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まあ、たしかに
そのうち、ホール企業が勝ち残るための考え方について言及した三井氏は、「皆が同じように、減少するインカムに合わせて、集客や機械コストなど、経費を下げ帳尻を合わせている状況だ。しかし、同じことをやっていては、良くて現状維持。それにお金がなくなると、すぐに人の接客などが重視されがちだが、新台を導入するということは、顧客に対する遊技機を通じた接客でもある。これを削減すると、来店客の目にどのように映るかを考えるべき」と、闇雲な経費削減を進めることに懸念を示し、メリハリをつけた再投資の重要性を訴えた。

またパイオニアの酒井氏は、5.9号機時代を来年に控えるなか、30パイを導入すること自体が差別化に繋がると推奨。「運用は努力型で手間がかかるかもしれないが、一度顧客の囲い込みに成功すれば、店舗運営に与える影響は大きい」と導入のメリットを強調した。

さらにパチンコビレッジの村岡氏は、9月までのパチンコ、パチスロの販売状況を振り返りながら、今年トータルでの総販売台数について、「パチンコでは前年比10〜15%減、パチスロではおよそ30%減」との推計を披露。来年以降についても、「今年以上に、機械が売れない年になるのではないだろうか」との見通しを示すなどした。

全遊振が例会、三井会長が再投資の重要性を指摘
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