9360999「貧困女子高生」を報じたNHKニュースについて、ネットメディアが「やらせ」「捏造だ」などと報じ、その後に事実誤認だったとして謝罪した。社長は毎日新聞の取材に、「ネット上の書き込みを丸ごと信用してしまった。チェック体制が甘く構造的な問題があった」と説明した。



ネットメディア「ビジネスジャーナル」は同月25日、「女子高生の部屋にはエアコンらしきものがしっかりと映っている」と報じ「NHKのコメント」も載せた。

同月31日に「お詫(わ)びと訂正」を出して「エアコンはなかった」と記載し、NHKに取材していなかったことも明らかにした。


話題となった「貧困女子高生」騒動



「貧困女子高生」めぐりNHKに謝罪 ビジネスジャーナル「『回答』は架空」


「サイゾー」の揖斐憲(いびただし)社長


運営する「サイゾー」の揖斐憲(いびただし)社長(44)は「NHKから指摘されて発覚した。あまりにもお粗末だった」と述べ、石崎肇一編集長を更迭する方針を示した。NHKには「高校生に直接謝罪したい」とも伝えているという。

揖斐氏によると、編集長ら社員3人が30人程度の外部執筆者の原稿を受け取り、1日10本程度の記事を配信してきた。

「記事量とチェック体制のバランスが欠けていた。コストをかけずにPVを稼ぐため、記事本数で賄おうとする無料ネットメディアの構造的問題もある」と話した。

(source: 毎日新聞 - ネットメディア誤報 影響力自覚した取材とチェック態勢を

関連リンク: 「貧困女子高生」がNHKの取材に応じた経緯

総統閣下は貧困JKの件にお怒りのようです