【ガルパン】みほ「にしずみみほ5才です!」
- 2016年09月19日 22:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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沙織「ゆかりん、おすわり」
優花里「くぅーん......」
麻子「それで、西住さんはどうしてこんなことに?」
みほ「もじゃもじゃー」
優花里「あぁっ!西住殿あたまわしゃわしゃしないでください!」
杏「いやぁ、それがねぇ、かぁしまが間違って『ふしぎなあめ』を西住ちゃんにあげちゃったみたいでさ」
華「レベルが上がりそうな名前ですね」
桃「本当にすまないと思っている」
柚子「今、聖グ口リアーナに『青いキャンディ』を取りに行ってもらってるから」
杏「それまで西住ちゃんのお世話をみんなにお願いしたいんだよねぇ」
優花里「分かりました!しっかりと育ててみせます!」
沙織「ゆかりん、元に戻るまでの間だからね?」
桃「.....お前ら育児をバカにしすぎだ」
柚子「そうだよ、子供を育てるって大変なんだよ」
華「お二人の目がうつろに......」
麻子「一体何があったんだ?」
沙織「まぁ、子供のみぽりんって大人しそうだし1日くらいなら大丈夫だよ」
優花里「それで、小さい西住殿はどこにいるんです?」
沙織「え?さっきまでゆかりんと一緒にいたじゃん」
麻子「どこにもいないぞ」
全員「え?」
沙織「どこに行っちゃったのかな?おーい、みぽりーん」
華「子供の足ですからそう遠くへは行ってないと思いますが」
麻子「子供は好奇心旺盛だからな。地下ブロックに迷い込まれると大変だぞ」
沙織「想像したくないかも、手分けして急いで探そう!」
優花里「了解であります!」
紗希「.......迷子」
あゆみ「あ、ほんとだ。あれ?この子誰かに似てない?」
あや「あ、西住隊長じゃない?」
優季「本当だぁ、そっくりかもぉ」
桂利奈「親戚の子かな?」
あゆみ「あなたお名前は?」
みほ「にしずみみほです!」
梓「え?隊長と同じ......」
その時、澤梓に電流が走る.......っ!
梓(この子、隊長だ!匂いが同じだもん!!)
閃き、圧倒的閃きッ!
遭遇からわずか5秒.....気づく、この状況、自分がすべきことに.......ッ!
あや「隊長の親戚の子っぽいし、隊長探す?」
優季「えぇっとぉ、隊長じゃなくてあなたのお名前はぁ?」
みほ「えー、みほはみほだよ?」
桂利奈「話噛み合わないね」
梓「もー、しょうがないし、一旦わたしたちで面倒見よ?」
あゆみ「え?風紀委員か生徒会に言った方がいいんじゃ.....」
梓「わたしたちで、面倒見よ?」ズンッ!
あゆみ「う、うん。そうだね」
みほ「わぁ、ありがとー」
あや「いいのかなぁ、わたし達授業サボっちゃてるけど......あ、やめて、メガネ外そうとしないで」
梓「はい、ボコだよぉ」
みほ「あ、ぼこー」
あゆみ「それよりこの子名前どうしよっか?結局わかんないまんまだし」
優季「小さい西住隊長だからぁ、チビ住ちゃんとかぁ?」
紗希「.....ミニ住隊長」ボソ
梓「あ、名前なんだけど、将来子供につけようと思ってた名前の候補があるんだ!」
あゆみ「うわ、紙にびっしり、画数の姓名判断まで.....ん?なんで苗字が全部西住......あ、うん。なんでもない」
梓「うん、大丈夫!きちんと責任を持って育てるから!」
あや「いや、まだ高校生だし」
あゆみ「それ以前に犬や猫じゃないんだから......」
紗希「......」
みほ「ねぇ、あそぼー」
優季「いいよぉ、何しよっかぁ?」
桂利奈「戦隊ごっこ?」
あや「それ男の子の遊びじゃん」
梓「......かくれんぼとかどうかな?」
あゆみ「あ、子供の遊びっぽくていいかも」
あや「え?じゃんけんで決めないの?」
梓「ほら、かくれんぼで隊長がどこ行ったか分かんなくなったら大変だし」
桂利奈「そっか、それもそうだね!」
あゆみ「それじゃ、ちび住ちゃん、10数えてね」
みほ「はーい、いーち、にーぃ」
優季「隠れなきゃあ」
梓「......」
梓(計画通り)ニヤリ
みほ「じゅーう、もういいかーい?」
梓「まーだだよ」
梓(あとは、小さい隊長にわたしのことを好きになって貰えば仮に元に戻っても隊長はわたしのことが好きなはず......ッ!)
梓(名付けて光源氏作戦ですっ!)
みほ「もーいーかぁ、きゃっ!」
梓「......え?どうしたの?」
桂利奈「あぁっ!紗希がちっちゃい西住隊長連れてってる!」
あや「えぇっ?!」
梓「しまった!鬼がもう一人いた!」
あゆみ「あぁっ!梓しか見張ってなかった!」
優季「どうしよぉ、鬼ごっこに変更?」
紗希「.......」
紗希「.......鬼ごっこ」
みほ「え?」
紗希「.......みんなわたしが見つけたから、わたしと隊長..........みほちゃんが逃げる」
みほ「えー?かくれんぼじゃないよ?」
紗希「......じゃあ、隠れよっか」
みほ「うーん、わかった!」
紗希「.......」ニコッ
あゆみ「ううん、いない」
優季「どうしよぉ」
沙織「あれぇ?うさぎさんチームじゃん、どうしたの?」
あゆみ「あ、武部先輩」
あや「実は隊長そっくりの女の子にあったんですけど」
沙織「え?みぽりんに会ったの?」
梓「やっぱりあれ西住隊長だったんですね!」
沙織「う、うん」
優季「えぇ?どういうことぉ?」
沙織「実はこれこれこういうことがあってね」
桂利奈「ミライースだ!」
あゆみ「それならわたし達も探すの手伝います!今紗希と一緒にいるはずなんで」
みほ「.......」
紗希「.......ついた」
みほ「まっくら......あ、せんしゃだー!」パタパタ
みほ「ねぇねぇ!II号は?みほII号すきなのー!」
紗希「.......II号はない」
みほ「そっかぁ」シュン
みほ「みほね、おねえちゃんとII号でお出かけするんだ」
紗希「.......そう」
紗希「.......おねえちゃん」
みほ「ん?」
紗希「.......わたしも、おねえちゃん」
みほ「おねえちゃん?」首かしげ
紗希「.......そう」
紗希「わたしが、おねえちゃん」
みほ「おねえちゃん!」
紗希「.......」ニコッ
沙織「ううん、いない」
麻子「こっちもダメだ」
華「私もです」
沙織「あ、でも、うさぎさんチームが先に会ったんだって。紗希が一緒にいるって」
優花里「丸山殿が?」
沙織「うん、だから変なところには迷い込まないと思うけど」
麻子「それなら安心だな」
優花里「あ、そうそう。こういう時に役立ちそうな方と連絡が取れました」
沙織「え?誰だれ?」
まほ『わたしだ』
華「まぁ、みほさんのお姉さん」
まほ『話は聞いた。子供の頃のみほは今のみほと違って活発な子だから、目を離すとすぐにどこかへ行ってしまう』
まほ『それで、もしはぐれてしまったらまずは戦車を探すといい』
優花里「戦車、ですか?」
まほ『みほは戦車が好きだった。よく一緒にII号に乗って遊びに行ったわ』
麻子「そういうことなら」
華「戦車車庫、ですね」
あゆみ「もう、紗希ーっ!って言うか、梓もどこ行ったのっ!?」
あや「みんな、武部先輩から隊長戦車車庫にいるかもって!」
桂利奈「戦車車庫?」
あや「みんなそっち探すからわたし達も来てって。それからまた手分けしようって」
あゆみ「わかった。それじゃあ、戦車車庫に。あと梓知らない?」
優季「他のところ探してるのかもぉ」
あや「それじゃあ、わたしメールしとくね」
あゆみ「よぉし、紗希と西住隊長探しながら行くよ!」
桂利奈「あいあいあいっ!」
沙織「うさぎさんチームももうすぐ来るって」
麻子「ん、澤さんがいるな。うさぎさんもこのあたりを探してたのか?」
沙織「あれぇ?校舎にいるって言ってたんだけど」
華「別行動なのかもしれませんね」
沙織「おーい、あずさちゃーん」
梓「あ、先輩!(しまった、一歩遅かった)」
優花里「澤殿もこれから戦車車庫に?」
梓「は、はい。隠れるならここかなって」
麻子「まるで犯人の思考だな」
沙織「もう!麻子!」
梓(す、鋭い)
華「あ、紗希さんもいらしたみたいですよ」
梓「えっ?」
紗希「......」
優花里「丸山殿ぉ!西住殿はどこですか?」
紗希「......」
紗希「.......」
梓「紗希?」
紗希「.......隊長、いなくなった」
全員「え、えぇっ!!?」
おりょう「拾ったぜよ」
みほ「もじゃもじゃー」
おりょう「イタタタ、痛いぜよ。やめて」
カエサル「どことなく西住隊長に似ているな」
左衛門左「あぁ、そっくりだ」
おりょう「隊長の親戚ぜよ?」
エルヴィン「かもしれないな」
カエサル「キミ、お名前なんていうのかなー?」
みほ「にしずみ
コメント一覧
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- 2016年09月19日 22:57
- 砲塔にダイコン突っ込んでそうなみほだな
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- 2016年09月19日 23:20
- 前回からそうだけど作者はダイハツ党かなにか?
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