みほ「ハーレム・ウォー!」
- 2016年09月18日 21:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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<アリガトウゴザイマシター
みほ「この学園艦にファミリーストアができるなんて思わなかったなあ。…あっ、沙織さん。おはよう」
沙織「おっはよーみぽりん!…なぁに、またコンビニでお昼買ったの?」
みほ「うん、これまでとは違った品物がたくさんあって面白いの」
沙織「あのね?前から思ってたけど、育ち盛りの高校生が出来合いものばっかりってのは感心しないよ?ちゃんと手作りのもので、栄養のバランス考えて食べなきゃ」
みほ「あ、うん…そうだとは思うんだけど、沙織さんみたいに料理上手じゃないから…」
沙織「もー、女の子がそんなんじゃダメだよ!…でもみぽりんは別に出来なくってもいいかな?はい、これ!」
みほ「…お弁当?もらっちゃっていいの?」
沙織「うん!お昼に一緒に食べようね!それから夕ごはんも、明日の朝ごはんも私が作ってあげるから!」
みほ「ありが…ええっ!?そんな、悪いよ…」
沙織「いいの、いいの!今から一緒のもの食べてれば、味の好みも一緒になるでしょ?結構結婚してからそれでモメる夫婦って多いんだってー」
みほ「…はぇ?」
優花里「西住殿!武部殿!おはようございます!」
みほ「あ、おはよう…あ、えーと…」
優花里「おやおや、そのお弁当は…何を恥ずかしがってらっしゃるんです?よっ、ニクいですねえ」
沙織「おはよ!えへへー、5時に起きて頑張っちゃったもんね!」
みほ「えっ」
優花里「ああ、心配しないでください、私は母が持たせてくれましたし…明日は私が西住殿の分も昼食をご用意させていただきますから!」
みほ「…えぇ?」
沙織「あー、その手があったかぁ!お弁当もいいけど作りたてには敵わないよねぇ」
優花里「もちろん、お部屋にお邪魔するときはちゃんと普通に調理したものをお出ししますから、ご安心くださいね?」
みほ「優花里さん野営食以外も作れるんだ…ってそうじゃなくて、二人とも何を言ってるの?」
みほ「ああ、華さん…おはよう、ちょっと…」
華「はい?」
みほ「なんだか二人の様子がおかしいんだけど…華さん何か知らない?」
華「ああ、今日からでしたね。優花里さんの次はわたくしですから、楽しみにしていてくださいね?」
みほ「へっ!?」
華「以前から思っていましたが、みほさんは少々痩せすぎです!それでは一家の柱を支える、立派なお母さんになれませんよ?」
みほ「お母さん!?あの、ちょっと気が早すぎるんじゃ…」
沙織「ちょっとぉ、二人でなにコソコソ話してるの?ほら、遅刻しちゃうよ?」ガシッ
優花里「まだ大丈夫ですよ!朝の登校も大切な交流の時間ですしね?」ガシッ
みほ「え、ちょ、ちょっと…」ズルズル
華「……」スッ
みほ(3歩下がって着いて来てる…いったいなんなのこれ…)
みどり子「なにやってるのあなたたち!あまり朝から風紀を乱すような真似をしてもらうと困るんだけど、しかも時期生徒会役員と戦車道の隊長が揃いも揃って…」
みほ「え、えーと…あ、麻子さん」
麻子「…おはよう…西住さん…」
沙織「おはよ麻子、今日はちゃんと起きられたんだね?」
麻子「ああ…西住さんより先に寝てもいけないし、後に起きてもいけないからな…結局ずっと起きていた…」
みほ「ええっ!?大丈夫なの?っていうかそれどういうことなの…?」
麻子「西住さんが応援してくれれば頑張れる…それと、おばぁにはいつ会ってくれるんだ?」
みほ「ふぇっ!?」
麻子「料理はまだあまりできないが…これからおばぁに習うつもりだ。賑やかで暖かい家庭にしよう」
みどり「ちょっと冷泉さん!そ、それを言うなら私だって…きっと西住さんの子供なら賢い子に育つでしょうね…///」
モヨ子「きっとかわいい子よね…男の子でも、女の子でも…」
希美「でも、ひょっとしたらお姉さんみたいに凛々しいかも…それはそれで素敵」
みほ(あんこうチームのみんなも、カモさんチームまでこんな調子じゃ…相談できそうなのは…)ダッ
優花里「あ、西住殿!?どこへ?」
みほ「今日日直だったの忘れてたの!みんなは気にしないでゆっくり来て!」
華「同じクラスですのに…嘘の付けない方ですね?うふふ…」
杏「おはよー、どしたの血相変えて」
みほ「おはようございます…よかった、会長はいつも通りですね。なんだかみんなの様子がおかしくて…夫婦とか、家庭とか、こ、子供とか…」
杏「あはは!モテる女はつらいねぇ~」
みほ「いや、モテるって…女の子同士じゃないですか」
杏「あれ?西住ちゃんそういうのダメな人?…残念だな…」
みほ「はっ?」
杏「ほら、こっちおいで?怖くないよ、ほぉら、いい子いい子…私がぜーんぶ教えてあげるからね…」ナデナデ
みほ「っ…失礼しましたっ!!」バタン!
桃「おい!待て西住」
みほ「河嶋さん!あの、みんなが、会長が…!」
桃「分かっている。会長の誘いを断るとは…見上げた根性だな西住」
みほ「いや、あの…」
桃「つまり…私のほうがいいってことなんだよな…?///」
みほ「ああ、河嶋さんまで…」
柚子「もう、桃ちゃんたら強引だよ!西住さん困ってるじゃない」
みほ「小山さん!あの」
柚子「怖かったね?もう大丈夫よ、一人で頑張ったね…えらかったね…」ギュゥゥ
みほ「」
梓「隊長、ずっと前から好きでした!結婚してください!」
あや「あっ、私もー」
あゆみ「私も!」
佳利奈「私だって!」
優季「あ、じゃあ~、一日ずつ結婚してぇ、一日はお休みってことにしませんかぁ?」
紗希「……」ギュッ
典子「行くぞ!隊長にアタックだ!」
忍「ブロックは任せてください!」
あけび「隊長!私の気持ち、受け取ってください!そーれっ!」
妙子「あっ、アウトになった…さぁ隊長、次はそちらのサーブからですよ!受け止めてみせます!」
カエサル「隊長、私たちと新しい歴史のページを綴ろう」
左衛門佐「子供の名前は何にする?幸村なんてどうだ?」
おりょう「いや、やはり私たちの出会った学園艦にちなんで竜馬と名付けるぜよ」
エルヴィン「小次郎だな。隊長に似て勇ましい子に育つだろう」
「「「それだ!!!」」」
ねこにゃー「あっ、西住さん…あのね、前からボクね…あの…」
ぴよたん「ああもうじれったいっちゃ!好きだって、お前が欲しいって言ってやるっちゃ!」
ももがー「どうせ聞こえるなら聞かせてやるナリ!小さな鏡を一つ買って、ほほ笑む練習はしてきたナリよ!」
ナカジマ「あ、隊長ー、隣空いてますよ?」
ホシノ「いや、ここはキューポラを開けておくべきなんじゃないの?ちょうどウチ一人足りないし」
スズキ「熊本までドライブしようか?休憩は途中でさ…」
ツチヤ「そんな遠くにいかなくてもさ、大洗にオヤジさんがいるから会いに行こうよ!」
<タイチョウー
<ニシズミサーン
<ドコー?
みほ「もう何も聞きたくない…あれ、携帯にメッセージが…ああ、これどうやって見るんだっけ…沙織さん、には聞けないし…あっ電話…エリカさん?」
エリカ『もうっ!早く返信しなさいよ!』
みほ「ご、ごめん…携帯変えたばっかりで…友達が生徒会役員になったから連絡しやすいようにスマホにしたの」
エリカ『とにかく、すぐに会えない?うちの学校、みんな様子がおかしいの!』
みほ「黒森峰も!?うちのみんなも様子がおかしくって…」
エリカ『大洗も…?はぁっ、ならちょっと荒っぽい手を使うから、待ってなさい!』
バラバラバラバラバラ…
みほ「ドラッヘ!行かなきゃ…っ!」
エリカ「早く乗って!」
沙織「あーっ!みぽりんがさらわれちゃった…略奪愛!?やだぁ、燃えてきちゃう~!」
みほ「ありがとう逸、エリカさん…」
エリカ「…しまった!あなた、私を見て何か思うことはない?」
みほ「え?…すごい格好だなあとは」
エリカ「なっ!///しょうがないでしょ!切羽詰まってどうにか飛び出してきたんだから!じゃなくて…それだけ?」
みほ「ええと、ごめんなさい。…何て言えば正解なのかな?」
エリカ「もういいわ、あなたが正常かどうか知りたかっただけだから」
みほ「その…正常じゃなかったらどうなるの?黒森峰のみんなはどんな様子?」
エリカ「あまり言いたくないんだけれど…その……ナッタノヨ」
みほ「え?ちょっとよく聞こえないんだけど」
エリカ「…襲われそうになったの!!///」
みほ「はぇ!?…それ、お姉ちゃんも…?」
エリカ「…そうよ」
~早朝
~黒森峰女学園
シュンシュンシュン…カチッ コポポポ…
エリカ「…うん…はっ!?えっ、外が明る…寝過ごした!?ああもう、なんで目覚まし鳴らなか…何よこの格好!?」
まほ「おはよう、エリカ。少し待て、コーヒーを淹れてる」
エリカ「お、おはようございます!?すみません、すぐ支度します!」
まほ「いいさ、今日ぐらいのんびりしよう」
エリカ「は、はぁ…あの、それよりなぜ私の部屋に居るんですか?」
まほ「なぜって…なんだ、忘れてしまうくらい夢中だったのか?」ズイ
エリカ「えっ、えっ!?」
まほ「しょうがないやつだな…思い出させてやろう」
エリカ「失礼します!!」バッ、ガチャン!
エリカ(どういうことなのよ!?とっさにジャージの上だけ取ってきちゃったけど…)
小梅「あ、副隊長。今日はゆっくりでしたね?」
エリカ「ご、ごめん。それより!隊長の様子がおか」ドン!
小梅「隊長…?ふふ、エリカさん。私の前で他の女の人の話なんてしちゃダメでしょ?」
エリカ「…は?ちょっ、顔近っ!」
小梅「だいたいなんなのその格好は、…誘ってるんですか?」ジィィィィ
エリカ「なわけないでしょ!?ちょっ、開けないでよ!ああもうっ!」
黒森峰生「お、逸見ー。朝からいいもん見せてくれるねえ。あとでウチの部屋来いよー?」
黒森峰生2「セ、センパイ///そんな大胆な///」
黒森峰生3「ふ、副隊長!もう辛抱たまりません!」
エリカ(どいつもこいつも話にならないじゃない!ええと、悪戯にしては手が込んでるし…学外の誰か…元ふ、みほならなにか知ってるかしら…?)
エリカ「…と言うわけ」
みほ「うわぁ…ええと、お姉ちゃんが迷惑をかけちゃって…」
エリカ「あなたに謝られてもね…とりあえず、他の学校がどうなってるかも知りたいところだけど、まともそうな人に心当たりある?」
みほ「うーん…ケイさんやダージリンさんはどうかな?」
エリカ「聖グロはもとからして怪しいし…サンダースにしましょう」
みほ「あ、うん。えっと…ケイさんの番号は…」
エリカ「…ちなみに、あなたは
コメント一覧
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- 2016年09月18日 22:04
- ニーナにバブりてぇよなぁっ
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- 2016年09月18日 22:47
- エリカとアリサのコンビは貴重
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- 2016年09月18日 22:53
- 割といつも通りなノンナさん
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- 2016年09月18日 23:00
- みぽりん確か以前あんこうチームとヤンデレハーレム作ってたような。
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- 2016年09月18日 23:30
- え、結局ハーレムは何だったの?演技ってこと?なんでそんなことしたの?元スレだと解説されてんのかな
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