)

うさぎの穴に転がる(Down the Rabbit Hole)

涙のプール(The Pool of Tears)

クイーンのクロケットグラウンド(The Queen’s Croquet Ground)






コーカスレースと長いお話(The Caucus Race and a Long Tale)

うさぎはトカゲのビルを送り出す(The Rabbit Sends in a Little Bill)

豚とこしょう(Pig and Pepper)






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